490 / 1,039
21 カナ side 倭人
3
しおりを挟む
何に待てと言っているのか。
願っているのか。
頭の中が混乱しすぎてまとまらないのに、火を吹けそうなくらいのマグマが身体の中を、指先、毛細血管の先端に至るまで吹き荒れているような。
錯覚と目眩と動悸と息切れと。
こんなに我を忘れるような感覚は、産まれて初めてだった。
グシャッ
ブルブル力を込めすぎて。
このまま引き裂いてはいけないと、ノートを軽く閉じたはずなのに。
手の中で、持っていたノートはひしゃげていた。
息、苦しい。
喉がピリピリする。
フェ、フェロモンレイプ?!
桜宮と俺が・・・
願っているのか。
頭の中が混乱しすぎてまとまらないのに、火を吹けそうなくらいのマグマが身体の中を、指先、毛細血管の先端に至るまで吹き荒れているような。
錯覚と目眩と動悸と息切れと。
こんなに我を忘れるような感覚は、産まれて初めてだった。
グシャッ
ブルブル力を込めすぎて。
このまま引き裂いてはいけないと、ノートを軽く閉じたはずなのに。
手の中で、持っていたノートはひしゃげていた。
息、苦しい。
喉がピリピリする。
フェ、フェロモンレイプ?!
桜宮と俺が・・・
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
1,745
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる