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33 指輪
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「えっと、じゃあ、みどりちゃんのことを・・・」
「ハルちゃん、自分で話すわ」
みどりちゃん、と呼ばれた女性は。
編み込まれた髪をレースのシュシュで品よく纏めた髪が乱れてないか確認し、椅子から立ち上がった。
「倭人様、奏様、今日は突然ごめんなさい。
初めまして・・・な気はしないんだけど、梅田 みどりです。
私のことは、みどりって下の名で呼んでね」
明るい笑顔にハキハキした口調。
みどりさん、は、悪い人には見えない。
遥馬さんのお姉さんか。
さすがに、清人さんの番相手の家族構成までは調べていなかった。
みどりさんは、遥馬さんの近くまで寄るとこそっと耳許で囁きその肩をこづく。
遥馬さんも、みどりさんの肩をこづき返して微笑み合う。
二人は似てない姉弟だが、すごく仲が良いのは伝わってくる。
清人さん、家族でも遥馬さんに近付かれるのは嫌なのか・・・俺もヤマのフェロモンで、弟の咲夜を抱っこ出来ずにいるんだからその辺りは似ているのかもしれないな。
「ハルちゃん、自分で話すわ」
みどりちゃん、と呼ばれた女性は。
編み込まれた髪をレースのシュシュで品よく纏めた髪が乱れてないか確認し、椅子から立ち上がった。
「倭人様、奏様、今日は突然ごめんなさい。
初めまして・・・な気はしないんだけど、梅田 みどりです。
私のことは、みどりって下の名で呼んでね」
明るい笑顔にハキハキした口調。
みどりさん、は、悪い人には見えない。
遥馬さんのお姉さんか。
さすがに、清人さんの番相手の家族構成までは調べていなかった。
みどりさんは、遥馬さんの近くまで寄るとこそっと耳許で囁きその肩をこづく。
遥馬さんも、みどりさんの肩をこづき返して微笑み合う。
二人は似てない姉弟だが、すごく仲が良いのは伝わってくる。
清人さん、家族でも遥馬さんに近付かれるのは嫌なのか・・・俺もヤマのフェロモンで、弟の咲夜を抱っこ出来ずにいるんだからその辺りは似ているのかもしれないな。
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