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「ありがとうライ!ちょっと、は、恥ずかしいけど‥ライからのアドバイス、実践してみるよ!へへ、おやすみー!」
大きく手を振って、隣の洞窟へと帰っていく魔道士。
俺は筋肉馬鹿と猫豚に相当嫌われているから、いつも寝床は遠くにされるか分けられる。
1人なのは
逆に嬉しかったりもするんだけど
「おやすみなさい。」
彼の後ろ姿を眺め、
体の力がすっと抜けた。
やっと‥眠れ、‥
「ッ、」
ぐらりと視界が揺れる
相当、疲れが溜まっているみたいだ。
慣れない事をするもんじゃないな‥
そう思い、倒れそうな身体を重力に任せた。
ポスンッ‥
「‥?」
何かに包まれる感覚
いつまでもやってこない痛みに、
不思議に思って目を開く。
目の前には
俺の体を支える
「何を‥やってる‥」
赤
「‥勇者‥様‥」
どうして、ここに‥
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