男装の皇族姫

shishamo346

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外伝 妖精憑きに振り回された者たち

零落した跡継ぎ

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 世界が一変したのは、妖精憑きがあの小屋から解放されてからだ。
 誰もが、あの妖精憑きを小屋から出せないと身を持って知っていた。出そうとしても、どういうわけか、妖精憑きだけは小屋から出られず、痛い目にあうのだ。
 ところが、妖精憑きが解放されたという。しかも、この領地がどんどんと貧しくなっていったのは、妖精憑きを迫害して、妖精が復讐したからだ、というのだ。
 本当のことかどうか、領地民たちは怪しんだ。だって、妖精憑きが誕生した頃から、少しずつ貧しくなっていったんだ。妖精憑きのせいだと言った。
 ところが、妖精憑きが解放されて一年して、生まれてこのかた、見たことがないほどの大豊作となったのだ。
 最初の年だけだ、と領地民たちは疑った。
 だけど、二年、三年と続けば、さすがに認める。
 先代の領主代行の判断は間違っていた。そう、領主代行は頭を下げて詫びたのだ。
 そうして、領地民たちが疑っている間、妖精憑きは、小屋から見つけ出した子爵の子アーサー様にキロンと名付けられ、アーサー様の側で行動していた。
「あんな男、いたか?」
「アーサー様と一緒にいるぞ」
「マイア様の実家から来たんだろう」
 綺麗な大人の男に、領地民たちはざわめいた。あまりに綺麗だから、女たちは騒いだのだ。
 子どもたちは、その頃には、リサ親子の命令で、アーサー様に近づかないようにしていた。リサ親子は、アーサー様を孤立させようとしたのだ。
 そんな時に、アーサー様の側についた男は、きっと、世話役か何かだろう、と皆、考えた。
 それなりの年齢の女たちは、アーサー様の側にいる男に興味を持って近づいた。
 そして、その綺麗な大人の男が、あの小屋に閉じ込められていた妖精憑きだと領地中に知れ渡ったのだ。
 世間話でそれを言ったアタシは、どうにか、表情を作った。まさか、あんな綺麗な男に成長するとは、思ってもいなかった。
 子どもの姿だった妖精憑きは、アーサー様の命令で、大人の姿になったという。
 妖精憑きの噂を聞けば聞くほど、後悔した。やっぱり、妖精憑きと一緒に、この領地を出てしまえば良かった。大人の姿になれるなら、一緒に働いて、生活出来たはずだ。
 悔しくて、夫に当たった。
「あんな綺麗な男だ。誰もが欲しがる。結局、お前は捨てられるぞ」
「そんなことない!! あの妖精憑きは、きっと、アタシを愛してくれた!!!」
「お前みたいな奴は、ここにはいっぱいいるんだぞ。その話をしている女は、お前だけじゃない」
「っ!?」
 知ってる。妖精憑きキロンを一目見て、昔の情熱を思い出した女は大勢いる。あんなにいるなんて、知らなかった。
 アタシはたぶん、最後に手がついた女だろう。アタシは口外しなかった。だけど、それなりに領地内で地位を築いている女たちは、自慢気に妖精憑きキロンの手がついたことを話すのだ。しかも、この子はあの妖精憑きキロンの子だ、なんていうのだ。
 そういうことを言い出すのだ。どうにか、妖精憑きキロンを手に入れようと、女たちは忌避している神殿に、親子鑑定をしに行った。子がいれば、妖精憑きキロンは父親になるしかない、と皆、考えたのだ。
 さすがに、アタシはしなかった。それが、その後の運命を変えた。






 自然と、妖精憑きキロンの姿を探すようになった。妖精憑きは常に、アーサー様の側にいた。そのため、キロンの手がついた女たちは近づけない。アーサー様は随分と妖精憑きキロンを大事に扱っていた。
 兄のように。
 友達のように。
 頼りになる大人のように。
「アーサー、ほら、高いだろう!!」
 当然のように、妖精憑きキロンはアーサー様を肩車していた。アーサー様は大人びているけど、やっぱり子どもだ。そうされて、年頃の子どものように大喜びだ。
「すごい!! 遠くが見える!!!」
「もっと高く飛ばしてやろうか?」
「えー、出来るの?」
「ほら!!」
 アーサー様が何かによって、高く浮かされた。あまりの事に、盗み見ていた領地民たちは、呆然となって、手を止めた。
 大人二人分ほどの高さに浮かされたアーサー様は、目をキラキラ輝かせて、遠くを見た。
「すごい!! 禁則地が見える!!!」
「そうか!!!」
「でも、やっぱり怖いから、下ろして」
「わかった!!!」
 とても怖がっているようには見えないアーサー様。怖いのではない。視線が集中して、恥ずかしくなったのだ。
 リサ親子と違って、アーサー様は、そこら辺の子どもと同じではいけないのだろう。子どものようにはしゃいでいるのを見られて、恥ずかしがったのだ。
 ゆっくりとアーサー様は妖精憑きキロンの腕に下ろされた。
「怖いことしてごめんな」
「いえ、貴重な経験です。あれくらい怖がってはいけないですね。次は、もっと高くしてみてください」
「わかった」
 妖精憑きキロンは、アーサー様に頬ずりした。アーサー様はくすぐったそうに笑った。
 そんな光景を見て、アタシは思った。それは、アタシと妖精憑きキロンの子が受けるものだ。
 妖精憑きキロンの血をひく娘は、この頃には、父親が誰か、と知っていた。アタシが教えたのだ。だけど、誰にも言わないように、きちんと教えた。後で、何が起こるかわからないからだ。
 だけど、知っているから、娘は、アーサー様を見て、羨ましがった。本当は、妖精憑きキロンの全てが、この子のものになるはずだったんだ。
 ただ、子爵の子であったというだけで、妖精憑きキロンは、アーサー様のものになった。その事実が悔しい。
 そして、どうしても、過去のことを後悔してしまう。妖精憑きキロンの子を妊娠した時に、キロンと一緒に領地の外に逃げていれば、違った未来があったはずだ。
 だけど、不安もあった。過去に妖精憑きの手がついた女たちは大勢いる。今も、こうやって、妖精憑きキロンに熱い視線を送っているだろう。そこは変わらない。
 夫がいうことも、一理ある。誰もが夢中になる綺麗な男だ。妖精憑きキロンと外に出ても、結局、もっといい女に目移りされて、捨てられていたかもしれない。





 子爵様の子アーサー様の立場が悪くなったのは、正妻マイア様が亡くなってからだ。子爵様は実権を全て握り、マイア様の実家から送られていた監視の者たちを全て排除した。そして、屋敷にリサ親子をいれたのだ。

 そして、リサ親子は、アーサー様を屋敷のそばにある小屋に追い出した。

 それからアーサー様の側にずっといた妖精憑きキロンも見なくなった。常に、アーサー様の側にいた妖精憑きキロン。もしかしたら、とアタシは、昔、妖精憑きが閉じ込められていた小屋に行った。
 誰もいなかった。その小屋は、妖精憑きがいた頃とは違って、今にも崩れそうな小屋となっていた。妖精憑きが閉じ込められていた時は、常に、火がともっているような、明るく、清潔な感じがしていたというのにだ。
「あの妖精憑き、子爵様に捨てられたアーサーの側から離れないんだって」
「リサ様が鞭打っても、離れないんだって」
 そんな話を聞いた。
 可哀想に、妖精憑きはアーサーの側にいるから、酷い目にあっている。助けてあげよう、とアタシはこっそり、アーサーが閉じ込められているという小屋に行った。
 こっそりと覗いてみれば、アーサーが泣いていた。みすぼらしい服に、痩せたような感じになっていた。アーサーは、妖精憑きキロンに抱きしめられていた。
「うう、どうしてー」
「アーサー、大丈夫だから。俺がずっと守ってやるから」
「でも、キロンも痛い目にあって!!」
「目、綺麗に治ったな」
「い、痛かったぁ」
 アーサーはこんな惨めな時だというのに、妖精憑きキロンを心配するも、リサ親子にされた行為を思い出して、泣いた。
 こんなものを見せられて、アタシは過去のことをまた、後悔した。
 妖精憑きキロンは、絶対に、アタシを捨てなかった。だって、捨てるのなら、今、アーサーを見捨てているはずだ。
 話では聞いている。アーサーを躾と称して、小屋に閉じ込め、子爵様とリサ親子、はては領地民たちで、散々なことをしている。酷いことをされているアーサーは、なのに、妖精憑きキロンを助けようとする。
 アタシだって逃げる。実際、口ではなんだかんだ言ったって、アタシは妖精憑きを見捨てたのだ。それは、これまで、妖精憑きの手がついた女たち全てがそうだろう。
 しかし、妖精憑きキロンは、アーサーの側にいたって、何もいいことがないというのに、アーサーを抱きしめ、慰め、守っていた。
 それを見て、悔しかった。だけど、いい事を思いついた。もっと簡単に、妖精憑きキロンを手に入れられる。
 アタシはこっそりと、アーサーと妖精憑きキロンが閉じ込められている小屋に忍び込んだ。
「ほら、二人とも、一緒に、ここから逃げよう。外でやり直すんだよ!!」
 妖精憑きキロンだけではなく、アーサーも連れ出そうとした。
 もう、おかしくなる一歩手前のアーサーは、驚いたように、アタシを見上げた。
「ここを、出る?」
「そうだよ!! こんな目にあってまで、いる必要なんてないよ。こうやって、アタシだって、ここに来れるんだ。逃げるのなんて、簡単だよ」
 監視がついているわけではない。ただ、外側から鍵をしめられているだけだ。それも、外側からなら、簡単に外せるものだ。
 アーサーが一緒なら、妖精憑きキロンもついて来てくれる。そう思った。
「アタシの娘が、キロンの子なんだよ。ここを出て、アーサーと結婚すれば、アタシたちは家族だよ!!」
 うまくすれば、娘が貴族の妻になれる。言っていて、欲も出てきた。
 ところが、アーサーは妖精憑きキロンの胸に顔を埋めて、拒絶するように、黙り込んだ。
「お前も、子を使って、俺とアーサーを離すつもりか」
「違う!! 一緒に行こうと言ってるんだ!!! アーサーも一緒に」
「ここに来る奴らは、みんな、アーサーに言ったんだ。俺の子に返せ、と」
「アタシは違う!! アーサーと一緒に、家族になるんだよ!!!」
「煩い煩い煩い!!!」
 癇癪を起こしたように、アーサーは叫んだ。
「私には、キロンだけだ。キロンしかいない。私から、キロンをとらないで」
「捨てられたくせに、我儘いうんじゃないよ!!! 家族になってやろうと言ってやってるのに。この男は、友達が欲しい、家族がほしい、とずっと言ってた。だから、友達になってやったんだよ、家族にもなってやろうと、子だって産んだんだ!!! あんたさえ我儘言わなけりゃ、万事、おさまるんだよ!!!!」
 アタシは乱暴にアーサーを引っ張った。アーサーはすっかり弱っているから、呆気なく、アタシに引きずられた。
「アーサーに触るな!!」
 それを妖精憑きキロンは取り返して、小屋の端で、守るように抱きしめた。
「アーサーは行かないというなら、俺は行かない」
「こんなとこ、出ていけばいいのに、バカな子だね」
「アーサーは、貴族なんだから、仕方がないんだ」
「はっ!! 何が貴族だよ。貴族が、こんなトコにいるわけないだろう!!!」
 アタシは下らない自尊心を見せるアーサーを嘲笑った。
 親兄弟に見捨てられ、庇護を失ったアーサーは惨めだ。貴族だと言うが、今のアーサーは平民というよりも、貧民にしか見えない。
「あははははは!! ここで、アタシのいう通りにしなかったこと、後悔するよ!!!!」
「もう来るな!!」
「アンタはアタシのものだよ!!」
 アタシは高笑いして、その小屋から出ていった。悔しいけど、だけど、諦めるつもりはなかった。






「あんたも、あの妖精憑きの手がついてたなんてねー」
 だけど、アタシが隠し通していた秘密を夫が子爵様の愛人リサに話したのだ。
「まさか、あんた、アーサーの味方をするんじゃないだろうね」
「そ、そんなこと、しません!!」
「じゃあ、アタシを手伝うんだよ。アーサーには、もっと躾が必要なんだよ。ほら、妖精憑きの子も連れて行くよ」
 アタシは夫を睨んだ。夫は、冷たくアタシを見ているだけだ。夫との子どもたちは、娘の父親が妖精憑きだと知って驚いていた。こんな所で暴露されてしまったら、これから、どうなってしまうのか、アタシだけでなく、娘も真っ青になった。
 だから、リサに逆らえなかった。リサを理由にして、アーサーの躾に参加して、家族としているしかないのだ。

 アーサーは、リサに連れて来られたアタシと娘を見て、絶望して、狂ったように泣き叫んだ。

 あまりにも後味の悪いことをしたこともあって、アタシは夫を責めた。
「どうして、話したのよ!!」
「お前、俺たちを捨てて、出ていくつもりだっただろう」
「あんたとは、無理矢理、夫婦にされたんだよ!! アタシは最初、妖精憑きと一緒になると言ったんだ。それを両親と、アンタの両親が、無理矢理、夫婦にしたんだ」
「そうしなかったら、お前は死んでたぞ。それだけじゃない。お前の両親だって、酷いこととなっていた。お前だけの問題じゃないんだよ」
「妖精憑きが助けてくれたよ!!」
「どうやって? あいつは、小屋から出られなかったんだぞ」
「今は出てる」
「そうだ、アーサーが出した。お前じゃない、アーサーだ。結局、お前でも無理だったんだ。そして、お前は死んで、お前の両親兄弟は道連れだ」
「………」
「ここで、大人しくしてろ。妖精憑きのことは諦めろ」
 悔しいばかりだ。手に入りそうだったのに、夫に邪魔されたと思った。
「いいか、母ちゃんから目を離すなよ。母ちゃんが妖精憑きと逃げたら、お前たちも、大変なこととなるからな」
「う、うん」
「わかった」
 そして、アタシと夫の子どもたちは、夫の味方をした。アタシのことを裏切者のように見た。
「お前も、母ちゃんに可愛がられてばっかりで、悪い奴だ」
 そして、妖精憑きの子である娘は、兄弟姉妹たちからいじめられることとなった。






 リサ親子の天下は一年で終わった。アーサーが小屋に閉じ込められて一年で、領地は大凶作となって、とんでもない借金を背負うこととなった。
 子爵様は、小屋に閉じ込めたアーサーに当たり散らした。
 リサ親子は、小屋に閉じ込められたアーサーに当たり散らした。
 借金は、子爵様だけではなく、領地民たちも背負うこととなった。そうしないと、皆、飢え死にすることとなるほど、酷いことだった。
 これまでの蓄えも、全て、どこからか来た虫やネズミに食われ、無事だったものは腐って、カビだらけになって、と食べられなくなったのだ。それでも、どうにか残っていた食糧は、子爵様とリサ親子が無理矢理、奪っていったのだ。
 この事に、領主代行は妖精憑きキロンの扱いを怪しんだ。
「お前たち、まさか、また、妖精憑きを閉じ込めて、悪さしてないだろうな!?」
「してないよ!! たかが領主代行の分際で、子爵夫人となったアタシに偉そうな口をきくんじゃないよ!!!」
「………アーサー様はどうした。お前たちは世話をしているというが、元気な姿を見ていない」
「アーサーは、我儘で、癇癪が酷いんだよ!! こっちは迷惑してるんだよ!!!」
 アーサーが小屋に閉じ込められていることは、領主代行だけ知らなかった。領主代行の家族は知っているが、領主代行だけは、神殿と繋がっているから、秘密にされていたのだ。
「今回のことは、神殿に調査を依頼する」
「勝手なことするんじゃないよ!!」
「借金で、今度こそ、子爵の爵位を帝国が取り上げられることとなるぞ!!!」
「嘘つくんじゃないよ!! さっさと出ていきな!!!」
 領主代行を味方する者たちはいない。領主代行は、口出し出来ないように、屋敷に閉じ込められた。
 だけど、それからすぐ、借金の証文を持った亡き子爵夫人マイアの実家である男爵がやってきて、アーサーの処遇が表沙汰となった。
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