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15 生徒会
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年齢、性別、第二の性、全て不詳の小説家きらら先生。
萩野は会ったことがあるんだろうか?
「いつもありがとう」
「いえいえ、奏様のお気に召して何よりですよ。
夢見る二次元を、知っておいても損はないですからね。
経験にも参考にもなりませんが」
肩を竦める表情は、あまり好意的には感じない。
発売前に手に入れるくらいだから関係者だと思うが、萩野はきらら先生や内容について何も言わないからなぁ。
「これ以降、奏様に手を出してくる人間は、捨て身のバカか、過信したバカ。
どちらかに絞られるでしょう。
引き続き、気は抜かれないでくださいね」
自分の両耳につけている赤いピアス。
右側のそれを指で擦る仕草に、俺も胸に手を当て頷き応えた。
萩野は会ったことがあるんだろうか?
「いつもありがとう」
「いえいえ、奏様のお気に召して何よりですよ。
夢見る二次元を、知っておいても損はないですからね。
経験にも参考にもなりませんが」
肩を竦める表情は、あまり好意的には感じない。
発売前に手に入れるくらいだから関係者だと思うが、萩野はきらら先生や内容について何も言わないからなぁ。
「これ以降、奏様に手を出してくる人間は、捨て身のバカか、過信したバカ。
どちらかに絞られるでしょう。
引き続き、気は抜かれないでくださいね」
自分の両耳につけている赤いピアス。
右側のそれを指で擦る仕草に、俺も胸に手を当て頷き応えた。
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