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29 初代
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「今日からこの学校の風紀委員会は活動を始めますけど、それはたまたま皆の中の代表が集まってるだけって思って欲しいです。
実際は、一人一人が風紀委員で、ライン越えそうな友達とかクラスメートに気付いたら、ラインを越えるまでに出来ることをしていきましょう。
自分等だけで困ることがあったら、すぐにクラスの風紀委員に話して委員会を上手く使ってください。
えっと、偉そうな感じで、しかも上手く言えてへんのですけど・・・正直、風紀委員会だけではこの学校の風紀は取り締まれへんので、いっぱい助けてくださいっ
よろしくお願いいたします!」
頭を下げた三枝の上に、講堂に大きく鳴り響いた拍手が降り注ぐ。
俺も、ヤマから身体を離して掌が赤くなっても手を叩くのを止めなかった。
その拍手の大きさに驚いて顔を上げた三枝が、また何度も方向を変えて頭を下げる。
この初代風紀委員長 三枝 渡の挨拶で、名前と顔、そして人柄の良さは益々全校生徒に知れ渡ることになった。
三枝は嫌がったが、風紀委員会が再編成される四月には、毎年各クラスでフェロモンレイプ事件の資料とこの初代風紀委員長のスピーチが映像として流されその代表が選ばれることになる。
そして、学園祭の事件以降、活動を自粛していた新聞部の新生第一号の新聞も三枝を中心とした風紀委員特集で。
三枝の周りは、これを境にまた一段と変化し始めた。
実際は、一人一人が風紀委員で、ライン越えそうな友達とかクラスメートに気付いたら、ラインを越えるまでに出来ることをしていきましょう。
自分等だけで困ることがあったら、すぐにクラスの風紀委員に話して委員会を上手く使ってください。
えっと、偉そうな感じで、しかも上手く言えてへんのですけど・・・正直、風紀委員会だけではこの学校の風紀は取り締まれへんので、いっぱい助けてくださいっ
よろしくお願いいたします!」
頭を下げた三枝の上に、講堂に大きく鳴り響いた拍手が降り注ぐ。
俺も、ヤマから身体を離して掌が赤くなっても手を叩くのを止めなかった。
その拍手の大きさに驚いて顔を上げた三枝が、また何度も方向を変えて頭を下げる。
この初代風紀委員長 三枝 渡の挨拶で、名前と顔、そして人柄の良さは益々全校生徒に知れ渡ることになった。
三枝は嫌がったが、風紀委員会が再編成される四月には、毎年各クラスでフェロモンレイプ事件の資料とこの初代風紀委員長のスピーチが映像として流されその代表が選ばれることになる。
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