429 / 1,039
19 対処
11
しおりを挟む
「途中から床しか映ってませんが、棚にセットする自分の動画まで入ってました。
これで、充分フェロモンレイプが計画的なものだった証明になります。
本体は壊れたことにしましたが、記録は無事です。
コレと音声データをまとめておきますから、合わせれば言い逃れのしようがない」
萩野が話すコレは、寝ているヤマと俺の首にかかった揃いのネックレス。
このペンダントトップには、GPSと盗聴器が組み込まれている。
番記念にと偽ってしまったが、渡しておいて良かった。
「大方、自分の魅力を過剰評価したか、ボンクラαの情けに取り入ろうとしたか。
番にさえなってしまえば、なんとかなるとでも思ったんでしょう。
まぁ・・・捨て身で万が一に掛けた可能性は高いですね。
では、俺は桜宮家に報告してきますよ。
離れますが、問題はないでしょう」
「あぁ、恐らく菊川家に一度戻って警察へ行くことになる。
父さんと母さんには、さっき三枝にも話した通り収めてもらうよう動いてほしいと伝えてくれ。
校内の処理に動くから、明日とはいかないだろうが、いずれ俺が直接説明にと伝えておいて」
そう、いずれ。
このとき俺は、全てが落ち着くまで萩野に任せて。
すぐに桜宮家に行こうとは考えて無かったんだ。
これで、充分フェロモンレイプが計画的なものだった証明になります。
本体は壊れたことにしましたが、記録は無事です。
コレと音声データをまとめておきますから、合わせれば言い逃れのしようがない」
萩野が話すコレは、寝ているヤマと俺の首にかかった揃いのネックレス。
このペンダントトップには、GPSと盗聴器が組み込まれている。
番記念にと偽ってしまったが、渡しておいて良かった。
「大方、自分の魅力を過剰評価したか、ボンクラαの情けに取り入ろうとしたか。
番にさえなってしまえば、なんとかなるとでも思ったんでしょう。
まぁ・・・捨て身で万が一に掛けた可能性は高いですね。
では、俺は桜宮家に報告してきますよ。
離れますが、問題はないでしょう」
「あぁ、恐らく菊川家に一度戻って警察へ行くことになる。
父さんと母さんには、さっき三枝にも話した通り収めてもらうよう動いてほしいと伝えてくれ。
校内の処理に動くから、明日とはいかないだろうが、いずれ俺が直接説明にと伝えておいて」
そう、いずれ。
このとき俺は、全てが落ち着くまで萩野に任せて。
すぐに桜宮家に行こうとは考えて無かったんだ。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1,746
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる