「崩壊の街」ボクは不倫に落ちた。

ポンポコポーン

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「旦那さんとSEXさせるもんか・・・」震災の食料。



「食い物」を求めて幹線道路に出た。

交差点。
北上すべきか、南下すべきかで迷う。・・・南下を選ぶ。被災地を離れる方向を選んだ。

朝、起きてから何も食べていない。コテージのインスタントコーヒーと、コンビニの缶珈琲を飲んだだけだ。
もともと、食への欲求が強いわけじゃない。
子供の頃から食が細かった。
大人になってから「痩せの大食い」とは言われるようになったけれど、それでも食への欲求は変わらない。
食べなければ食べないで平気だ。
「お腹が空くとイライラする・・・・」そんな経験もない。
むしろ、集中しているときに食事で中断される方が嫌だった。

・・・・とはいえ、時間は14時を回っている。さすがに腹が減った。

プリウスを走らせる。
しかし、営業している飲食店が見つからない・・・飲食店どころか、そもそも営業している店舗がない。
建物が倒壊・・・看板が根本から倒れているのも何件も見た。

どんよりとした空だった。山の空気とは全然違った。何か不純物の混ざったような・・・粉塵のせいなんだろう。空の色も違う・・・黄ばんでいた。黄砂のような感じだ。

運良く営業しているガソリンスタンドを見つけた。
数量制限もなく満タンにできた。
・・・・助かった。これでじゅうぶん東京までもどれる。

さらに南下していく。
・・・飲食店がない。覚悟はしていた。わかってはいたつもりだった・・・
「見ると聞くでは大違い」「百聞は一見にしかず」・・・このことだ。「理解している」と「経験する」とでは、百万光年からのひらきがある。

コンビニを見つけるたびに入る・・・しかし、どこも同じだ。「食い物」だけがなかった。
弁当、おにぎりは元より、菓子類すらなかった。

またコンビニを見つけて入る。
・・・同じだ。「食い物」はなかった。それでも缶珈琲・・・ジョージア・ブラックがあった。せめてもの救いだ。
トイレを借りて休憩する。


「愛してるからね・・・亜貴 愛してる・・・早く会いたい・・・亜貴はボクだけのものなんだからね・・・」


亜貴にメールを打つ。
駐車場前の道路を走る車・・・圧倒的にダンプが多い。そして迷彩柄の自衛隊車両。・・・警察車両・・・
そして、駐車して見ているとよくわかる。黄色い粉塵が巻き上がっている。

着信音が鳴る。


「カズくん・・・今日はごめんね・・・一緒にいれなくてごめんね・・・カズくん愛してるよ💕💕カズくんだけ愛してる💕💕私はカズくんだけのものだからね・・・・」

 
・・・・旦那さんの目を盗みながらメールしていた。

今日は、亜貴は旦那さんとふたりっきりだ・・・絶対にSEXさせるもんか・・・
亜貴が旦那さんとSEXする・・・絶対に嫌だった。・・・想像すると居ても立ってもいられなくなる。焦燥感に駆られた。嫉妬に狂いそうになる。独占欲に身悶えた。

・・・・こんな経験をしたことがなかった。

「独占欲」「嫉妬」・・・・そういった感情があまりなかった。

付き合っているという時でも・・・・あんまり経験はないんだけど・・・そんなに連絡をするほうじゃない。
毎日電話するとか、毎日声を聞きたいとか・・・そんなふうに思ったことがない。


一人暮らしが長かった。
一人でいる時間がないとダメだった。
映画を観たり、本を読んだり、プラモデルを造ったり・・・

四六時中、誰かといるということができなかった。
友だちと飲みに行く・・・旅行に行く・・・何か、行動を決められてしまうことが苦手だった。

・・・なのに、亜貴とは一緒にいたいと思った。
四六時中・・・・今すぐに会いたい・・・今すぐ声が聞きたい・・・


今すぐ、亜貴が欲しかった。・・・こんな経験は初めてだ。


コンビニを出て、さらに南下する。

天候なのか、粉塵なのか、すぐに暗くなってきた。
・・・暗くなり始めれば早い。すぐに真っ暗になった。道路が暗い。街灯が少ない。・・・・それだけじゃない。そもそも営業している店がないからだ。
道路沿いの店は、どの店も電気が消えている。街道沿い全てがゴーストタウンと化していた。

・・・・一カ所だけ、煌々と明るい店舗が見えてきた。遠くからでも、そこだけが眩い光を発していた。
砂漠でオアシスを見つけたような・・・・真っ暗な中で、そこだけが光輝いていた。

大手のラーメンチェーン店だった。
駐車場に入っていく・・・トラック、ダンプ、輸送車両が停まっている。・・・乗用車が見当たらない。

店に入って、入り口で見たセットメニューを注文する。
ほぼ満席だ。作業服姿がいっぱいだ。

・・・静かだった。
満席に近い人間が座っている・・・にもかかわらず静かだ。話し声が聞こえない。
作業服の客たちが黙々と食べていた。
ボクと同じように「ひとり客」が多かった。・・・一般の、家族づれという客は皆無だ。

すぐに、注文したラーメンとチャーハンが出てきた。
・・・やっと、今日初めてのご飯にありつけた・・・しかも温かい食べ物だ。・・・東北に入ってから温かいシャワーすら浴びていない。身体に染みわたる。


「やっとご飯 亜貴 愛してるからね すっごくすっごく愛してる 亜貴はボクだけのものだ」

「私はカズくんだけのものだからね・・・💕💕」


メールの度に言わせた。亜貴が言ってくれた。・・・・それが堪らなく嬉しかった。


ラーメン店を出た。車を走らせる。

フラれるつもりで・・・「失恋」という決着をつけるために亜貴に会いに来た。しかし、フラれなかった・・・
それどころか、身体を合わせた・・・・ひとつになった。
文字通り亜貴と溶け合ってひとつになった・・・・身体だけじゃなく、脳さえ溶けていった・・・脳さえ溶けてひとつになった。
「愛してる」・・・身体も心もひとつに溶けた。
今までの人生で味わったことのない、最高のSEXを経験した。

・・・ボクと亜貴は・・・

会う前から、すでに愛しあっていたんだ・・・お互いに自覚はあったんだ。それでも、気持ちを抑えていた。・・・会ってなかったから・・・お互いに、会わずに「愛してる」はおかしいと思っていたからだ。
それが、愛し合い、そのSEXで「本物」に出会ったんだと、これまでに出会ってきた相手とは全く違う次元なんだと、心でも、身体でも確認させられた。

今まで抑えていた気持ち・・・密かに炭火のように抑えていた気持ちが、一気にガソリンをぶち撒けられたように燃え上がった。


「ボクの方が愛してるよ」

「私の方が愛してるもん」


・・・もう抑えられない。抑える必要もない。
「愛してる」伝えればいい。
「愛してる」伝えることが大事だ。
抑えることは相手にとって失礼だ。抑えることは相手を不安にさせることになる。


・・・・旦那さんには渡したくない。
絶対にSEXさせたくない。


道路沿いの店が途切れたところ。ポツンとインターネットカフェがあった。・・・ネットカフェを探して走っていた。
駐車場には多くの車が停まっていた。・・・ここは乗用車ばかりだ。

ネットに繋がれなくて困っていた。
コテージにはネットワークがない。
携帯を繋いでネットを使っていた。・・・しかし、通信環境が良くなかった。すぐに途切れた。そして遅い。・・・かろうじてメールはできるものの、添付書類があれば途中で切れてしまった。

東北でこうしていても休暇中というわけじゃない・・・もとより「自営業」に休暇はない。
世間的にはビジネスタイムの中にいる。いくつか確認したいメール、確認したい図面があった。

PCを持ち込んで店内に入った。フロントで4時間パックを申し込む。

2帖ほどのブース。
PCを立ち上げる。・・・ブログを立ち上げピグの部屋に行く。


「ネットカフェに入った ピグに入る できたらINして 無理はしなくていいからね 愛してるよー」


亜貴にメールする。
・・・もちろん、無理強いするつもりはない。あくまでタイミングが合えばラッキーといった程度。
4時間パックなら、どこかでタイミングが合うだろうと考えた。

旦那さんが、娘さんがいるから電話はできない。メールもし辛い・・・むしろピグの方が入りやすい・・・とは亜貴から聞いていた。確かに、ブログを書くためにPCの前に座っているほうが、携帯を触っているより自然だ。

何よりピグの方が会話なのでいい。メールのやりとりはメールを待つ時間が切ない。・・・返事までに時間がかかれば不安になる・・・旦那さんにご飯を作っているのか・・・亜貴が求められていたら・・・ベッドに連れ込まれていたら・・・特に夜は切なさが募る。

仕事用のメールを確認する。返事の必要なものには返事をしていく。

ピグの画面では、カズくんがソファーに座って亜貴を待っている。

別々の場所に存在していても・・・離れていても繋がっていた。
常に頭の中には亜貴のことしかなかった。

・・・・早く会いたかった。・・・焦燥感にかられる・・・・
これほど人を愛したことはない。今すぐにでも会いたかった。
しかも、今は近くにいる。
東京と宮城県じゃない。ボクは、今、亜貴の家から20kmの距離にいる。
すぐにでも会いに行ける距離にいる。
深夜にでもいい。会いたい・・・・そう思った。

着信音。


「カズくん ゴメンね・・・ピグ入れない 知り合いのお通夜なの・・・」


・・・・お通夜。
一気に冷水を浴びた。
亜貴の都合を考えなかった自分を恥じた。

・・・・ここは「被災地」だ。


ドリンクを取りにブースを出た・・・


・・・ネットカフェは家族連れでいっぱいだった・・・
・・・しかし、何か違和感があった。


パジャマ姿の幼い子供たちがいた。・・・いや、大人も・・・
どこかで煮炊きができるのか、鍋、釜を持っている老婆がいた・・・

遊びに来ているんじゃなかった。・・・・避難生活だった。ここは避難場所にもなっているんだった。
疲れ切った避難生活の家族の姿がいくつもあった・・・


ブースに戻って椅子に身を投げた。・・・薄いオレンジジュースをすする・・・

画面では、カズくんがひとりでソファーに座っていた。


ネットカフェを出た。・・・4時間どころか1時間も経っていない。
ボクがいれば、それだけ被災者の場所を奪うことになる。
この席は、ボクが奪っていいものじゃない。

雨が降っていた。・・・小糠雨。・・・それでも気温が低い。冷たい雨だ。
傘もささずに駐車場を歩く・・・すぐに服に雨が浸みた。肌寒い。



車を走らせる。
見渡す限り真っ暗だ。・・・・その中で、道路にだけ光の羅列が続いている。
ヘッドライトと、赤色のテールランプの羅列が続いている。

幹線道路から山道へと入る。
漆黒の闇だ。街灯もない。上下、前後・・・全てが漆黒に包まれる。暗黒の中に一人投げ込まれたみたいだ。
ワイパーの前、暗黒の闇をプリウスの光の矢が切り裂いていく。


コテージに戻った。

亜貴からのメールはこない。
ボクもできない。

・・・・地面は絶えず揺れている・・・

・・・ここは被災地だ。

テレビからは「炊き出し」「給水」・・・生活に最低限必要なものがどこで手に入るのかを伝え続けていた。・・・命の情報・・・生きるための情報を伝え続けていた。

亜貴は、これまでにも何度も葬儀に出ていた。そういう話はよく聞いていた・・・
震災から1ヵ月、ようやく葬儀が出せる・・・やっと、そこまでに日常が戻っていた。
今まで、葬儀すら出せない非日常がここにはあったんだ。

・・・ボクには、さすがに震災がらみの葬儀はなかった。
自分の浮かれ気分、バカさ加減に嫌気がさしていた。

雨粒のついた窓の外は漆黒の闇だ。
・・・漆黒の闇の中。地面が揺れる中。ボクはひとりだ。


日付が変わろうとしている。
テレビがひとりで喋っている・・・

メールの着信音。


「カズくん 電話できる?」


電話した。・・・予想外・・・拍子抜けするような明るい声が返ってきた。


「カズくん、ゴメンね・・・メールもできなくて・・・旦那さんの実家、仕事関係のお通夜だったの・・・私は全然知らないヒトなんだけどね。駆り出されて・・・」


旦那さんの実家、取引相手の通夜だった。しかも100歳にはなろうかという大往生の会長さん。もちろん震災には何ら関係はない・・・ただ、仕事でお世話になっているので、誰かが出向かなければ・・・手伝いに行かなければならない。
義父母は面倒だからと行きたがらず、旦那さんは「オレには関係ない」・・・結局、亜貴が「長男の嫁」として駆り出された・・・言われたのは今日の夕方・・・今、ようやく一息ついて電話できるようになった。
憤懣やるかたないといった感じで笑いながら話す。

・・・なんだ、そうだったのか・・・
ボクも思わず笑顔になっていた。

・・・・たぶん・・そして、おそらく・・・間違いない。

「お通夜」

・・・ボクが気にしてるのを亜貴は感じている。
亜貴は、ボクを笑顔にするため、ことさら笑いながら話しているんだ・・・
おそらく無理して電話の時間を作ってる・・・
「優しさのツボ」が同じだった。


「亜貴・・・愛してる・・・すごく、すごく愛してる・・・」

「うん・・・カズくん・・・愛してる・・・愛してるからね」


・・・少し憤っていた。
亜貴は笑って話している。
亜貴は誰の悪口も言わない。嫁姑問題も「私が悪いんだけどね・・・」と、必ず枕詞を入れる。
わかっている・・・ボクも田舎の出身だ。地方では・・・田舎では、長男の嫁は「名代」として、体よく使われる。


「カズくん・・・」

「・・・何?」

「ありがとうね・・・来てくれて・・・こんな中に来てくれて・・・本当に嬉しいの・・・本当に、本当にカズくんに会えて嬉しいの・・・カズくんに会いたかったの・・・」

「会いたい・・・亜貴・・・早く会いたい・・・亜貴が欲しい・・・」

「うん・・・カズくんが欲しい・・・早く会いたい・・・・」


震災の最中。命がけでボクは亜貴に会いに来た。
街は絶えず揺れている。倒壊した建物がそこかしこにある。お湯が出ない。食い物すらない。間違いなく命の危険がある。
高速道路すら陥没で穴だらけだ。
一般車両は、まだ走っていない。自衛隊車両、警察車両・・・復興車両に交じってボクは東北にやってきた。
亜貴に会いたいからだ。亜貴に会いたかったからだ。ただ、それだけだ。
バカだと言われてもしょうがない。狂っているといわれてもしょうがない。
それでも、どうしようもなく亜貴を愛しているからだ。


「亜貴・・・愛してる・・・愛してるが止まらない・・・」

「うん・・・カズくん愛してる・・・愛してるが上昇中・・・止まらない」


亜貴が鼻で笑いながら言う。

・・・身体が疼いてた。
ボクに組み敷かれて、悦楽に悶えていた亜貴が脳裏に焼きついている。
亜貴の美しい貌が快楽で歪んでいた・・・亜貴が世間に見せない秘密の貌だ。

たった一度のSEXで、お互いが「虜」になっていた。
そう、文字通り「虜」だった。

ボクは亜貴の「虜」で、亜貴はボクの「虜」だ。

・・・もう、離れられない・・・

電話を切った後もメールが止まらなかった。
明日は、午前中から一緒にいられる・・・・そして最後の日だ・・・


「亜貴・・・早く欲しい・・・亜貴に入りたい・・・」


身体の中に妖しい焔が揺らめく・・・声を聞くだけで・・・メールの文字だけで身体が疼いた・・・

・・・明日・・・亜貴の奥の奥へと刻み込む・・・・


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