絆創膏をアソコに貼った私が無双して世界を救う!?

よすぃ

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メイデスの森へ!

145 裸の女の子

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 百四十五話  裸の女の子



 「ーー…え?」


 確かに女の子だ。でもなんというかこうー…人って感じではないような。
 全体的に神秘的なオーラを纏っていて、耳が横に長く伸びている。


 そんな女の子は池の真ん中で優雅に水浴び。
 ーー…流石にこの子が邪神の配下なわけないよね。

 私はそのことをウルゼッタたちに報告しようと体の向きを変えたー…その時だった。

 
 「ーー…だれ?」


 「ーー…!!??」


 振り返ってみると女の子が顔をこちらに向けている。




 ーー…え、気づかれた? それとも気のせい!?


 と、とりあえず確かめないとね。


 「えっと…私のこと見えるの?」


 「ーー……。」


 あれ? 返答がない。てことはさっきのはあの子の気のせい?


 私は首を傾げながらウルゼッタたちのところへと戻った。



 

 「ーー…で、どうでした?」

 「うん。裸の女の子がいたよ。あれは流石に邪神の配下とかではなさそうだけど…。」

 「そうですか。では行きましょう。」


 私たちは3人で池のところへ。
 

 「ーー…あ、本当ですわね。」


 ウルゼッタの声に反応して女の子がこちらを向く。


 「あら、エルフですわ。」

 「エルフ?」

 「えぇ。耳がとんがってるでしょう。あれはエルフという種族で何百年も生きることのできる神秘的な種族なんです。」

 「へぇー。」


 私たちが話していると女の子は優しくこちらに向かって微笑んだ。


 「あ、さっきこっちに来た子いるよね。こんにちは。」

 「ーー…え、やっぱり気づいてたの?」


 私はゴクリと唾を飲んでエルフの女の子に尋ねる。


 「うん。なんとなく…だけど。」


 「どういうことですの?」

 「あぁ、さっき私が偵察に行ってた時に声かけられたんだよね。でも逆にこっちから話しかけた時は気づいてないみたいだったけど。」


 「わたし、気を感じることができるの。」


 女の子は静かに微笑みながらこちらに向かってくる。


 「ーー…気?」

 「うん。生き物にはね、その人特有の『気』っていうものがあるんだよ。」

 女の子が私をみる。


 「ナタリーの【神の完全隠密】って完璧な隠密じゃありませんの?」

 「ね、私もびっくり。」

 「もしかしてちゃんと貼れてなかったとかありませんの?」

 「えっー…」


 ウルゼッタの言葉に一瞬ドキッとする。


 昨日ツクヨミの触手ベッドで寝た時に特殊状態異常【発情】になってしまった時のことを思い出しちゃったなんて言えない。
 そこでアソコがちょっと疼いてるそんなタイミングでウルゼッタと一緒でしょ?
 もうこんなのウルゼッタとイチャイチャした時のことまで思い出しちゃうじゃん。

 触らなくても分かる。
 私のアソコからヌルッとした体液が滴ってるのを。


 「あー。もしかしたらちょっと剥がれてたのかも。」


 私はそれを誤魔化すようにワザとらしく笑った。


 「それで、エルフのあなたは邪神の配下とかではありませんわよね。」


 ウルゼッタがとりあえず…と言った感じでエルフに尋ねる。


 「うん。わたし違うよ。確かに邪悪な気を纏ったのが最近ここら辺荒らしてるけど。」

 「やっぱりあの話は本当だったんですのね。」

 「でもわたしといると安全だよ。わたし、その相手の気が分かるから、近づいてきたらその分離れるだけだもん。」


 エルフの女の子は柔らかい笑みをウルゼッタに向けた。


 「わたしはハイエルフのモニカ。よろしくね。」


 エルフの女の子…モニカが丁寧に頭を下げる。


 「私ナタリー。」

 「ウルゼッタですわ。」

 「イルーナ式機械人形・イルレシオンです」


 「よろしく。ーー…あっと、邪悪の気がこっちにちょっとだけ移動してきたからわたしここから離れるけど、みんなも来る?」


 モニカが近くに畳んであった服を着ながら私たちを見上げる。


 「あ、えっと…いいの?」

 「うん。とりあえずわたしのお部屋に行こ? そこなら絶対にバレないから。」

 「お部屋?」

 「うん。」


 そう言うと着替え終えたモニカは水色の花のような杖?を手に取りその先で円を描く。
 するとそこだけ時空がぐにゃっと歪みだす。


 「これ入り口だよ。入るなら早めにお願いね。」

 
 モニカはそう私たちに言い残すと先にその歪んだ空間の中に入っていった。


 「ーー…どうするウルゼッタ。イルレシオン。」

 「こちらに向かってきてるなら今は戦闘は避けたいですわ。あそこに入りましょう。」

 『私は主人様の行動のままに。』


 こうして私たちはお互いに顔を見合わせて頷きあった後、その歪んだ空間の中へと一斉に飛び込んだ。

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