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33 指輪
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「この離れに関する雑用含め、ほとんど清人さんがしてるらしいぞ。
やっぱりヤマは知らなかったんだな。
デザイナーのことといい、もう少し清人さんに興味を持ってもいいと思うぞ?」
「ん"んーーー、興味がないわけじゃないけど、兄貴は昔から遥馬さんにちょっとでも関連することを口にするだけで怒るし、話がしづらいんだ。
カナが来てから、兄貴の知らなかった面を色々知ることが出来てる。
カナ、ありがとう」
ヤマに微笑まれ、取り合えず「どういたしまして」と返してみたが・・・
俺自身は、清人さんと接点はまるでない。
全て遥馬さん情報。
それに、遥馬さんと連絡を取り合えるようになったのは陽太さんのおかげだ。
α同士のせいか、姉弟間の仲は俺と咲夜のようにはいかないみたいだが。
澪さん含めて、我の強いαが揃っていても、菊川家は纏まって見える。
今回みたいに橋渡しをしてくれたり、毎食御飯を一緒に食べるよう義務づけたり。
まぁ、家族で集まる結婚記念日は、趣味の域の可能性は高いが。
菊川家の調和は、陽太さんが保っているんだろうな。
やっぱりヤマは知らなかったんだな。
デザイナーのことといい、もう少し清人さんに興味を持ってもいいと思うぞ?」
「ん"んーーー、興味がないわけじゃないけど、兄貴は昔から遥馬さんにちょっとでも関連することを口にするだけで怒るし、話がしづらいんだ。
カナが来てから、兄貴の知らなかった面を色々知ることが出来てる。
カナ、ありがとう」
ヤマに微笑まれ、取り合えず「どういたしまして」と返してみたが・・・
俺自身は、清人さんと接点はまるでない。
全て遥馬さん情報。
それに、遥馬さんと連絡を取り合えるようになったのは陽太さんのおかげだ。
α同士のせいか、姉弟間の仲は俺と咲夜のようにはいかないみたいだが。
澪さん含めて、我の強いαが揃っていても、菊川家は纏まって見える。
今回みたいに橋渡しをしてくれたり、毎食御飯を一緒に食べるよう義務づけたり。
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