2 / 12
第2話:不幸と不幸の遭遇
しおりを挟む
王都の裏路地というのは、光の当たらない場所だ。 酔っ払いのゲロ、腐った生ゴミ、そして行き場のない人間たちが吹き溜まる。
だが、今、俺の目の前で起きている惨状は、そんな日常的な汚さを超えていた。 まるでそこだけ、世界から拒絶されているかのような「異常空間」だった。
「……なんだ、あれは」
俺は足を止めた。 路地裏の奥、廃棄された木箱の陰に、一人の少女がうずくまっていた。
ボロボロの衣服。泥にまみれた細い手足。 だが、月明かりに照らされたその髪は、信じられないほど美しい銀色に輝いている。
問題はそこじゃない。 彼女の周囲で起きている現象だ。
ガシャーン! 頭上の窓枠が外れ、彼女のすぐ横に落下して砕け散った。
バキッ! 彼女が身じろぎしただけで、座っていた木箱が崩壊し、釘が飛び出す。
ヒュンッ! どこからか飛んできた石礫が、彼女の頬をかすめて背後の壁に突き刺さる。
「……うぅ」
少女は怯えたように身を縮め、膝を抱えていた。 まるで、世界中の不幸が彼女一人を標的に定めているかのようだ。 一歩動けば何かが壊れ、呼吸をするだけで何かが落ちてくる。 あれでは逃げるどころか、立ち上がることさえできないだろう。
(俺の【不運付与】でも、あそこまで極端な現象は起こせないぞ……)
興味が沸いた。 俺はスキルを行使する際、確率を操作して「不運」を作り出す。 だが、あれは違う。 彼女自身が、まるでブラックホールのように「不運」を重力として引き寄せている。
「おい」
声をかける。 少女の肩がビクリと跳ねた。 恐る恐る顔を上げたその瞳は、血のように鮮やかな赤色だった。
「……こない、で」
かすれた声。 喉が渇ききっているのがわかる。
「こないで……ください。あぶない……から」
彼女は震える手で、俺を遠ざけようとする仕草をした。 自分の身を守るためではない。 俺を、自分の「不運」に巻き込まないためだ。
その高潔さと、置かれた状況の悲惨さのギャップに、俺の中で何かが動いた。
「危ないのはお前の方だろ」
俺は構わず歩み寄る。 少女が目を見開いた。
「だめっ! 離れて……!」
彼女が叫んだ瞬間、世界が呼応した。
キキキキッ――!
不快な金属音。 見上げれば、路地の両脇にある建物の3階。 錆びついた鉄製の看板を支えていた鎖が、二本同時に千切れたところだった。
数百キロはあるであろう鉄塊が、真下のリリへと真っ直ぐに落下する。
「あ……」
少女は逃げなかった。 いや、逃げようとして瓦礫(がれき)に足を取られ、転んだ。 絶望に染まった赤い瞳が、迫りくる死を見上げる。
(ああ、なるほど)
俺は理解した。 これは事故じゃない。 世界が、この少女を排除しようとしているのだ。 「確率」という名の凶器を使って。
だが――あいにくと、そいつは俺の専門分野だ。
「――止まれ」
俺はポケットに手を突っ込んだまま、静かに指を鳴らした。
スキル発動。 【確率操作】――対象:看板の落下軌道。 干渉内容:突風の発生確率、100%。
ゴォォォォォッ!!
狭い路地裏に、あり得ないほどの局地的な突風が吹き荒れた。 ビル風のいたずらか、あるいは神の気まぐれか。 落下していた鉄の看板が、風にあおられて紙切れのように軌道を変える。
ガガガガガガーンッ!!
看板は少女の1メートル横、誰もいない地面に突き刺さり、派手な火花を散らした。 轟音が止むと、静寂が戻る。
少女は腰を抜かしたまま、呆然(ぼうぜん)と目の前の鉄塊を見つめていた。 そして、ゆっくりと視線を俺に向ける。
「……え?」
「騒がしい夜だな」
俺は看板の横を通り抜け、少女の前に立った。 近くで見ると、その衰弱ぶりは明らかだった。 頬はこけ、唇は乾いて割れている。 数日はまともに食べていないだろう。
「た、すかっ……?」
「偶然だ。風が吹いただけだよ」
俺はしゃがみ込み、彼女の目線に合わせる。 近くで見ると、泥だらけだが整った顔立ちをしているのがわかった。 手入れさえすれば、傾国の美女になるだろう逸材だ。
「……あ」
少女が小さく声を漏らす。 彼女の視線が、俺の背後へ向けられていた。
またか。 今度は、上層階のベランダに置いてあった植木鉢だ。 風の影響か、バランスを崩して落ちてくる。 狙いは正確に俺の頭蓋骨。
「あぶな――」
少女が叫ぼうとするより早く、俺は再び指を鳴らす。
パチン。
落下中の植木鉢に、別の場所から飛んできた「カラス」が激突した。 カラスは驚いて羽ばたき、その反動で植木鉢は空中で粉砕。 俺たちの頭上には、パラパラと乾いた土だけが降り注いだ。
「……」
少女は口を開けたまま、固まっていた。 一度なら偶然。だが、二度は違う。 彼女の「絶対的な不運」が、俺の介入によって無効化されていることに気づいたのだろう。
「お前、名前は?」
「……リ、リリ……です」
「そうか、リリ。腹は減ってるか?」
リリはコクコクとうなずく。 その拍子に、彼女のお腹が情けないほど大きな音を立てた。 彼女は真っ赤になって俯く。
俺は懐から、非常食用の干し肉を取り出した。 硬くて安物だが、今の彼女にはご馳走だろう。
「食え。毒は入ってない」
「で、でも……私といると、あなたまで……」
「死ぬとでも? 安心しろ」
俺は干し肉を彼女の手に握らせ、ニヤリと笑った。
「俺は性格が悪いんでな。神様も貧乏神も、俺には近寄りたくないらしい」
リリは呆気にとられた顔をしていたが、やがて干し肉を両手で大事そうに抱え、小さな一口を齧った。 そして、ボロボロと大粒の涙をこぼした。
「……おいしい」
その涙が、単なる空腹のせいだけではないことを、俺はなんとなく感じ取っていた。この出会いが、俺という人間の運命(シナリオ)を大きく書き換えることになる予感と共に。
だが、今、俺の目の前で起きている惨状は、そんな日常的な汚さを超えていた。 まるでそこだけ、世界から拒絶されているかのような「異常空間」だった。
「……なんだ、あれは」
俺は足を止めた。 路地裏の奥、廃棄された木箱の陰に、一人の少女がうずくまっていた。
ボロボロの衣服。泥にまみれた細い手足。 だが、月明かりに照らされたその髪は、信じられないほど美しい銀色に輝いている。
問題はそこじゃない。 彼女の周囲で起きている現象だ。
ガシャーン! 頭上の窓枠が外れ、彼女のすぐ横に落下して砕け散った。
バキッ! 彼女が身じろぎしただけで、座っていた木箱が崩壊し、釘が飛び出す。
ヒュンッ! どこからか飛んできた石礫が、彼女の頬をかすめて背後の壁に突き刺さる。
「……うぅ」
少女は怯えたように身を縮め、膝を抱えていた。 まるで、世界中の不幸が彼女一人を標的に定めているかのようだ。 一歩動けば何かが壊れ、呼吸をするだけで何かが落ちてくる。 あれでは逃げるどころか、立ち上がることさえできないだろう。
(俺の【不運付与】でも、あそこまで極端な現象は起こせないぞ……)
興味が沸いた。 俺はスキルを行使する際、確率を操作して「不運」を作り出す。 だが、あれは違う。 彼女自身が、まるでブラックホールのように「不運」を重力として引き寄せている。
「おい」
声をかける。 少女の肩がビクリと跳ねた。 恐る恐る顔を上げたその瞳は、血のように鮮やかな赤色だった。
「……こない、で」
かすれた声。 喉が渇ききっているのがわかる。
「こないで……ください。あぶない……から」
彼女は震える手で、俺を遠ざけようとする仕草をした。 自分の身を守るためではない。 俺を、自分の「不運」に巻き込まないためだ。
その高潔さと、置かれた状況の悲惨さのギャップに、俺の中で何かが動いた。
「危ないのはお前の方だろ」
俺は構わず歩み寄る。 少女が目を見開いた。
「だめっ! 離れて……!」
彼女が叫んだ瞬間、世界が呼応した。
キキキキッ――!
不快な金属音。 見上げれば、路地の両脇にある建物の3階。 錆びついた鉄製の看板を支えていた鎖が、二本同時に千切れたところだった。
数百キロはあるであろう鉄塊が、真下のリリへと真っ直ぐに落下する。
「あ……」
少女は逃げなかった。 いや、逃げようとして瓦礫(がれき)に足を取られ、転んだ。 絶望に染まった赤い瞳が、迫りくる死を見上げる。
(ああ、なるほど)
俺は理解した。 これは事故じゃない。 世界が、この少女を排除しようとしているのだ。 「確率」という名の凶器を使って。
だが――あいにくと、そいつは俺の専門分野だ。
「――止まれ」
俺はポケットに手を突っ込んだまま、静かに指を鳴らした。
スキル発動。 【確率操作】――対象:看板の落下軌道。 干渉内容:突風の発生確率、100%。
ゴォォォォォッ!!
狭い路地裏に、あり得ないほどの局地的な突風が吹き荒れた。 ビル風のいたずらか、あるいは神の気まぐれか。 落下していた鉄の看板が、風にあおられて紙切れのように軌道を変える。
ガガガガガガーンッ!!
看板は少女の1メートル横、誰もいない地面に突き刺さり、派手な火花を散らした。 轟音が止むと、静寂が戻る。
少女は腰を抜かしたまま、呆然(ぼうぜん)と目の前の鉄塊を見つめていた。 そして、ゆっくりと視線を俺に向ける。
「……え?」
「騒がしい夜だな」
俺は看板の横を通り抜け、少女の前に立った。 近くで見ると、その衰弱ぶりは明らかだった。 頬はこけ、唇は乾いて割れている。 数日はまともに食べていないだろう。
「た、すかっ……?」
「偶然だ。風が吹いただけだよ」
俺はしゃがみ込み、彼女の目線に合わせる。 近くで見ると、泥だらけだが整った顔立ちをしているのがわかった。 手入れさえすれば、傾国の美女になるだろう逸材だ。
「……あ」
少女が小さく声を漏らす。 彼女の視線が、俺の背後へ向けられていた。
またか。 今度は、上層階のベランダに置いてあった植木鉢だ。 風の影響か、バランスを崩して落ちてくる。 狙いは正確に俺の頭蓋骨。
「あぶな――」
少女が叫ぼうとするより早く、俺は再び指を鳴らす。
パチン。
落下中の植木鉢に、別の場所から飛んできた「カラス」が激突した。 カラスは驚いて羽ばたき、その反動で植木鉢は空中で粉砕。 俺たちの頭上には、パラパラと乾いた土だけが降り注いだ。
「……」
少女は口を開けたまま、固まっていた。 一度なら偶然。だが、二度は違う。 彼女の「絶対的な不運」が、俺の介入によって無効化されていることに気づいたのだろう。
「お前、名前は?」
「……リ、リリ……です」
「そうか、リリ。腹は減ってるか?」
リリはコクコクとうなずく。 その拍子に、彼女のお腹が情けないほど大きな音を立てた。 彼女は真っ赤になって俯く。
俺は懐から、非常食用の干し肉を取り出した。 硬くて安物だが、今の彼女にはご馳走だろう。
「食え。毒は入ってない」
「で、でも……私といると、あなたまで……」
「死ぬとでも? 安心しろ」
俺は干し肉を彼女の手に握らせ、ニヤリと笑った。
「俺は性格が悪いんでな。神様も貧乏神も、俺には近寄りたくないらしい」
リリは呆気にとられた顔をしていたが、やがて干し肉を両手で大事そうに抱え、小さな一口を齧った。 そして、ボロボロと大粒の涙をこぼした。
「……おいしい」
その涙が、単なる空腹のせいだけではないことを、俺はなんとなく感じ取っていた。この出会いが、俺という人間の運命(シナリオ)を大きく書き換えることになる予感と共に。
0
あなたにおすすめの小説
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
婚約破棄された翌日、兄が王太子を廃嫡させました
由香
ファンタジー
婚約破棄の場で「悪役令嬢」と断罪された伯爵令嬢エミリア。
彼女は何も言わずにその場を去った。
――それが、王太子の終わりだった。
翌日、王国を揺るがす不正が次々と暴かれる。
裏で糸を引いていたのは、エミリアの兄。
王国最強の権力者であり、妹至上主義の男だった。
「妹を泣かせた代償は、すべて払ってもらう」
ざまぁは、静かに、そして確実に進んでいく。
掘鑿王(くっさくおう)~ボクしか知らない隠しダンジョンでSSRアイテムばかり掘り出し大金持ち~
テツみン
ファンタジー
『掘削士』エリオットは、ダンジョンの鉱脈から鉱石を掘り出すのが仕事。
しかし、非戦闘職の彼は冒険者仲間から不遇な扱いを受けていた。
ある日、ダンジョンに入ると天災級モンスター、イフリートに遭遇。エリオットは仲間が逃げ出すための囮(おとり)にされてしまう。
「生きて帰るんだ――妹が待つ家へ!」
彼は岩の割れ目につるはしを打ち込み、崩落を誘発させ――
目が覚めると未知の洞窟にいた。
貴重な鉱脈ばかりに興奮するエリオットだったが、特に不思議な形をしたクリスタルが気になり、それを掘り出す。
その中から現れたモノは……
「えっ? 女の子???」
これは、不遇な扱いを受けていた少年が大陸一の大富豪へと成り上がっていく――そんな物語である。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
魔力ゼロで出来損ないと追放された俺、前世の物理学知識を魔法代わりに使ったら、天才ドワーフや魔王に懐かれて最強になっていた
黒崎隼人
ファンタジー
「お前は我が家の恥だ」――。
名門貴族の三男アレンは、魔力を持たずに生まれたというだけで家族に虐げられ、18歳の誕生日にすべてを奪われ追放された。
絶望の中、彼が死の淵で思い出したのは、物理学者として生きた前世の記憶。そして覚醒したのは、魔法とは全く異なる、世界の理そのものを操る力――【概念置換(コンセプト・シフト)】。
運動エネルギーの法則【E = 1/2mv²】で、小石は音速の弾丸と化す。
熱力学第二法則で、敵軍は絶対零度の世界に沈む。
そして、相対性理論【E = mc²】は、神をも打ち砕く一撃となる。
これは、魔力ゼロの少年が、科学という名の「本当の魔法」で理不尽な運命を覆し、心優しき仲間たちと共に、偽りの正義に支配された世界の真実を解き明かす物語。
「君の信じる常識は、本当に正しいのか?」
知的好奇心が、あなたの胸を熱くする。新時代のサイエンス・ファンタジーが、今、幕を開ける。
足手まといだと言われて冒険者パーティから追放されたのに、なぜか元メンバーが追いかけてきました
ちくわ食べます
ファンタジー
「ユウト。正直にいうけど、最近のあなたは足手まといになっている。もう、ここらへんが限界だと思う」
優秀なアタッカー、メイジ、タンクの3人に囲まれていたヒーラーのユウトは、実力不足を理由に冒険者パーティを追放されてしまう。
――僕には才能がなかった。
打ちひしがれ、故郷の実家へと帰省を決意したユウトを待ち受けていたのは、彼の知らない真実だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる