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第三章
第十八話 ♡
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「私はァ! イットー様を、目の前でズタボロにしたお前がァ、許せないッ!!」
そう叫び、俺の前に立つとシリウスの顔をガシッと掴み、至近距離でガンを飛ばした。
半端じゃない威圧感が、肌をビリビリと刺す。
「し、シルク……? あの、怒ってるの?」
「怒る……? そうですか、これが『怒り』ですか。はい、私は今、コイツに対し激昂しています。イットー様を殺そうとし、あまつさえ馬鹿にする、この、女に!!」
「ふ、ふぐぅぅ……」
手を握り締め、ホッペをギューとするとシリウスは不細工な顔になった。
そうか……あの時、殺意に飲み込まれ暴走した日、シルクの中では初めて怒りの感情が生まれたのか。なら──
「シルク、そいつ、お前が調教しろ」
「え、私がですか!?」
「今、腹ん中に渦巻いてる黒いもんがあるだろ? それをスッキリさせる為に、シリウスを凌辱してやれ」
「で、でも……イットー様の奴隷をそんな……」
「これから奴隷が増えたら、手に負えなくなる時が来るかもしれない。だから、俺の一番の奴隷として、シルクにはそーいうことを覚えていってほしいかな」
「い、一番……♡ 分かりました、イットー様の一番として、私、コイツをぐちゃぐちゃにしますね!」
そう言うと、シルクは一旦部屋を出てると、大量の荷物を持って帰ってきた。
ガシャ、と床に散らばる大量の怪しげな器具と瓶。
ニコニコと一つ一つ手に取りながら、使い方を確認しているようだった。
「……シルク、それは?」
「宿の皆んなから、奴隷調教用の道具を沢山借りてきたので、余すとこなく使ってやろうと思いまして! 安心して下さい、例え糞女でもイットー様の奴隷、殺すなんてことはしませんので!」
満面の笑みの中に見え隠れする絶大な殺意に、俺の背筋は震えた。……今後、シルクを怒らせるようなことはないようにしよう。
「では、始めましょう! えっと、シリウスだっけ?」
「──っ、貴様のような小娘に、呼び捨てにされる程落ちぶれては──」
「大丈夫、これからドン底まで堕ちるから。そこに寝転がってる白豚よりも、もっと、もっと深くね」
「んな!? 姉さんを豚呼ばわりだ──」
「黙れ、黒豚ッ!!」
「──ふごぉ!?」
吠えるシリウスの口に瓶を突っ込むと、鼻を摘み無理矢理に中に溜まった緑色の液体をゴクゴクと飲ませた。
「ッ、貴様、なにを!?」
「それは感度上昇薬って言って、人を豚にする薬。主に愛玩女《ペット》の調教に使う薬なんだけど、まぁ豚には丁度いいでしょ」
「いつまで私たちを豚呼ばわりする気だ! 絶対に殺してやるッ!!」
「はいはい。それじゃあ、まずは一回イッてみようか。えい」
シルクは人差し指をクリトリスに近づけ、グッと力を込めると思いっきりデコピンをした。刹那、シリウスの身体が激しく跳ねる。
「ふぎぃい゛いいいいいいい゛ッ!!♡♡」
飛び出る潮、蕩ける顔。一瞬で絶頂まで至らしめる様は、薬の効果を証明していた。
「あはは、気持ちいい?」
「な、なにこりぇ……さ、さっきより……ぜ、全然深い……の、脳が焼き切れ……♡」
「当然でしょ。なんせ、感度は10倍に、しかも痛みはぜーんぶ快感に変わっちゃうんだから」
「い、痛みが……かいかんにぃ……?♡」
「そッ、気が付いてないみたいだから教えてあげるけど、私、貴女を壊すつもりだから」
「──ッふへ!?」
「大丈夫、傷は一切つけないよ? 治すのは得意だから。でも……」
「──ふぎァァァァァァッ!!♡♡♡」
パシィィィィィンッ!
再び痛烈な破裂音が鳴り響いた。次はデコピンなんて生易しいものじゃない。
シルクの小さな手はマンコを思いっきり叩いたのだ。
そして、にっこりと笑いこう言った。
「心の傷は治せないけどね」
「は、はぎゃ……ぁ、ぁぁぁ……♡」
いくら屈辱を受けても、涙を流しても、直ぐに復活し鋼の意思を持ち続けたシリウスの顔が恐怖一色に染まる。
とんでもない奴を敵にしてしまった、と今更気が付いたようだ。因みに俺も、今更気が付いた。
「うん、それじゃあ余興はこの辺にして。そろそろ本番いこっか」
シルクは様々な道具を手に取ると、シリウスの身体に取り付けていく。
腕と足を畳んだまま紐でくくり付け、肘と膝にカバーのような物を被せた。
首輪に手綱を取り付け、それを乳首、クリトリスへ結んでいく。
更には、口に猿轡をもう一度取り付け「ふぅ」と額を拭った。
「最後にコレを取り付けてっと。こんな感じかな……どうでしょうか、イットー様?」
ジャンッとお披露目するようにシリウスの姿を俺に見せる。それは、非常に哀れなものだった。
「ふッ……ぅぅ、ふぅーッ!♡」
肘と膝の四足歩行を強制され、鼻にはフックが引っ掛けられ背中へと伸びている。
シルクが彼女を「黒豚」と言った意味がようやくと分かった。これじゃあ本当に、豚だ。
「ぁ、あぁ……いいんじゃないかな。シルクの好きなようにしなさい」
「やった、ありがとうございます、イットー様! じゃあコイツ、愛玩女《ペット》にしちゃいますね!」
「う、うん……頑張って」
「はい!!♡」
凌辱された者は、凌辱する者になる。
俺の人生の教訓だが、今正にその光景を目の当たりにしていた。……いや、少し違うか。
いくら笑おうと隠し切れてない怒りの色。彼女は俺の為に、本当に怒ってくれているのだ。
だからこそ、シリウスを突き落としているのだ。
「イットー様の許可も出たことですし……黒豚、謝罪する気があるなら沢山鳴いてね。そうすれば、私の気も少しは晴れるから」
「ふごッ……ぉ……ぉ!」
「うん、ムカつく。顔を見れば見るほど、血塗れになったイットー様を思い出す」
シリウスに自身の怒りを語りながら、シルクは複雑に縄を絡め合わせていった。
乳首、クリトリス、鼻フック、全ての紐を手綱中心に結び、シリウスの前に立つ。
「だから、もっと不細工になって。原型の無いくらい、泣いて、喚いて、媚なさい」
そして、グイッと手綱を引っ張ると全ての感部も同時に引っ張られ、シリウスは絶叫する。
「ふごぉぉぉぉぉお゛ッ!♡ お、おお゛ッ!!♡♡♡」
「いい感じ。ほら、こっちだよ~おいで~」
「お゛ッ!?♡ ふごッ──んぎぃぃい゛!!♡♡」
シルクは手綱を掴んだまま、無邪気に部屋を駆け回った。
彼女との距離が離れれば離れる程、糸はピンと張り、強く伸ばされる感部。
シリウスは必死に四足歩行で後に付いて回った。
「遅い遅い~えぃ、えぃ!」
「ん゛ッ──んごぉぉぉお゛ッ、お、おおお゛ッ!!♡♡」
通り道が潮で濡れ線を引く。
豚鼻で白目を剥きながら、半分気絶した状態でイキ続ける黒豚。
しかし、止まることは許されない。
シルクが手綱を引っ張る限り、彼女は四足歩行で歩き続けなければならないのだ。
それは、終わらない地獄だった。
「ん~、もう少しプライドを捨てさせたいなぁ……そうだ、あれ使おう」
「ふぅ……ふぅ……ヴッ♡」
シリウスの背中に乗り、次にシルクが取り出した物。それはお尻に豚の尻尾が付いたアナルパールだった。
しかも、俺が現世で見たことある物とはスケールが違う。
一個一個の球体が、シルクの拳くらいの大きさを誇る極太品。
それを、シリウスの前にたらんと垂らし、耳元で囁く。
「貴女、お尻を犯されるのが好きなんでしょ? だったら、これも余裕で入るよね?」
「──ッ!?♡ ん゛ッ……んんッ!!♡」
「あはは、喜んでくれたみたい。こんなの入れたら、普通の身体には戻れないけど、それでもいい?」
「ん゛、んん゛! ん、んんッ!!♡」
「何々……『もうイットー様の雌豚になりますので、それで私をぶち壊して下さい。ぶひぶひ』? やったぁ、イットー様、初めてのお仕事、できましたよ!」
「ぉ、おぅ、偉いぞーシルクー……」
明らかに言ってないけど、多分シルクにはそう聞こえたのだろう。
なんだか眼が正気じゃないけど、多分気のせいだろう。うん。
「イットー様に褒めていただきましたぁ~これも、雌豚が従順になってくれたお陰です。そうだ、いい子にはご褒美を上げないといけませんね」
「んん゛! ん、んんんッ!♡」
「今、願いを叶えてあげますから…………ねッ!!」
「────ッ!?!?」
ズポッ、スポポポポポッ!!
シルクは極太アナルパールを、シリウスのアナルに根本まで一気に挿入した。
ピタッと時が一瞬止まる。そして、荒れ狂う快楽の大波が彼女を襲った。
「──ふごおおおおおおおおおお゛お゛お゛ッ!?!?!?♡♡♡」
身体を逆くの字に折り曲げ、断末魔の叫びを上げる。当然の如く潮は噴きっぱなしで、涙も、鼻水も、唾液も、汗も、体液という体液が身体中から噴き出した。
「そんなに嬉しいの? なら、もっとご褒美あげる! えぃ、えぃ!」
「お゛ごぉぉぉぉぉお゛ッ!♡♡ お、おおおおおお゛ッ!!♡♡♡」
シルクは背中に乗ったまま、左手で手綱を上に引っ張り上げ、右手でアナルパールを掴むと激しくピストンさせた。
狂ったような暴れまわるシリウスに、身体が頑丈なエルフでも死んでしまうかもしれないと危機感を感じた俺は、シルクを止めようと立ち上がる。
だが、ある事に気が付いた。
なんとシルクは、シリウスが死なないよう常に回復魔法を発動させていたのだ。
殺意に呑まれた時は我を失ってしまっていたのに……成長したな、シルクッ!
「おお゛、お゛ッ、ん゛おおおおお゛ッ!!
♡♡♡」
「これで立派な黒豚、イットー様の愛玩女《ペット》完成です! ほら、ご挨拶して!」
そう言って、シリウスの猿轡を外してあげるシルク。けれど、当然言葉なんて発せれる余裕などあるわけもなく。
「ふごぉぉぉお゛ッ!♡ お゛、おおお゛!♡♡」
「……不出来な豚。お仕置きが必要だね」
アナルパールから手を離し、次は馬を躾る用の鞭を手に取ると、パシィンッと尻を叩いた。
「ふぎィッ!?♡ ぃ、ぎァァァッ!?♡♡♡」
「お前は豚でしょ! 鳴き声は!? 謝罪は!? 土下座しろッ!!」
パシィンッ、パシンッ、パシンッ!!
苛立ちをぶつける様に、渾身の力で尻を叩き命令を告げるシルク。
すると遂に、シリウスは俺の前まで移動し、頭を下げたのだ。
「あ゛ッ、ぶ、ぶひぃぃい゛ッ!♡ ご、ごめんなしゃぃぃい゛ッ!♡ あ、謝りましゅ、奴隷になりましゅからぁぁ!♡ だ、たから彼女を止め──ぶ、ぶひィィィッ!♡♡♡」
あの気高い姿は何処にもない。不細工な顔面と、異様に広がった肛門。イキすぎてふやけた膣に、赤く染まるケツ。完成だ。
「シルク、もういい。だが、最後は盛大にイかせてやれ。脳味噌ぶっ壊れるくらいに、な」
「はい、分かりました!」
「ふごぉぉぉぉぉお゛ッ!♡♡」
アナルパールを落ちるギリギリまで引き抜き、手綱を掴むと、シルクはシリウスの背中の上に立った。そして──
「今日から貴女もイットー様の奴隷! よろしくお願いしま──すッ!」
手綱を掴んだまま、背中から後ろに向かってぴょんと飛ぶと、空中でアナルパールを蹴り飛ばしパチィンッとアナルに突き刺した。
最大限に伸びた紐と、最大限に挿入されたアナルパール、最大限に高められた感度は、最大限の電流で、シリウスの脳を焼き尽くす。
「ぶ──ぶひィィィィィィいいい゛ッッ!!!♡♡♡」
上半身を起こし、白目を剥きながらアホ面で絶叫すると、シリウスは自らが作った潮の水溜りにビターンッと倒れ、動かなくなった。
「はぁ、はぁ、やりましたね! イットー様ぁ!♡」
憑物が落ちたように、純粋な笑顔で抱き付いてくるシルクを受け止める。
その下には、白黒のエルフが淫な姿で沈んでいた。
……やり過ぎた? いや、生きてはいるから大丈夫か。俺も殺されかけた訳だし、うん。
「よくやったぞ、シルク」
「えへへ、ありがとうございます」
彼女の頭を撫でると、子猫のように愛らしい表情を見せた。その顔にまた股間が反応してしまう。
「ぅ、わッ……イットー様、も、もう一度しますか?」
「……うん、シルク、おいで」
「はい! イットー様ッ♡」
そうして、白黒エルフが目を覚ますまで、俺たちは何度も欲望をぶつけ合った。貪るように、重ね合わせるように。
互いの存在に、感謝し合いながら。ずっと、ずっと。
そう叫び、俺の前に立つとシリウスの顔をガシッと掴み、至近距離でガンを飛ばした。
半端じゃない威圧感が、肌をビリビリと刺す。
「し、シルク……? あの、怒ってるの?」
「怒る……? そうですか、これが『怒り』ですか。はい、私は今、コイツに対し激昂しています。イットー様を殺そうとし、あまつさえ馬鹿にする、この、女に!!」
「ふ、ふぐぅぅ……」
手を握り締め、ホッペをギューとするとシリウスは不細工な顔になった。
そうか……あの時、殺意に飲み込まれ暴走した日、シルクの中では初めて怒りの感情が生まれたのか。なら──
「シルク、そいつ、お前が調教しろ」
「え、私がですか!?」
「今、腹ん中に渦巻いてる黒いもんがあるだろ? それをスッキリさせる為に、シリウスを凌辱してやれ」
「で、でも……イットー様の奴隷をそんな……」
「これから奴隷が増えたら、手に負えなくなる時が来るかもしれない。だから、俺の一番の奴隷として、シルクにはそーいうことを覚えていってほしいかな」
「い、一番……♡ 分かりました、イットー様の一番として、私、コイツをぐちゃぐちゃにしますね!」
そう言うと、シルクは一旦部屋を出てると、大量の荷物を持って帰ってきた。
ガシャ、と床に散らばる大量の怪しげな器具と瓶。
ニコニコと一つ一つ手に取りながら、使い方を確認しているようだった。
「……シルク、それは?」
「宿の皆んなから、奴隷調教用の道具を沢山借りてきたので、余すとこなく使ってやろうと思いまして! 安心して下さい、例え糞女でもイットー様の奴隷、殺すなんてことはしませんので!」
満面の笑みの中に見え隠れする絶大な殺意に、俺の背筋は震えた。……今後、シルクを怒らせるようなことはないようにしよう。
「では、始めましょう! えっと、シリウスだっけ?」
「──っ、貴様のような小娘に、呼び捨てにされる程落ちぶれては──」
「大丈夫、これからドン底まで堕ちるから。そこに寝転がってる白豚よりも、もっと、もっと深くね」
「んな!? 姉さんを豚呼ばわりだ──」
「黙れ、黒豚ッ!!」
「──ふごぉ!?」
吠えるシリウスの口に瓶を突っ込むと、鼻を摘み無理矢理に中に溜まった緑色の液体をゴクゴクと飲ませた。
「ッ、貴様、なにを!?」
「それは感度上昇薬って言って、人を豚にする薬。主に愛玩女《ペット》の調教に使う薬なんだけど、まぁ豚には丁度いいでしょ」
「いつまで私たちを豚呼ばわりする気だ! 絶対に殺してやるッ!!」
「はいはい。それじゃあ、まずは一回イッてみようか。えい」
シルクは人差し指をクリトリスに近づけ、グッと力を込めると思いっきりデコピンをした。刹那、シリウスの身体が激しく跳ねる。
「ふぎぃい゛いいいいいいい゛ッ!!♡♡」
飛び出る潮、蕩ける顔。一瞬で絶頂まで至らしめる様は、薬の効果を証明していた。
「あはは、気持ちいい?」
「な、なにこりぇ……さ、さっきより……ぜ、全然深い……の、脳が焼き切れ……♡」
「当然でしょ。なんせ、感度は10倍に、しかも痛みはぜーんぶ快感に変わっちゃうんだから」
「い、痛みが……かいかんにぃ……?♡」
「そッ、気が付いてないみたいだから教えてあげるけど、私、貴女を壊すつもりだから」
「──ッふへ!?」
「大丈夫、傷は一切つけないよ? 治すのは得意だから。でも……」
「──ふぎァァァァァァッ!!♡♡♡」
パシィィィィィンッ!
再び痛烈な破裂音が鳴り響いた。次はデコピンなんて生易しいものじゃない。
シルクの小さな手はマンコを思いっきり叩いたのだ。
そして、にっこりと笑いこう言った。
「心の傷は治せないけどね」
「は、はぎゃ……ぁ、ぁぁぁ……♡」
いくら屈辱を受けても、涙を流しても、直ぐに復活し鋼の意思を持ち続けたシリウスの顔が恐怖一色に染まる。
とんでもない奴を敵にしてしまった、と今更気が付いたようだ。因みに俺も、今更気が付いた。
「うん、それじゃあ余興はこの辺にして。そろそろ本番いこっか」
シルクは様々な道具を手に取ると、シリウスの身体に取り付けていく。
腕と足を畳んだまま紐でくくり付け、肘と膝にカバーのような物を被せた。
首輪に手綱を取り付け、それを乳首、クリトリスへ結んでいく。
更には、口に猿轡をもう一度取り付け「ふぅ」と額を拭った。
「最後にコレを取り付けてっと。こんな感じかな……どうでしょうか、イットー様?」
ジャンッとお披露目するようにシリウスの姿を俺に見せる。それは、非常に哀れなものだった。
「ふッ……ぅぅ、ふぅーッ!♡」
肘と膝の四足歩行を強制され、鼻にはフックが引っ掛けられ背中へと伸びている。
シルクが彼女を「黒豚」と言った意味がようやくと分かった。これじゃあ本当に、豚だ。
「ぁ、あぁ……いいんじゃないかな。シルクの好きなようにしなさい」
「やった、ありがとうございます、イットー様! じゃあコイツ、愛玩女《ペット》にしちゃいますね!」
「う、うん……頑張って」
「はい!!♡」
凌辱された者は、凌辱する者になる。
俺の人生の教訓だが、今正にその光景を目の当たりにしていた。……いや、少し違うか。
いくら笑おうと隠し切れてない怒りの色。彼女は俺の為に、本当に怒ってくれているのだ。
だからこそ、シリウスを突き落としているのだ。
「イットー様の許可も出たことですし……黒豚、謝罪する気があるなら沢山鳴いてね。そうすれば、私の気も少しは晴れるから」
「ふごッ……ぉ……ぉ!」
「うん、ムカつく。顔を見れば見るほど、血塗れになったイットー様を思い出す」
シリウスに自身の怒りを語りながら、シルクは複雑に縄を絡め合わせていった。
乳首、クリトリス、鼻フック、全ての紐を手綱中心に結び、シリウスの前に立つ。
「だから、もっと不細工になって。原型の無いくらい、泣いて、喚いて、媚なさい」
そして、グイッと手綱を引っ張ると全ての感部も同時に引っ張られ、シリウスは絶叫する。
「ふごぉぉぉぉぉお゛ッ!♡ お、おお゛ッ!!♡♡♡」
「いい感じ。ほら、こっちだよ~おいで~」
「お゛ッ!?♡ ふごッ──んぎぃぃい゛!!♡♡」
シルクは手綱を掴んだまま、無邪気に部屋を駆け回った。
彼女との距離が離れれば離れる程、糸はピンと張り、強く伸ばされる感部。
シリウスは必死に四足歩行で後に付いて回った。
「遅い遅い~えぃ、えぃ!」
「ん゛ッ──んごぉぉぉお゛ッ、お、おおお゛ッ!!♡♡」
通り道が潮で濡れ線を引く。
豚鼻で白目を剥きながら、半分気絶した状態でイキ続ける黒豚。
しかし、止まることは許されない。
シルクが手綱を引っ張る限り、彼女は四足歩行で歩き続けなければならないのだ。
それは、終わらない地獄だった。
「ん~、もう少しプライドを捨てさせたいなぁ……そうだ、あれ使おう」
「ふぅ……ふぅ……ヴッ♡」
シリウスの背中に乗り、次にシルクが取り出した物。それはお尻に豚の尻尾が付いたアナルパールだった。
しかも、俺が現世で見たことある物とはスケールが違う。
一個一個の球体が、シルクの拳くらいの大きさを誇る極太品。
それを、シリウスの前にたらんと垂らし、耳元で囁く。
「貴女、お尻を犯されるのが好きなんでしょ? だったら、これも余裕で入るよね?」
「──ッ!?♡ ん゛ッ……んんッ!!♡」
「あはは、喜んでくれたみたい。こんなの入れたら、普通の身体には戻れないけど、それでもいい?」
「ん゛、んん゛! ん、んんッ!!♡」
「何々……『もうイットー様の雌豚になりますので、それで私をぶち壊して下さい。ぶひぶひ』? やったぁ、イットー様、初めてのお仕事、できましたよ!」
「ぉ、おぅ、偉いぞーシルクー……」
明らかに言ってないけど、多分シルクにはそう聞こえたのだろう。
なんだか眼が正気じゃないけど、多分気のせいだろう。うん。
「イットー様に褒めていただきましたぁ~これも、雌豚が従順になってくれたお陰です。そうだ、いい子にはご褒美を上げないといけませんね」
「んん゛! ん、んんんッ!♡」
「今、願いを叶えてあげますから…………ねッ!!」
「────ッ!?!?」
ズポッ、スポポポポポッ!!
シルクは極太アナルパールを、シリウスのアナルに根本まで一気に挿入した。
ピタッと時が一瞬止まる。そして、荒れ狂う快楽の大波が彼女を襲った。
「──ふごおおおおおおおおおお゛お゛お゛ッ!?!?!?♡♡♡」
身体を逆くの字に折り曲げ、断末魔の叫びを上げる。当然の如く潮は噴きっぱなしで、涙も、鼻水も、唾液も、汗も、体液という体液が身体中から噴き出した。
「そんなに嬉しいの? なら、もっとご褒美あげる! えぃ、えぃ!」
「お゛ごぉぉぉぉぉお゛ッ!♡♡ お、おおおおおお゛ッ!!♡♡♡」
シルクは背中に乗ったまま、左手で手綱を上に引っ張り上げ、右手でアナルパールを掴むと激しくピストンさせた。
狂ったような暴れまわるシリウスに、身体が頑丈なエルフでも死んでしまうかもしれないと危機感を感じた俺は、シルクを止めようと立ち上がる。
だが、ある事に気が付いた。
なんとシルクは、シリウスが死なないよう常に回復魔法を発動させていたのだ。
殺意に呑まれた時は我を失ってしまっていたのに……成長したな、シルクッ!
「おお゛、お゛ッ、ん゛おおおおお゛ッ!!
♡♡♡」
「これで立派な黒豚、イットー様の愛玩女《ペット》完成です! ほら、ご挨拶して!」
そう言って、シリウスの猿轡を外してあげるシルク。けれど、当然言葉なんて発せれる余裕などあるわけもなく。
「ふごぉぉぉお゛ッ!♡ お゛、おおお゛!♡♡」
「……不出来な豚。お仕置きが必要だね」
アナルパールから手を離し、次は馬を躾る用の鞭を手に取ると、パシィンッと尻を叩いた。
「ふぎィッ!?♡ ぃ、ぎァァァッ!?♡♡♡」
「お前は豚でしょ! 鳴き声は!? 謝罪は!? 土下座しろッ!!」
パシィンッ、パシンッ、パシンッ!!
苛立ちをぶつける様に、渾身の力で尻を叩き命令を告げるシルク。
すると遂に、シリウスは俺の前まで移動し、頭を下げたのだ。
「あ゛ッ、ぶ、ぶひぃぃい゛ッ!♡ ご、ごめんなしゃぃぃい゛ッ!♡ あ、謝りましゅ、奴隷になりましゅからぁぁ!♡ だ、たから彼女を止め──ぶ、ぶひィィィッ!♡♡♡」
あの気高い姿は何処にもない。不細工な顔面と、異様に広がった肛門。イキすぎてふやけた膣に、赤く染まるケツ。完成だ。
「シルク、もういい。だが、最後は盛大にイかせてやれ。脳味噌ぶっ壊れるくらいに、な」
「はい、分かりました!」
「ふごぉぉぉぉぉお゛ッ!♡♡」
アナルパールを落ちるギリギリまで引き抜き、手綱を掴むと、シルクはシリウスの背中の上に立った。そして──
「今日から貴女もイットー様の奴隷! よろしくお願いしま──すッ!」
手綱を掴んだまま、背中から後ろに向かってぴょんと飛ぶと、空中でアナルパールを蹴り飛ばしパチィンッとアナルに突き刺した。
最大限に伸びた紐と、最大限に挿入されたアナルパール、最大限に高められた感度は、最大限の電流で、シリウスの脳を焼き尽くす。
「ぶ──ぶひィィィィィィいいい゛ッッ!!!♡♡♡」
上半身を起こし、白目を剥きながらアホ面で絶叫すると、シリウスは自らが作った潮の水溜りにビターンッと倒れ、動かなくなった。
「はぁ、はぁ、やりましたね! イットー様ぁ!♡」
憑物が落ちたように、純粋な笑顔で抱き付いてくるシルクを受け止める。
その下には、白黒のエルフが淫な姿で沈んでいた。
……やり過ぎた? いや、生きてはいるから大丈夫か。俺も殺されかけた訳だし、うん。
「よくやったぞ、シルク」
「えへへ、ありがとうございます」
彼女の頭を撫でると、子猫のように愛らしい表情を見せた。その顔にまた股間が反応してしまう。
「ぅ、わッ……イットー様、も、もう一度しますか?」
「……うん、シルク、おいで」
「はい! イットー様ッ♡」
そうして、白黒エルフが目を覚ますまで、俺たちは何度も欲望をぶつけ合った。貪るように、重ね合わせるように。
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