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20 桜宮 side 倭人
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そして、翌朝の今。
家族からの突き刺さる視線が、全部「俺が悪い」と迫ってきて。
泣き腫らした跡が残る桜宮に、皆甲斐甲斐しい。
「桜宮さん、飲み物は足りてる?」
普段朝食は仕事優先で、ほぼ居ない母さんさえこんな状態。
あの遥馬さんを丸飲みして、誰にも触れさせたくない独占欲の塊な兄貴までもが・・・
遥馬さんの隣に桜宮の席を用意させ、話し相手になるのを許してるし。
「後頭部に一撃喰らわせるか?」
「階段からの突き落としも有りじゃないかしら?」
目の前に座ってる父さんと姉貴は、冗談半分、でも上手くいくならやっちゃおうかなのノリで物騒な話を始めている。
家族からの突き刺さる視線が、全部「俺が悪い」と迫ってきて。
泣き腫らした跡が残る桜宮に、皆甲斐甲斐しい。
「桜宮さん、飲み物は足りてる?」
普段朝食は仕事優先で、ほぼ居ない母さんさえこんな状態。
あの遥馬さんを丸飲みして、誰にも触れさせたくない独占欲の塊な兄貴までもが・・・
遥馬さんの隣に桜宮の席を用意させ、話し相手になるのを許してるし。
「後頭部に一撃喰らわせるか?」
「階段からの突き落としも有りじゃないかしら?」
目の前に座ってる父さんと姉貴は、冗談半分、でも上手くいくならやっちゃおうかなのノリで物騒な話を始めている。
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