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34 特殊
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へこんでいるヤマを睨み付けていたら、笹部が珍しく仲裁に入ってきた。
「今のは、俺が悪いからさ・・・菊川を責めんなよ。
まぁ、かなちゃんと三枝なら良いか」
笹部は、「あんま、βに聞かせる話でもねぇし」と三枝の手を取り、扉から離れた俺達のところまで歩み寄ってくる。
ヤマには、確認するように軽く頷いて。
俺に向かっては、試すような視線を向けてくる。
「かなちゃんは、α教育受けてるから知ってると思うが・・・αが作る集合体には、いくつか種類があったろ?」
なにかと思えば・・・基本じゃないか。
三枝だけがわかっていないな。
三枝は「なんなん?なんなん?」と、忙しく三人の顔を見回している。
「今のは、俺が悪いからさ・・・菊川を責めんなよ。
まぁ、かなちゃんと三枝なら良いか」
笹部は、「あんま、βに聞かせる話でもねぇし」と三枝の手を取り、扉から離れた俺達のところまで歩み寄ってくる。
ヤマには、確認するように軽く頷いて。
俺に向かっては、試すような視線を向けてくる。
「かなちゃんは、α教育受けてるから知ってると思うが・・・αが作る集合体には、いくつか種類があったろ?」
なにかと思えば・・・基本じゃないか。
三枝だけがわかっていないな。
三枝は「なんなん?なんなん?」と、忙しく三人の顔を見回している。
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