40 / 70
BULLET-39:報酬は!?
しおりを挟む
□■□
「なんだか、すごい、ですね。」
熱い眼差しで見つめられるのが鬱陶しくなった真丸は、
『ルゥーア、人型にしてくれるか。』
ルゥーアに声を掛けた。
『はい、ほぉ。』
脳内で返事したルゥーアが銃に触れ、
「人型形態。」
と発した。
人型になった真丸が、
「これで納得したか、お姉さん。」
ヌットミエに声を掛けた。
「は、はい、納得しましたのでございます。」
なんか言葉がおかしくなっている、なんて事は気にせず、
「なら、はよ手続き済ませてくれへんか。」
手続きを進めるよう促した。
「ももも、申し訳ありません、すぐに。」
慌てて手続きを再開したヌットミエが、
「なーーーっ!?」
結構な大音量で叫んだ。
なんだか、登録用紙を見つめてわなわなしている。
「ぼ、冒険者ランク、"SSSSS"って何?」
どうやらそれが問題らしい。
『うぬぬ、やっぱこれってうちが原因、なんやろな。』
などと思いつつ、
「もふぃ、これって。」
小声でもふぃに問い掛けると、
「そんなのまんまるのせいに決まっているのよ。」
なんか偉そうに返してきた。
その返しにイラっとして、
「なにすっとぼけてんねん。
そもそもの原因はあんたやろが。」
もふぃに近付いていったら、
「って、あ、逃げよった。」
ヤバいと思ったらしく、めっちゃ逃げていった。
とかやっていたら、
「はっ、失礼しました。
あまりにも衝撃的だったもので。」
ヌットミエが気を取り直して謝ってきた。
逃げたもふぃは放っておいて
「それで、何が問題なんや?」
真丸がヌットミエに声を掛けた。
「そもそもSSSSSなんてランクはないんです。」
「え、そうなん?
普通に最上位ランクやて思てたわ。」
「普通はG、F、E、D、C、B、Aときて、最上位はSとなっています。
当然、SSなんてないんです。」
「ならこれって。」
「多分、番外ランクではないかと思っています。」
半信半疑な雰囲気のヌットミエに、
「なんかようわからんけど、ま、ええわ。
とにかく早よ換金したってんか。
結構、疲れてんのや。」
真丸が催促した。
「わかりました、では、これで。」
と言って、奥の部屋からお金の入った袋をもってきて、
じゃら
カウンターの上に置いた。
「モッキーキの討伐は依頼を受けていまして、それが報酬となります。」
ヌットミエの説明を聞き、真丸が袋
の中を見て、
「ご、ごっついな!?」
驚きの声を漏らした。
横から覗き込んでいたルゥーアが、
「あああ、ありえない、です、ほぉ」
驚きのあまり、固まった。
「なんだか、すごい、ですね。」
熱い眼差しで見つめられるのが鬱陶しくなった真丸は、
『ルゥーア、人型にしてくれるか。』
ルゥーアに声を掛けた。
『はい、ほぉ。』
脳内で返事したルゥーアが銃に触れ、
「人型形態。」
と発した。
人型になった真丸が、
「これで納得したか、お姉さん。」
ヌットミエに声を掛けた。
「は、はい、納得しましたのでございます。」
なんか言葉がおかしくなっている、なんて事は気にせず、
「なら、はよ手続き済ませてくれへんか。」
手続きを進めるよう促した。
「ももも、申し訳ありません、すぐに。」
慌てて手続きを再開したヌットミエが、
「なーーーっ!?」
結構な大音量で叫んだ。
なんだか、登録用紙を見つめてわなわなしている。
「ぼ、冒険者ランク、"SSSSS"って何?」
どうやらそれが問題らしい。
『うぬぬ、やっぱこれってうちが原因、なんやろな。』
などと思いつつ、
「もふぃ、これって。」
小声でもふぃに問い掛けると、
「そんなのまんまるのせいに決まっているのよ。」
なんか偉そうに返してきた。
その返しにイラっとして、
「なにすっとぼけてんねん。
そもそもの原因はあんたやろが。」
もふぃに近付いていったら、
「って、あ、逃げよった。」
ヤバいと思ったらしく、めっちゃ逃げていった。
とかやっていたら、
「はっ、失礼しました。
あまりにも衝撃的だったもので。」
ヌットミエが気を取り直して謝ってきた。
逃げたもふぃは放っておいて
「それで、何が問題なんや?」
真丸がヌットミエに声を掛けた。
「そもそもSSSSSなんてランクはないんです。」
「え、そうなん?
普通に最上位ランクやて思てたわ。」
「普通はG、F、E、D、C、B、Aときて、最上位はSとなっています。
当然、SSなんてないんです。」
「ならこれって。」
「多分、番外ランクではないかと思っています。」
半信半疑な雰囲気のヌットミエに、
「なんかようわからんけど、ま、ええわ。
とにかく早よ換金したってんか。
結構、疲れてんのや。」
真丸が催促した。
「わかりました、では、これで。」
と言って、奥の部屋からお金の入った袋をもってきて、
じゃら
カウンターの上に置いた。
「モッキーキの討伐は依頼を受けていまして、それが報酬となります。」
ヌットミエの説明を聞き、真丸が袋
の中を見て、
「ご、ごっついな!?」
驚きの声を漏らした。
横から覗き込んでいたルゥーアが、
「あああ、ありえない、です、ほぉ」
驚きのあまり、固まった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
16
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる