55 / 60
#55.okinawa 真相
しおりを挟む
「昔のことよ。私の夫、桐谷茂雄とそこにいる具志堅、真栄城、フランスからの留学生のモーリスという男が組んで宜野湾国際大学でサークル活動を行っていた。完全犯罪を研究するというどうしようもないサークルよ。私は桐谷と当時交際していたけれどそのサークルには入っていなかった。彼はもう1つ学生運動家として活動していた。わたしは彼のその革命を起こそうとする情熱に惹かれたの。私は学生運動をともに行っていた。役目は武器の製造。警官隊に対抗するために爆薬なんて数え切れないほど作ったわ」
具志堅が苦虫を噛み潰したような顔で美佐江の話を黙って聞いている。
「ある日、桐谷からサークルメンバーで東京に卒業旅行へ行くと言われた。そこで彼はサークルの人間たちがその卒業旅行であることを計画していると話してくれたの」
「府中市での3億円強奪計画だな」佐倉が確認する。
「そう。桐谷は大反対した。あくまでそのサークルは映画鑑賞が趣味という集まりから始まり完全犯罪を研究しようとなったもの。まさか本当に完全犯罪をするなんて彼は夢にも思っていなかった。でも周りは彼の忠告を聞き入れなかった。彼は結局、卒業旅行に同行したわ。計画を阻止するためにね」
「桐谷茂雄は犯行グループの中に入っていなかったの?」愛子が質問する。
「計画を止められなかった。だから厳密にいうと共犯みたいなものだろ」
佐倉が愛子の疑問に自分なりの解釈で答える。
「主だった計画を立てたのはそこにいる具志堅よ。白バイ警官に扮し現金輸送車に近づいたのは真栄城。爆発を示唆して、警備員を車から遠ざけて自分はその車に乗って去っていった。今、考えれば安易よね。でもそれが成功した。他のメンバーは真栄城が奪った車を捨て去る場所で合流。彼を拾ってまんまと逃げたというわけね」
「だがそこで不思議なことが起こる。あの有名なモンタージュ写真だ。あの顔は桐谷茂雄の写真だろ」
「そうよ。それは警察と具志堅の計画・・・」
「警察との計画?どういうことだ!?」
警察というフレーズが出てきて仲間が思わず反応する。
「やっぱりな」
佐倉の言葉に皆が注目する。
「ここで最初の問題です」
佐倉が話を中断し、人差し指を立てて全員に声をかける。
「40年前に起きた3億円事件。あれだけ手がかりを残しながら未解決になっている。もはや都市伝説に近い。奪われた3億円はどこへ行ったのか?」
佐倉は犯行グループが写っている写真を取り出した。
「ヒントはこの写真。これはここ沖縄の大舞寺で撮影されたものだ」
佐倉が言わんとしていることがまだ皆には伝わらない。
「沖縄。日本政府が立ち入ることができない場所がある土地」
「米軍基地?」仲間が声を上げる。具志堅と美佐江が睨み合っている。
「そうだ。この金は奪った後に一度米軍基地に運ばれマネーロンダリングされた。違うか?美佐江さん」
「そうよ。彼らは沖縄という土地の特徴を生かした犯罪計画を立ち上げた。そしてそこにいる具志堅が重要な役割を果たした。警察との関係性よ。彼らは奪った金を元手に新しいビジネスを展開しようとした。それが・・・」
「麻薬ビジネス」佐倉が美佐江の言葉を拾う。
「大舞寺で栽培されているのもその延長だな」
「栽培!?」思わず比嘉が反応する。
「しかし警察が何で絡んでくる?」仲間が質問する。その質問に佐倉がふっと笑った。
「そこでさっきの問題の続きになる。マネーロンダリングされた3億円の使い道。単に麻薬ビジネスと言っても最初はその仕入れが必要だ。その仕入先が・・・」
「まさか!?」一同が目を見開く。
「そう、警察さ。押収した麻薬の横流し。警察にとっても旨味のある話だ。押収した薬物なんて置いていても何にもならないからな」
「佐倉!貴様ふざけたこと言うな!」
仲間が佐倉に詰め寄り襟元を掴む。警察を侮辱されたことを見過ごせないのはわかる。
しかし・・・。
「彼の言っていることは本当よ」美佐江がはっきりと口にした。
「具志堅は警察とのパイプを作り、警察が押収した麻薬を買い取った。その量は3億円なんてものじゃないわ。彼の言うとおり、警察にとっても美味しい話だった。彼らは警察から麻薬を買い取って、ビジネスを始めるのも最初から計画に入っていたのよ。だけどそこに邪魔者が入った」
「桐谷茂雄」佐倉はもう自分の考えに確信を持っていた。
「そうよ。彼は警察との取引を行うのに大反対したわ。そして仲間割れ。典型的なパターンね。そこでそこにいる具志堅が取った行動があのモンタージュ写真よ。警察にとっても具志堅たちにとっても桐谷は危険分子。と同時に警察は横流しをしているだけあって出来るだけ世間の3億円事件への関心を薄めたかった。桐谷は命の危険を感じて逃走したわ。それでも警察は指名手配のモンタージュ写真に桐谷の顔を使うことにより早めに桐谷の拘束に動いた。彼は学生運動の活動家として有名な存在だったからね。写真素材はあったし、いずれ学生運動のほうへ姿を表すと踏んでいた」
「そして案の定、姿を表した」
「それと同時にあの写真を利用することによって他の学生運動活動家の情報も得られる可能性もある。うまいこと考えたわ。見つかった桐谷は警察と具志堅たちに始末され、他の学生運動家も拘束されていった。それが3億円事件の真相よ。そしてその真相を知り、息子の浩は事件の公表を行おうとした。ところがフランスの刑事に邪魔され浩も逆に消された・・・」
「それがパリで殺されたパリ警視庁の警視か?」
仲間の声が高くなる。しかしそれは違う。
「そいつはどうかな」
佐倉はポケットから携帯電話を取り出しマルセルへ投げた。
「答えはその携帯電話が知っている」
まるで子供の頃のリレー競走でバトンを渡したような気分だ。
佐倉は笑った。さぁ、今度はパリ側の事件の真相に近づこうか。
具志堅が苦虫を噛み潰したような顔で美佐江の話を黙って聞いている。
「ある日、桐谷からサークルメンバーで東京に卒業旅行へ行くと言われた。そこで彼はサークルの人間たちがその卒業旅行であることを計画していると話してくれたの」
「府中市での3億円強奪計画だな」佐倉が確認する。
「そう。桐谷は大反対した。あくまでそのサークルは映画鑑賞が趣味という集まりから始まり完全犯罪を研究しようとなったもの。まさか本当に完全犯罪をするなんて彼は夢にも思っていなかった。でも周りは彼の忠告を聞き入れなかった。彼は結局、卒業旅行に同行したわ。計画を阻止するためにね」
「桐谷茂雄は犯行グループの中に入っていなかったの?」愛子が質問する。
「計画を止められなかった。だから厳密にいうと共犯みたいなものだろ」
佐倉が愛子の疑問に自分なりの解釈で答える。
「主だった計画を立てたのはそこにいる具志堅よ。白バイ警官に扮し現金輸送車に近づいたのは真栄城。爆発を示唆して、警備員を車から遠ざけて自分はその車に乗って去っていった。今、考えれば安易よね。でもそれが成功した。他のメンバーは真栄城が奪った車を捨て去る場所で合流。彼を拾ってまんまと逃げたというわけね」
「だがそこで不思議なことが起こる。あの有名なモンタージュ写真だ。あの顔は桐谷茂雄の写真だろ」
「そうよ。それは警察と具志堅の計画・・・」
「警察との計画?どういうことだ!?」
警察というフレーズが出てきて仲間が思わず反応する。
「やっぱりな」
佐倉の言葉に皆が注目する。
「ここで最初の問題です」
佐倉が話を中断し、人差し指を立てて全員に声をかける。
「40年前に起きた3億円事件。あれだけ手がかりを残しながら未解決になっている。もはや都市伝説に近い。奪われた3億円はどこへ行ったのか?」
佐倉は犯行グループが写っている写真を取り出した。
「ヒントはこの写真。これはここ沖縄の大舞寺で撮影されたものだ」
佐倉が言わんとしていることがまだ皆には伝わらない。
「沖縄。日本政府が立ち入ることができない場所がある土地」
「米軍基地?」仲間が声を上げる。具志堅と美佐江が睨み合っている。
「そうだ。この金は奪った後に一度米軍基地に運ばれマネーロンダリングされた。違うか?美佐江さん」
「そうよ。彼らは沖縄という土地の特徴を生かした犯罪計画を立ち上げた。そしてそこにいる具志堅が重要な役割を果たした。警察との関係性よ。彼らは奪った金を元手に新しいビジネスを展開しようとした。それが・・・」
「麻薬ビジネス」佐倉が美佐江の言葉を拾う。
「大舞寺で栽培されているのもその延長だな」
「栽培!?」思わず比嘉が反応する。
「しかし警察が何で絡んでくる?」仲間が質問する。その質問に佐倉がふっと笑った。
「そこでさっきの問題の続きになる。マネーロンダリングされた3億円の使い道。単に麻薬ビジネスと言っても最初はその仕入れが必要だ。その仕入先が・・・」
「まさか!?」一同が目を見開く。
「そう、警察さ。押収した麻薬の横流し。警察にとっても旨味のある話だ。押収した薬物なんて置いていても何にもならないからな」
「佐倉!貴様ふざけたこと言うな!」
仲間が佐倉に詰め寄り襟元を掴む。警察を侮辱されたことを見過ごせないのはわかる。
しかし・・・。
「彼の言っていることは本当よ」美佐江がはっきりと口にした。
「具志堅は警察とのパイプを作り、警察が押収した麻薬を買い取った。その量は3億円なんてものじゃないわ。彼の言うとおり、警察にとっても美味しい話だった。彼らは警察から麻薬を買い取って、ビジネスを始めるのも最初から計画に入っていたのよ。だけどそこに邪魔者が入った」
「桐谷茂雄」佐倉はもう自分の考えに確信を持っていた。
「そうよ。彼は警察との取引を行うのに大反対したわ。そして仲間割れ。典型的なパターンね。そこでそこにいる具志堅が取った行動があのモンタージュ写真よ。警察にとっても具志堅たちにとっても桐谷は危険分子。と同時に警察は横流しをしているだけあって出来るだけ世間の3億円事件への関心を薄めたかった。桐谷は命の危険を感じて逃走したわ。それでも警察は指名手配のモンタージュ写真に桐谷の顔を使うことにより早めに桐谷の拘束に動いた。彼は学生運動の活動家として有名な存在だったからね。写真素材はあったし、いずれ学生運動のほうへ姿を表すと踏んでいた」
「そして案の定、姿を表した」
「それと同時にあの写真を利用することによって他の学生運動活動家の情報も得られる可能性もある。うまいこと考えたわ。見つかった桐谷は警察と具志堅たちに始末され、他の学生運動家も拘束されていった。それが3億円事件の真相よ。そしてその真相を知り、息子の浩は事件の公表を行おうとした。ところがフランスの刑事に邪魔され浩も逆に消された・・・」
「それがパリで殺されたパリ警視庁の警視か?」
仲間の声が高くなる。しかしそれは違う。
「そいつはどうかな」
佐倉はポケットから携帯電話を取り出しマルセルへ投げた。
「答えはその携帯電話が知っている」
まるで子供の頃のリレー競走でバトンを渡したような気分だ。
佐倉は笑った。さぁ、今度はパリ側の事件の真相に近づこうか。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
日本新世紀ー日本の変革から星間連合の中の地球へー
黄昏人
SF
現在の日本、ある地方大学の大学院生のPCが化けた!
あらゆる質問に出してくるとんでもなくスマートで完璧な答え。この化けたPC“マドンナ”を使って、彼、誠司は核融合発電、超バッテリーとモーターによるあらゆるエンジンの電動化への変換、重力エンジン・レールガンの開発・実用化などを通じて日本の経済・政治状況及び国際的な立場を変革していく。
さらに、こうしたさまざまな変革を通じて、日本が主導する地球防衛軍は、巨大な星間帝国の侵略を跳ね返すことに成功する。その結果、地球人類はその星間帝国の圧政にあえいでいた多数の歴史ある星間国家の指導的立場になっていくことになる。
この中で、自らの進化の必要性を悟った人類は、地球連邦を成立させ、知能の向上、他星系への植民を含む地球人類全体の経済の底上げと格差の是正を進める。
さらには、マドンナと誠司を擁する地球連邦は、銀河全体の生物に迫る危機の解明、撃退法の構築、撃退を主導し、銀河のなかに確固たる地位を築いていくことになる。
秘書と社長の秘密
廣瀬純七
大衆娯楽
社内の調査のため、社長・高橋健一はこっそり秘書・木村由紀と不思議なアプリで入れ替わることに。
突然“社長役”を任された由紀と、自由に動ける立場を手に入れた高橋。
ふたりの秘密の入れ替わり作戦は、どの様な結末になるのか?
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳の主婦・加恋。冷え切った家庭で孤独に苛まれる彼女を救い出したのは、ネットの向こう側にいた二十歳(はたち)と偽っていた17歳の少年・晴人だった。
「未成年との不倫」という、社会から断罪されるべき背徳。それでも二人は、震える手で未来への約束を交わす。少年が大学生になり、社会人となり、守られる存在から「守る男」へと成長していく中で、加恋は自らの手で「妻」という仮面を脱ぎ捨てていく…
なお、スピンオフもございます。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
【完結】年収三百万円台のアラサー社畜と総資産三億円以上の仮想通貨「億り人」JKが湾岸タワーマンションで同棲したら
瀬々良木 清
ライト文芸
主人公・宮本剛は、都内で働くごく普通の営業系サラリーマン。いわゆる社畜。
タワーマンションの聖地・豊洲にあるオフィスへ通勤しながらも、自分の給料では絶対に買えない高級マンションたちを見上げながら、夢のない毎日を送っていた。
しかしある日、会社の近所で苦しそうにうずくまる女子高生・常磐理瀬と出会う。理瀬は女子高生ながら仮想通貨への投資で『億り人』となった天才少女だった。
剛の何百倍もの資産を持ち、しかし心はまだ未完成な女子高生である理瀬と、日に日に心が枯れてゆくと感じるアラサー社畜剛が織りなす、ちぐはぐなラブコメディ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる