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BULLET-49:もふぃからまんまるへ
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□■□
転移が上手くいったようで、地面がなくなっていた。
下に見えた、
「まんまる、よね。」
まんまるに安堵しながら、
ぽふ
その顔の上に落ちたら、驚いたまんまるに、
「もふぃ!?」
引っペがされた。
意識が朦朧としてきている。
ゆっくり説明している時間はないと判断し、
「まんまる、女神接続、するのよ。」
弱々しい声を掛けた。
「ええんか?」
「しろって、言ってるのよ!」
まんまるの目を睨みながら、弱々しいが圧が込められた声を発した。
「わ、わかった、ちょい待ち、、よっしゃ、設定したで、ってこれ!?」
まんまるが情報を共有したのを確認したもふぃは"魔力吸収結晶化"状態に変化した。
□■□
引っペがしたもふぃは生気が薄れているように感じられた。
ただ事ではなさそうな雰囲気に言葉を詰まらせていたら、
「まんまる、女神接続、するのよ。」
もふぃが焦り気味な弱々しい声で指示してきた。
「ええんか?」
戸惑いながら、一応確認してみると、
「しろって、言ってるのよ!」
弱々しいのに圧が籠もった声で命じられた。
「わ、わかった、ちょい待ち、、」
もふぃに気圧され、大急ぎで女神接続を探し、
「よっしゃ、設定したで、ってこれ!?」
設定したのと同時にもふぃから、
・魔力を使い切ったので"魔力吸収結晶化"状態になる
・その間、体が結晶石になる
・加護に使える魔力がないので強い衝撃を受けたら壊れる
・収納に入れると魔力の吸収が出来ない
・朝には復活する
・魔獣四天王のトラ魔獣・レイガディータに遭遇した
そんな情報が頭に流れ込んできた。
直後、女神接続の接続が切れ、真丸に持たれたままでもふもるん型の白い結晶石に変化した。
真丸は曲げた指で、
コンコン
と小突いてみた。
「これ、完全に石やな。
ってか、落とさんようにせんとあかんな。」
とか呟いていたら、
「あのあのまんまるさん、もふぃさんに何かあったんです、ほぉ?」
成り行きを見守っていたルゥーアが問い掛けてきた。
「実はかくかくしかじかで、、。」
真丸の説明を聞いたルゥーアが、
「魔力が無くなると、そんな事になるんです、ほぉ。」
そう言って、不思議そうに結晶石を指先で突っついている。
「このままにしとかれへんし、宿までルゥーアのリュックに入れといてくれるか?」
「わかったです、ほぉ。」
ルゥーアに結晶石を手渡して、
「ほな、宿に戻ろか。」
声を掛けた。
「はい、ほぉ。」
ルゥーアの返事を受け、2人は代金を支払って店をでた。
外はすでに夜だった。
上空に月らしきものは見当たらない。
それなのに明るいのは何故だろう?
そんな事を考えながら、宿に向かった。
転移が上手くいったようで、地面がなくなっていた。
下に見えた、
「まんまる、よね。」
まんまるに安堵しながら、
ぽふ
その顔の上に落ちたら、驚いたまんまるに、
「もふぃ!?」
引っペがされた。
意識が朦朧としてきている。
ゆっくり説明している時間はないと判断し、
「まんまる、女神接続、するのよ。」
弱々しい声を掛けた。
「ええんか?」
「しろって、言ってるのよ!」
まんまるの目を睨みながら、弱々しいが圧が込められた声を発した。
「わ、わかった、ちょい待ち、、よっしゃ、設定したで、ってこれ!?」
まんまるが情報を共有したのを確認したもふぃは"魔力吸収結晶化"状態に変化した。
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引っペがしたもふぃは生気が薄れているように感じられた。
ただ事ではなさそうな雰囲気に言葉を詰まらせていたら、
「まんまる、女神接続、するのよ。」
もふぃが焦り気味な弱々しい声で指示してきた。
「ええんか?」
戸惑いながら、一応確認してみると、
「しろって、言ってるのよ!」
弱々しいのに圧が籠もった声で命じられた。
「わ、わかった、ちょい待ち、、」
もふぃに気圧され、大急ぎで女神接続を探し、
「よっしゃ、設定したで、ってこれ!?」
設定したのと同時にもふぃから、
・魔力を使い切ったので"魔力吸収結晶化"状態になる
・その間、体が結晶石になる
・加護に使える魔力がないので強い衝撃を受けたら壊れる
・収納に入れると魔力の吸収が出来ない
・朝には復活する
・魔獣四天王のトラ魔獣・レイガディータに遭遇した
そんな情報が頭に流れ込んできた。
直後、女神接続の接続が切れ、真丸に持たれたままでもふもるん型の白い結晶石に変化した。
真丸は曲げた指で、
コンコン
と小突いてみた。
「これ、完全に石やな。
ってか、落とさんようにせんとあかんな。」
とか呟いていたら、
「あのあのまんまるさん、もふぃさんに何かあったんです、ほぉ?」
成り行きを見守っていたルゥーアが問い掛けてきた。
「実はかくかくしかじかで、、。」
真丸の説明を聞いたルゥーアが、
「魔力が無くなると、そんな事になるんです、ほぉ。」
そう言って、不思議そうに結晶石を指先で突っついている。
「このままにしとかれへんし、宿までルゥーアのリュックに入れといてくれるか?」
「わかったです、ほぉ。」
ルゥーアに結晶石を手渡して、
「ほな、宿に戻ろか。」
声を掛けた。
「はい、ほぉ。」
ルゥーアの返事を受け、2人は代金を支払って店をでた。
外はすでに夜だった。
上空に月らしきものは見当たらない。
それなのに明るいのは何故だろう?
そんな事を考えながら、宿に向かった。
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