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「衣食足りて礼節を知る」礼節の暗闘。
三津矢は3歳年下。途中入社でウチに入ってきた。
・・・・もう3年になるか・・・
大学卒で、しかも1級建築士の資格も持っている。にもかかわらず志願して「現場組」に入ってきた変わり種だった。
良き話相手で、良き部下で、良き弟のような存在だった。
肩書きこそ「次長」でしかなかったが・・・上には部長が2人いるにはいたが、その肩書きは創業メンバーであるという論功であって、実力的には、三津矢が圧倒的なNo2だった。
何せ1級建築士の資格を持っている。
理論と、現場の両方を知っているのは強かった。
さらには、ボクは詳しくはなかったけれど、大学バスケットボールでも有名な選手でキャプテンを務めていたらしい。
身長こそなかったが、胸板の厚い、ちょいとした、身近な文武両道のスーパーマンといった感じだ。
優しい気づかいができる。
・・・ここを予約したのも三津矢だと知った。
こんな店をサラリと予約してしまうのは、現場の世界だけしか知らないボクたちにはできない芸当だ。
現場の人間たちの誰とでも、分け隔てなく酒を酌み交わす。
職人たちの信頼も厚かった。
ボクも頼りにしていた。
ボクたち「現場組」は、桐原社長や、設計士の先輩たちとは、どうにも互角には話ができなかった。
・・・・先輩たちはどう思っているのかわからないけど、どうにもボクたちの方は勝手な劣等感のようなものを抱いていた。
「大学卒」そして「1級建築士」というものに対しての。
その点、三津矢は、桐原社長や、その他の先輩たちとも同じ大学卒ということなのか物怖じせず話していた。
・・・・さらには、桐原社長とは、大学も同じで学部も同じ。文字通りの先輩、後輩の仲だった。
三津矢が真剣な顔でボクを見据えている。
場のざわつきが消えた。
「本部長、独立しませんか?」
「現場組」の水面下で囁かれていた話題をズバリと切り込んできた。
2人の部長からも聞いていた。
「このままではウチは壊れてしまいますよ・・・・
もともと、設計部門と現場部門では働き方が違う。それを同じ給与体系、人事体系とすることに無理があります。
だからといって同じ会社に、違う給与体系や、人事制度を確立するのも無理があります。
香港のような1国2制度のようなものです。
・・・・であれば「現場組」を独立・・・別法人としてしまい、その中で改めて人事制度、給与制度をつくればいいんです・・・これなら、別法人の事なのでファンドからの干渉を受ける必要もありません」
「独立した後の仕事はどうするんだ?」ボクが聞く。
「そのままウチの仕事をすればいい。あくまで「現場組」を法人化するというだけの目的ですから・・・これまで通り仕事をすればいい。社内ではなく、グループ企業として仕事をすればいいだけです」
・・・確かに、それはそうだが、それは「現場組」の言い分でしかない。
「独立」という行為自体で、両者の決定的な溝になりはしないのか・・・
さらに三津矢が続ける。
「・・・・もし、仮に、もし、「独立したら他の会社に発注する」って言うんなら、その時は、やらせてみればいいんです。
ウチの仕事は他の工事会社にはできません・・・かなり特殊な工事、技術を必要としてますから。
その時、設計部門は思い知ることになるんですよ。どれだけ我々「現場組」が会社を支えていたかをね。
・・・それにオレたち「現場組」が別法人となれば、逆にオレたちこそウチだけじゃなく、他からの仕事を受注することもできるんです。
オレたちがこれまで培ってきた技術は、かなり高度だと言えます。
仕事はいくらでもとれると確信しています。
・・・本部長・・・オレは・・・独立して、他の会社の仕事も受け、ウチの会社の仕事も同じ条件で受注したいんですよ。
・・・・そして、金額が合わなければ断ってやるんです」
三津矢がニヤリと笑った。
全ての管理職が頷いている。
「・・・ウチの設計部門には「現場組」を軽視する傾向があります・・・どうも設計部門が一番偉いんだという思い上がりがあるように感じるんです。これは、その鼻をへし折るチャンスでもあるんですよ」
三津矢が、主張は言い切ったとばかりに手酌で瓶ビールを注いだ。
全員が三津矢の話を咀嚼している。
・・・・三津矢が軽く一口飲む・・・迷っている・・・言うべきか逡巡している。・・・そして切り出した。
「・・・・オレは悔しいんですよ。奴ら「現場組」を下に見てるんですよ。
・・・・どんな無茶な設計も、どんな無茶な納期も、コストも・・・どんな無茶なミッションだって、オレ達が必死でやっているからクリアーできてるんだってわからせてやりたいんですよ。
・・・・そうじゃないと、これから入ってくる後輩達にも、一生オレ達と同じ思いをさせて仕事していくことになるんですよ。
同じ会社なのに・・・・まるでオレ達、設計部門の下請け、使いッパみたいじゃないですか・・・先輩は・・・本部長は、それでいいんですか?!」
三津矢が真直ぐボクの目を見ている。
弟が兄に向ける目だ。
静まりかえっていた。
・・・・おそらく、見事に「現場組」の思いを代弁した言葉だったんだろう・・・かすかに嗚咽すら聞こえた。
・・・そうか、みんな、悔しかったんだな・・・
会社の中の無言のヒエラルキーを感じていたんだな・・・我慢してきたんだな・・・
・・・全て、ボクが悪かったんだな・・・
「設計組」と「現場組」との格差・・・悪しき伝統を作ってしまったのはボクだ・・・
・・・しかし、どうする・・・・
三津矢の意見は「現場組」の独立ではなく、別法人化だ。
「設計部門」と「現場組」では働き方が違う。・・・・「大卒」「高卒」・・・そんな、部門のカルチャーも違う。
・・・確かに、同じ会社の中に存在させるのに無理がある。・・・確かにそう言える。
「これは、全員の総意と考えていいんだな?」
全員が頷いた。
「わかった、この件、預からせてくれ」
三津矢の意見は正しい。
「現場組」を別法人化する。
それには異存はない。
目の前で鉄骨が組まれていた。
4階建ての病院の建設現場。
巨大な重機が大型トレーラーから鉄骨を上げている。
3階部分の組建が行われている。
・・・・今日は暑い・・真夏だ。陽炎が揺れていた。
・・・・異存はない・・・ただ、ボクが心配するのは、その行動が、桐原先輩、桐原社長に対して弓を引く行為にはならないか・・・桐原社長からみて「裏切り行為」にはならないかということだった。
・・・もちろんボクには、そんな意思はない。
「設計組」「現場組」双方にとって円滑に仕事ができればいい・・・・それだけだ。
・・・それでも桐原社長に伝えるには言葉を選ぶ必要がある。
・・・決心がつかないで数日が経っている。
・・・建物の基本となる鉄骨建方は神経を使う作業だ。
万一にも鉄骨が落ちれば大変なことになる。
鉄骨が落ちなくとも、工具が、ロープが・・・ボールペン1本が落ちただけでも、それが下にいる人間に直撃すれば重大事故になる可能性がある。
敷地の中を見廻る。
敷地の隅。シャベルで穴を掘っている男たちがいる。
外注の電気工事の連中だ。
「ちゃんとヘルメット被れ!」
わざと高圧的に叱りつけた。
20歳そこそこだろう。まだバイト気分の抜けない茶髪の若者が顎紐をちゃんとせずにヘルメットを被っている。
・・・理由は頭に巻いたタオルが邪魔をしているからだ。
この炎天下に、直射日光を浴びて穴を掘る。
・・・大変な作業だ・・・労働と言うより、もはや苦役に近い。
その頭に、固くて邪魔になるヘルメットを被れと言う、面倒な事この上ない。わかっている。
こうして歩いているだけの、ボクの作業服ですらびっしょりだ。目に汗が落ちてくる。
茶髪は、不貞腐れながらも無言でヘルメットを直した。
・・・・高校を出て数年か・・・いや、高校は出ているのか・・・建設現場に転がっている学歴は、よくて専門学校卒、基本は「高校中退」だ。
日本の建設業・・・現場を支えているのは底辺の人間たちだ。
彼らが、自分たちは一生住むことのないであろう「億ション」や、足を踏み入れることはないであろうインテリジェントビルの建設に携わっている。
建設現場には常に危険がつきまとう。
ひとつ間違っただけで命の危険がつきまとう。
少しの気の緩みが重大事故を招く。
命の危険が伴う社会的底辺の人間が仕事をする世界。
そんな世界を、そんな世界の人間たちを抑え込むのには、強権的な、高圧的な力でしかない。
工事現場において「現場所長」とは絶対的な権力者だ。
ボクに逆らえる人間はいない。
全ての決定が、裁可が、ボクの権限によって行われる。
わざと、それを傘に着たように叱りつける。
有無を言わさず抑えつけるためだ。
舐められたら終わりだ。
・・・そして事故を起こさないためだ。
事故が起きれば怪我をする。人の命にかかわってくる。
だから、ことさらに上から目線で叱り飛ばす。
しばらく作業を見ていた。
黙って・・・あくまで「強面」の現場所長の面構えを見せつける。
・・・やがて、離れた。歩き出す。
まだ、見廻る場所は多い。
偉そうなことをしている・・・自覚がある。
苦手だった。
もともと人間関係が苦手だ。
ましてや、人の先頭に立つなど好きじゃない。似合ってもいない。
そして・・・
・・・・分を超えていると思っていた。
身に余る立場を与えられていると思っていた。
携帯が鳴った。
桐原社長からだった。
「二人だけで会いたい」
三津矢たちとの会合が行われた懐石料理店だった。
一回り小さな個室。
桐原社長とボクが対面で座っている。
中居さんが座卓にビール瓶とウーロン茶のグラスを置いた。・・・出ていった。
両手でビール瓶を持ち、桐原社長のグラスに注ぐ。
・・・目上に飲み物を注ぐ時は両手だ。肘をつくな。足は組むな・・・叔父から厳しく躾けられた・・・・はるか昔のことだ。
「迷惑かけてるな」
桐原社長が小さく笑う。疲れているのが一目でわかった。
「いいえ」
ボクも小さく笑った。
・・・・創業して10年近くになる。お互い見事に中年になった。桐原社長には白髪も目立つ。ボクなんかと違い、社長の重責ってやつは過酷なんだろう・・・・
・・・・こうして飲むのは何年ぶりになるのか・・・
創業に走り回っていた時、毎日のように共に飲んでいた。共にメシを食っていた。
絶えず6人で・・・全く兄弟のように共に時間を過ごした。
・・・兄弟より、実の肉親より多くの時間を共にした。
・・・今では共にメシを食うこともない。・・・・サシで顔を合わすなど何年ぶりか・・・仲違いがあるわけじゃない。お互いが、お互いの業務に忙殺されていた。
今更、会って話さなくてもわかりあえていると思っていた。それだけだ。
・・・・会社も大きくなった。
6人で始めた会社が今では100人の規模だ。
創業当時は必死に働いた。
休みなく、寝ないで働いた。
仕事をとり、皆でカネを出しあって資材を買う・・・寝ないで働き、その売り上げで、また資材を買う・・・・PC1台を買い替えるのにも皆で話し合った。
・・・・皆が同じ方向を向いていた。
会社の進むべき方向と、皆の意見は同じ方向だった。皆で同じベクトルを向いていた。
人間、危機には一致団結ができる。
困難には、団結して立ち向かっていける。
・・・・しかし、危機が去ると、命の危険が去ると、人間は安心して内輪揉めを始める。
「衣食足りて礼節を知る」
嘘だ。
確かに衣食が足りると礼節を知る。・・・しかし、次には礼節を持って権力闘争を開始する。スーツを着て握手をしながら権力闘争を開始する。
そして、よっぽど姑息な闘いを展開する。
「ファンドなんか入れるんじゃなかったな・・・・」
桐原先輩がグラスを一気に煽った。・・・こんなに早く酔う人じゃなかった・・・
外資系投資ファンドを連れてきたのは斎藤専務たちだった。
高校を卒業して、大手上場ゼネコンに入社した。
・・・・昼間見た、ヘルメットの茶髪・・・ボクも、あんな小僧だった。
18歳だ。・・・まだ子供だった。
なんの因果で働かなければならないのか・・・そんな思いがあった。
・・・家庭の事情だった。
まだ、同級生のほとんどが学校生活という、労働とは無縁の世界に生きていた。
どこかで自分の人生に諦めを感じていた。
まるで達観したかのように冷めていた。
新入社員として、やる気がなかったわけじゃない。
ただ「やる気」を表に出さないタイプだった。
世の中は結果が全てだと思っていた。
・・・・人生は結果じゃないと思うけど・・・
世の中・・・世間からの人間の評価は結果でしかない。
社会人、仕事という場面では「結果が全て」だと思っていた。
いくら「やる気」を見せたところで、結果が伴わなければ意味はないと考えていた。
だから新入社員然とした可愛げがなかった。
さらには、仕事をするのに服装は関係ないだろうと・・・どうせ仕事中は作業服に着替える・・・通勤時にはアルバイトと見紛うばかりの服装で通勤していた。
これが、旧態然としていた社風には、まったくそぐわなかった。
上司からも、仕事とは別の部分での小言ばかりを受けていた。
・・・そういった部分が、世の中に対しての拗ねたような態度が社内で敬遠されていた。誰も火中のクリは拾わない。どの先輩からも可愛がられることなく、誰も仕事を教えようとはしなかった。
会社員も、所詮は人間関係の世界だ。
社内営業ともいうべき人間関係によって成り立っていく。
・・・おそらく扱いにくい社員だったに違いない。
四面楚歌。社内失業と言ってもいいような状況は1年続いた。そんな火中のクリに手を差し伸べてくれたのが、桐原先輩だった。
桐原先輩のチームは特殊な案件を抱えていた。
会社員でありながら桐原先輩でしかできないといった案件だった。
桐原先輩の仕事の教え方は丁寧だった。
ただ丁寧だった。
根気強く、間違えても怒ることなく、できるまで教えてくれた。抱える案件の特殊なイロハを教えてくれた。・・・面白かった。ハマった。
スポンジが水を吸収するように仕事を覚えた。
・・・そして会社の戦力へと育ててくれた。
・・・人生は、思い通りにはいかない。・・・自分ではどうにもなならないものに翻弄される。しかし、それは悪い意味だけじゃない。思いもしない道が開ける時もある。
ボクを、ここまでに、一人前の人間に育ててくれたのは桐原先輩だ。
桐原先輩がいなければ、今のボクはない。
・・・あのまま、誰にも相手にされず、会社をクビにすらなっていたかもしれない・・・
「お前、独立しろ」
唐突に言われた。桐原先輩は苦い顔でビールを飲んでいる。
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