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王太子に抱き上げられ連れて行かれたのは、もちろんリチャードの部屋。
ソファーに降ろされると思っていたのに、降ろされたのは………ベッドの上
パニックになるななど、無理な話だ!
「えっ!なっ!リチャード様!」
暴れる私を軽く抑え込み
「ねぇ、マリル。私はもう20才だ。この先、そう長く待つつもりは無いよ。よく考えて返事をするんだ、良いね…」
ちょと待って、これ、私選択肢ってあるやつなの?
「あのっ」
「しっ……」
と、指先で口を塞がれる……
「5年後の結婚で良いよね?」
えっ!5年後って、私まだ成人前だよ!
「返事は?……マリル……」
真っ赤な顔でアワアワするマリルをもう少し追い詰めようかと、顔を近づけた時
バアァァァァン!!
「あの、不届き物を捕らえなさい!コレは、王妃の命令です!!」
抵抗する間もなく捕らえられるリチャード
「母上、一体どう言う事ですか!」
「マリルは、普通の10才より小さいのですよ!あまりマリルに無茶をするのなら、後10年待たせますよ!」
「10年も待てるわけ無いでしょう!」
「大体、あなたの我がままで決まりかけていた婚約を解消したのですよ!まぁ、あちらにも好きな人がいたから良かったものの!」
「5年しか待てません!」
「8年です!コレは、陛下の決定した事です!!!マリルは連れて行きます。誰か、マリルを!!」
当然と言うか、女性騎士が私を抱き上げてくれた
「ありがとう。」
騎士はニッコリ笑ってくれた
怖くて、リチャードが見れない!
ソファーに降ろされると思っていたのに、降ろされたのは………ベッドの上
パニックになるななど、無理な話だ!
「えっ!なっ!リチャード様!」
暴れる私を軽く抑え込み
「ねぇ、マリル。私はもう20才だ。この先、そう長く待つつもりは無いよ。よく考えて返事をするんだ、良いね…」
ちょと待って、これ、私選択肢ってあるやつなの?
「あのっ」
「しっ……」
と、指先で口を塞がれる……
「5年後の結婚で良いよね?」
えっ!5年後って、私まだ成人前だよ!
「返事は?……マリル……」
真っ赤な顔でアワアワするマリルをもう少し追い詰めようかと、顔を近づけた時
バアァァァァン!!
「あの、不届き物を捕らえなさい!コレは、王妃の命令です!!」
抵抗する間もなく捕らえられるリチャード
「母上、一体どう言う事ですか!」
「マリルは、普通の10才より小さいのですよ!あまりマリルに無茶をするのなら、後10年待たせますよ!」
「10年も待てるわけ無いでしょう!」
「大体、あなたの我がままで決まりかけていた婚約を解消したのですよ!まぁ、あちらにも好きな人がいたから良かったものの!」
「5年しか待てません!」
「8年です!コレは、陛下の決定した事です!!!マリルは連れて行きます。誰か、マリルを!!」
当然と言うか、女性騎士が私を抱き上げてくれた
「ありがとう。」
騎士はニッコリ笑ってくれた
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