厄介な年下幼馴染が倍増しました。

三日月

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夜の憲一の部屋

譲と憲一は、高校まで互いの部屋に寝泊まりするのが当たり前。
その夜も、譲が風呂場から出てくると、美恵子が客用布団を憲一に自分の部屋まで運ばせたらしくすでに寝床が整っていた。

譲は、ベット脇に敷かれた布団に寝転び、入れ替わりで風呂場へ向かった憲一を待つ。
風呂場ではノリにそこら中揉まれ、気の休まる暇がなかった。
何か仕掛けてくるかと譲は警戒していたが、ノリは憲一の部屋を物色もせず浮いてるだけ。
黙っていれば、その横顔は真面目で大人しい憲次とそっくりだ。


「あのさ、ノリは憲次と関係してるのか?」
『やだなぁ、本人だって。
まぁ、いくら家族でも兄貴に俺の気配感じられるとは思わなかったけどなぁ。
親父もお袋も、口には出さなかったけど、飯を食いながらこっちを気にしてたし。
って言っても、いくら家でもユズちゃんが呼び込んでくれなきゃ入れなかったんだけどね』


ケロッとした顔でノリから暴露され、どういう事だと譲は身体を起こした。


『寺とか駅とか、あとコンビニとか?
誰でも行き来出るとこは行けんだけど、他は勝手に入れ無くてさぁ。
ユズちゃんのアパート見つけても、俺、外で待ってたっしょ?
あ、でも、今は俺だけの名前、ノリってのをユズちゃんがつけてくれたから、かなりレベルアップしてどこでも入れちゃうかもな』


こんなことも出来るよと、ノリは譲の向かいに降りてくると半透明な指で寝間着のボタンをあっという間に外してしまう。
譲はそれをすぐに阻止しようとしたのに、指先一つ自由に出来ない。
全てのボタンが外され肩から上衣が落とされてしまった。
両足に乗り上げ、ニヤニヤ嗤うノリから唇を重ねられても拒めない。
ヌルリと生暖かい感触に舌が絡め取られ、チクッとその先を甘噛みされた途端そこからビリビリ甘い痺れが全身へ走った。

その間に、服を捲って自分の胸の尖りを指の腹で捏ねて、揉まれて、弾かれ、快感を覚えた下腹部に熱が溜まり生理的な涙が目尻を濡らす。
悶えることも出来ず、身体をノリに固定されたまま受け入れるしかない譲。
(うぅ~おさまれっ、ノリ相手に感じるなっ)
告白してきた幼馴染の姿で迫られたこともあり、譲はノリを邪険に出来なかったのだが。
コンビニに続いて自分の身体に裏切られ心の中では半泣きだった。
寝間着を押し上げる下半身の緩やかな膨張。
ノリの愛撫に譲の張り詰めていた気持ちと熱がいよいよ爆発する手前で、ノリは顔を離して宙で一回転。
と同時に譲の金縛りが解ける。


「お、お前っ
いい加減にしろよっ」
『そんな涙目でねだってくんなよ~
そろそろ兄貴が来そうだから、続きは後でな』


ノリは、自分が灯した熱で盛り上がった場所を指差し、『じゃ、準備してくっから~』と壁の中へ消えていった。
(続きなんていらないっ)
譲は唇を手の甲で拭い、寝間着の乱れを直しながら憲一に全てを打ち明ける決意を固めた。
もう、恥ずかしがってる場合じゃないっ
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