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31 追試
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この状況が不安で怖くて、助け起こそうとしてくれたヤマの顔を見上げた途端。
そのギラギラ輝く瞳に意識が吸い込まれ、怒濤のごとく注がれるヤマのフェロモンに飲み込まれてしまう。
「抱きたい」「カナは俺のものだ」「組み敷いてやる」「啼かせたい」「牙を刺したい」「早く抱かせろ」
頭の中が、ぐちゃぐちゃに掻き回され。
優先順位、思考の全てが書き換えられていく。
ヤマに抱かれること以外、何も考えられなくなる。
ヤダ、ヤダ、怖イ・・・
俺が俺で居られなくなるっっ
快感による上昇と、乗っ取られそうな恐怖に近い落下を繰り返す意識の揺さぶり。
「も、ごめん、ごめんな、カナ」
言葉では謝りながらも重なった唇は荒々しく。
間近で見上げた見開かれた瞳はより一層妖しく煌めき、ヤマも熱に浮かされているのが伝わってきた。
口内にヤマの牙と舌が襲いかかってくるが応える余裕すらない。
クチュクチュ、ピチャピチャ、口を開けてされるがままを受け入れながら、ヤマの指がうなじに触れただけで一度目の射精を迎える。
「んんっ・・・ハッ、やら、ヤマ、待ってぇ。
な、なんか、おかしぃ」
舌っ足らずの声も。
焦点が合わない視界も。
射精前と全然変わらないどころか、もっともっとと押し上げ、抉じ開けられていくような途切れない性欲も。
過多すぎて、手に負えない。
そのギラギラ輝く瞳に意識が吸い込まれ、怒濤のごとく注がれるヤマのフェロモンに飲み込まれてしまう。
「抱きたい」「カナは俺のものだ」「組み敷いてやる」「啼かせたい」「牙を刺したい」「早く抱かせろ」
頭の中が、ぐちゃぐちゃに掻き回され。
優先順位、思考の全てが書き換えられていく。
ヤマに抱かれること以外、何も考えられなくなる。
ヤダ、ヤダ、怖イ・・・
俺が俺で居られなくなるっっ
快感による上昇と、乗っ取られそうな恐怖に近い落下を繰り返す意識の揺さぶり。
「も、ごめん、ごめんな、カナ」
言葉では謝りながらも重なった唇は荒々しく。
間近で見上げた見開かれた瞳はより一層妖しく煌めき、ヤマも熱に浮かされているのが伝わってきた。
口内にヤマの牙と舌が襲いかかってくるが応える余裕すらない。
クチュクチュ、ピチャピチャ、口を開けてされるがままを受け入れながら、ヤマの指がうなじに触れただけで一度目の射精を迎える。
「んんっ・・・ハッ、やら、ヤマ、待ってぇ。
な、なんか、おかしぃ」
舌っ足らずの声も。
焦点が合わない視界も。
射精前と全然変わらないどころか、もっともっとと押し上げ、抉じ開けられていくような途切れない性欲も。
過多すぎて、手に負えない。
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