ヘタレαにつかまりまして

三日月

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第6号 β通信

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は~い、ベッタベタのβ、三枝 渡15歳、夏休みはガンガン部活頑張るでっと宿題そっちのけでバスケに励んでたら、8月1日朝8時に突然社宅前にピカピカピカーって光りまくりな黒塗りのでっかい車が来て松野君にラチられました・・・なんで?

一般家庭で生まれ育った両親は、最上階である4階の玄関まで上がってきて、丁寧な挨拶をした松野君にビックリ。
まだ寝ていた俺を、「めっちゃかっこいい王子様が来てるっ」とおかんは大興奮でバシバシ叩きまくって追い出しにかかられました。

たまたま周りと合わせて記念受験して、まぐれで合格した俺と、生粋のα松野君を見比べて「出来が違うなぁ」おとんはしみじみ溜め息。
違うに決まってるやん!
俺はおとんとおかんの子やねんでっっ

ご飯も食べさせてもらえず、でっかい鞄を押し付けられて「「いってらっしゃーい」」ってなんやの?
俺、今日は午後から部活やで?
車の中には、菊川君にかなちゃん、竹居君もいて。
水泳の師匠、笹部君はおらんかってなんや残念やなぁと思ってしまった。
どうせやったら、いつものメンバー揃うてた方が楽しいし。

お腹の虫がグーグーなったら、かなちゃんがお菓子を分けてくれて「巻き込んでごめんな」と謝られ。
全然状況はわかってなかったけど、かなちゃんのしょんぼりした顔は見とぉなかったし。
「全然大丈夫やでっ」って、力一杯胸を叩いてしまってました。

結局どこまで行くんやろ?
鞄の中には着替えとか洗面用具とか新しいパジャマとか。
・・・泊まりなん?
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