1 / 1
張り紙
しおりを挟む
バイトから帰ってくると玄関ドアに張り紙が張ってあった。
「夜中音がうるさいです。静かに」と張り紙には書いてあった。おそらく朝には張ってあったのだろう。気づかずにバイトに行ったらしい。
張り紙を剥がすと部屋に入り、テレビをつけて早速ゲームを始める。今人気のFPSのゲームだ。
ヘッドフォンを装着してなるべく声を押さえて友達と話す。深夜遅くまで遊んだ
朝出かける前に鍵を閉めていたら、また張り紙が張ってある。「うるさいって書きましたよね?」クドクドと苦情が書いてある。またか。
それが毎日続いた。
「何か最近あまり喋らないけど何かあった?」
「下の部屋からクレーム来ててさ。音がうるさいって張り紙張られてるんだよね。なるべく静かにしてるけどまだクレームきてて」と部屋でゲームをしながら友達に事情を話した。
ゲームに集中出来ない。
「悪りぃ、ちょっとトイレ行ってくる」
呼び鈴が鳴った。
出ると下の階のおばさんだ。
「一体何時だと思ってるんですか!」
「夜中にドタドタ、騒ぎまわって!時間を考えなさい!時間を!」ご近所周りに聞こえる大きな声でおばさんは怒鳴った。どっちが近所迷惑だ。
「え。え?騒いでないですよ」
「言い訳するんじゃない!あんたいい加減にしなさいよ!ドタドタドタドタ夜中に走り回って!うるさくて眠れないじゃない!」
走り回ってなどいない。
部屋の中を見せるがもちろん誰もいない。
会話が全く噛み合わないので、下の階の部屋を見せてもらった。
「ほら」
おばちゃんは嘘は言っていなかった。
天井をドタドタと走り回る音がした。
「夜中音がうるさいです。静かに」と張り紙には書いてあった。おそらく朝には張ってあったのだろう。気づかずにバイトに行ったらしい。
張り紙を剥がすと部屋に入り、テレビをつけて早速ゲームを始める。今人気のFPSのゲームだ。
ヘッドフォンを装着してなるべく声を押さえて友達と話す。深夜遅くまで遊んだ
朝出かける前に鍵を閉めていたら、また張り紙が張ってある。「うるさいって書きましたよね?」クドクドと苦情が書いてある。またか。
それが毎日続いた。
「何か最近あまり喋らないけど何かあった?」
「下の部屋からクレーム来ててさ。音がうるさいって張り紙張られてるんだよね。なるべく静かにしてるけどまだクレームきてて」と部屋でゲームをしながら友達に事情を話した。
ゲームに集中出来ない。
「悪りぃ、ちょっとトイレ行ってくる」
呼び鈴が鳴った。
出ると下の階のおばさんだ。
「一体何時だと思ってるんですか!」
「夜中にドタドタ、騒ぎまわって!時間を考えなさい!時間を!」ご近所周りに聞こえる大きな声でおばさんは怒鳴った。どっちが近所迷惑だ。
「え。え?騒いでないですよ」
「言い訳するんじゃない!あんたいい加減にしなさいよ!ドタドタドタドタ夜中に走り回って!うるさくて眠れないじゃない!」
走り回ってなどいない。
部屋の中を見せるがもちろん誰もいない。
会話が全く噛み合わないので、下の階の部屋を見せてもらった。
「ほら」
おばちゃんは嘘は言っていなかった。
天井をドタドタと走り回る音がした。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2
この作品の感想を投稿する
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる