ヘタレαにつかまりまして

15 生徒会

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｢バスケ部は、毎年恒例のハロウィン喫茶でしょう？
去年なんて、学園長特別賞貰ってたもんね！
楡原君含めた魔女っ子集団が、箒に股がって脛毛さらしながら宣伝しつつ清掃もしてたし｣

｢うわぁ、部長そんなんしはったんですか？｣


ヒキ気味の三枝。
楡原部長は三枝に追加のデコピン。


｢毎年一年がコスプレ、二年が調理をするのが伝統なんだよ。
他人事じゃないんだぞ｣

｢お、俺、生徒会頑張るんで辞退させてくださいっ
コスプレとかやったことないし！｣


ひきつる三枝に桧野部長は眼鏡をキラリと光らせた。


｢三枝君なら、絶対に似合うわよ！
去年と同じ魔女っ子でも問題ないわ！｣

｢そうそう、一年生の中でもダントツ似合うぞ！｣

｢それ、俺がチビやからでしょっ？！｣