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「脚の指へ・・・」焦燥感の快楽。
・・・・フラれると思った。
恋愛偏差値では、亜貴とボクとでは比較にならない。
亜貴は「高嶺の華」そのままの女性だ。
その「高嶺の華」が、今、恋愛偏差値最下層のボクに組み敷かれて鳴き声を上げていた。
絶叫すら上げて、快感の、快楽の渦中にいた。
・・・・亜貴の口が喘ぎながら「愛してる」と言う。
「愛してる・・・」
誰もが羨む亜貴が舌を差し出し、絡め、亜貴の最も大事な身体を・・・膣をボクに与えている。
「愛してる・・・愛してる・・・愛してる・・・亜貴・・・」
夢のようだった。
夢でも想像すらできない現実の最中にいた・・・・
同じリズムで抽送を繰り返す・・・腰を使う・・・亜貴の中でボク自身が一段と大きくなっているのがわかる。太く、硬くなっているのがわかる。
同じ身体の一部とはいえ、ペニスは、毎日同じ硬さとは限らない。
手足とは違い、日によって違う。SEXの度に違う・・・いや、相手によって全く違う。
相手によって欲情のボルテージは全く異なる。だから、その異なりそのままに素直な反応を示す。
亀頭が、幹が・・・これまで経験したことのないほどに大きく、硬く反りかえっている・・・痛いほどにだ。
身体中すべての血液がペニスに集まり・・・太い血管を浮き出たせ、熱をもって鋼と化している。
亜貴の柔らかく、しなやかな膣径を抉るように使った。
・・・どれだけ抉っても滑らかに受け止められる・・・
・・・・狂おしいほどの快楽の中にいた・・・
うねうねと亜貴の膣径が蠢く・・・逝ってしまいたい・・・果ててしまいたい・・・歓喜の瞬間を迎えたい・・・その誘惑に耐えながら抉る。
・・・・もっと・・・もっと・・・もっと・・・もっと亜貴を味わいたい・・・もっと・・・もっと・・・舌を這わせ・・・歯を立て・・・膣を抉り・・・亜貴という果実の全てを味わい尽くしたい・・・
妖しい焔が燈っていた・・・嗜虐の焔・・・
緩やかに膣を使いながら、亜貴の左膝を捧げ持った。
・・・唇を這わせた。舌を這わせた。
ハッとなったように亜貴が首を振り乱す。
さっき、膝に舌を這わされた・・・おそらく、これまでの人生で膝に舌を這わされたのは初めてではないのか・・・少なくとも、これほど粘着質に・・・執拗に舌を這わされたのは初めてではなかったか・・・・亜貴の反応から、そう感じた。
そして、思いのほかに・・・思った以上に亜貴の弱点なのもわかった。・・・それは亜貴も思い知らされたはずだ。
・・・・膣を抉られながら、膝への愛撫を受ける。
キュン・・・キュン・・・亜貴の膣が締まる。ストロークを繰り返す幹に、ジュンと絞られたように果汁を降り注ぐ。膣の滑らかさが明らかに増した・・・感じている・・・亜貴が感じている・・・ひとつの責めごとに明らかな反応を示す。
奏者の意図を汲み、それに応えて、亜貴という楽器が繊細な音色を奏でる。
絶叫が続いている。
突芯への舌の責めで逝った。・・・その咆哮、そのままの鳴き声が続いていた。
「ダメ・・・カズくんダメ・・・もう、おかしくなる・・・」
・・・・それでも止めない・・・止めてはあげない・・・
まだだ・・・もっと高く・・・もっとおかしくなれ・・・狂うほど・・・壊れるくらいに感じてしまえ・・・
一定のリズムで抽送を走らせる。腰を使い続ける。・・・それでも、亜貴にとってはもどかしいだろう速さだ。この速さなら逝かないだろうピッチにコントロールしていた。
亜貴の快楽は、おそらくは、これまでに経験したことのないステージが続いている。・・・もはや快楽と呼べるのか・・・亜貴の美しい貌にそぐわない・・・眉間に皺を寄せ・・・苦悶にも似た表情で絶叫を上げる・・・
膝を味わい尽くした。
・・・次は・・・脛へ・・・そして、足の甲へと舌を這わせる・・・ふくらはぎ・・・なんと魅力的な肉付きなんだろう・・・
こんな完璧なふくらはぎを見たことがない。
テレビや雑誌でしか見たことがなかった。
もちろん、触ったことなんかない。
・・・今でも週に一度は高校の部活仲間とバドミントンで汗を流す。遊びとはいえ、その習慣が見事な脚を作り上げていた。
みっちりと肉の詰まった、その健康的な脚を捧げ持ち、味わっていた。
感動していた。
アキレス腱が美しい・・・それをシュッとした造形をもつ女性は少ない・・・脹脛の文句のつけようのない肉付き・・・そこからキュッと絞られたアキレス腱の造形。
スーツを着て、ヒールを履けば、さぞや似合うに違いない。
それを、敢えてジーンズといったラフな普段着で隠している。スカートを履くことはないと言った。ジーンズもこれみよがしのスキニーじゃない。普通のシンプルなストレートだった。それでも長い脚が、魅力的な太さが、十分に目を惹いてしまう。
・・・おそらく隠している。普段の生活では、ことさら目立つことを避けている・・・その意味は何か・・・・
・・・亜貴のことを知りたい・・・もっと、もっと知りたい・・・全てを知りたい・・・そして、亜貴の全てが欲しい・・・
・・・堪能する・・・ボクだけの亜貴を味わう・・・
脚の甲・・・踝へと舌を這わせた。亜貴を味わった・・・亜貴はボクに身を任せている・・・全面的に身を任せている・・・・亜貴の身体が、若鮎のようにピクンと跳ねる・・・しかし、その反応はボクに自らの弱点を、未知の性感帯の存在を知らしめることになる・・・探し当てた性感帯を念入りに責める・・・・さらに反応を見定めながら1mm刻みで探る・・・さらなる宝の在処を探す・・・
膣を使われている・・・ガッチリと硬い幹を芯棒のように突き通され、下半身は自由に悶えることすら許されない・・・亜貴に許された身悶えの自由は上半身のみ・・・捻じ込まれた膣を起点として、上半身が若鮎のように跳ね狂う。
・・手が何かを求めるように空を舞う・・・掴んだシーツに指を食い込ませる。
・・・・いよいよ、脚の指にとりかかる。
同じピッチで腰を使い続ける。膣を抉る速さに変化をつけない。
弱火でトロトロと煮詰めるように、快楽の焔を送り続ける・・・骨の髄までふやけるほどに鋼の熱を・・硬さを亜貴の体内に送り込む。
亜貴は、高い位置での快楽のステージを彷徨っている。
逝くことも許されず、さりとて降りることも許されず・・・何か「決定打」を浴びせられれば、すぐに逝ってしまう・・・そんな繊細な・・・瀬戸際の・・・それでいて、堪らなく甘美な快楽の最中にいる・・・居させる。漂わせる。
・・・亜貴の左脚の指を開き、小指を口に含んだ・・・舌先で舐る・・・「舐る」という言葉しかない舌使い・・・淫靡な舌使いを浴びせる。・・・・己の欲情の解放・・・愛しい指を思う存分に舐る。
「グゥ・・・」
新たな愛撫・・・脚の指への愛撫・・・亜貴の上半身が身悶える。明らかに新たなステージに入った。またひとつ快楽の階段を登る。
亜貴の身体の全てが反応していた。騒ついている。
・・・未知だったに違いない。未知の刺激、未知の快感だったに違いない。
・・・・鋼を包み込む膣がギュウと収縮し締め付けてくる。
亜貴の身体が「壊れる・・・」とばかりに騒ぎ出す。
「脚の指」
眠っていた・・・これまで存在すら気づかなった性感が掘り起こされる。
膝と同じように、脚の指は快感の宝庫だ。
膣を使われ、抽送の度に突芯に軽い打撃を受ける。先鋭でもなく恥丘全体への打撃・・・その振動としてのクリトリスへの愛撫・・・逝くこともなく・・・ただ弱火で煮詰められる・・・そこへの脚の指の愛撫は、脳が痺れるくらいの快感を生むはずだ。
愛撫されれば、責められれば「防御本能」が働く。
快感に対しての期待。身構える・・・それも防御本能だ。本能的に快楽に対してのガードが上がる。
胸への愛撫なら胸への防御でガードができる。
突芯への愛撫なら、突芯への防御でガードができる。
胸、突芯、両方を責められてもガードはできる。
胸も、突芯も、愛撫され、責められることに慣れている。・・・・過去の全ての男が本能的にそこを責める。・・・・何度も何度も愛撫されてきた・・・責められてきた・・・だからガードもしやすい。
・・・・しかし、膝を責められることは少ない・・・男も女も性感帯だと気づいていないからだ。
だから驚く。
責められ、その性感の高さに驚く。これまでに愛撫されたことのない部位はガードができない。方法がわからない。
それでも、膝は・・・脚は・・・性感としてではなく、愛でるために愛する、唇を這わせる男はいる。
しかし、脚の指に至っては・・・愛でる男は少ない。責める男は皆無に違いない。
脚の指は、愛撫慣れどころか、そもそも刺激に慣れがない。常に靴などで固い保護をされている部分だからだ。
その脚の指への愛撫・・・1本1本を口に含まれ、歯を立てられ、舌を這わされる。
「舐られる」
・・・思いもよらぬ愛撫に、身体の防御本能が効かない。防御の方法が見つからない。ガードができない・・・懸命にガードしようとすればするほど、他の全てのガードが散漫になる。甘くなる。
・・・そこに、胸、膣、突芯・・・性感帯の王道を責められたら堪らない。
ガードの落ちた乳頭を、ガードの落ちた膣を、ガードの落ちたクリトリスに決定打を打たれれば、身体は一気に「快感の果て」への道筋へ、一直線のハイウェイに乗ってしまう。
一度「逝く」とスイッチの入った・・・「逝きたい」と覚悟を決めた身体は、もう止められない。再度のガードはできない。抑えが効かない。
男の責めによって、快楽のハイウェイを高速で運ばれるだけだ。
・・・しかし、そこに決定打を浴びなければ・・・・性感帯の王道への決定打が浴びせられなければ・・・・煮詰めるように弱火の責めを味合わされれば・・・「快感の果て」に行き着くことを許されず、永遠の高次元での快楽のステージを彷徨うことになる。壊れるくらいの「焦燥感」という快楽を味わうことになる。
「逝く」ことをひたすら願う焦燥感に身を置かされる。
・・・・「逝きたい」その瞬間を待ちわびる身体ができあがる。
亜貴の身体が、今、その状態だった。
・・・・脚の指・・・薬指・・・中指・・・1本1本を味わった・・・「舐った」・・・愛おしかった・・・亜貴の脚の指1本1本が愛おしかった・・・丹念に舐った・・・1本1本の、指の間にも舌先を滑り込ませた。
シャワーを浴びていない・・・にもかかわらず、嫌な臭いも、嫌な味・・・汗の味もしない。
・・・したところで、かまわなかった。亜貴のものなら喜んで全てを味わった。
例え「汗」の芳香がしたとして、亜貴から絞り出た汗は、亜貴という果汁でしかなかった。
それを亜貴の目前で舐ることは、その行為すらが「恥辱」というスパイスになるだろう。
亜貴は彷徨っていた。
身体は「快感の果て」への一本道に乗っていた。
しかし、決定打を浴びせられず、逝くほどの抽送も与えられず、弱火でトロトロと快感を味あわされた・・・
脚の指・・・小指を舐られ・・・甘噛みされ・・・舌で転がされる・・・高度な「生殺し」の状態を続けられる。
・・・もどかしい・・・それでいて甘美な快楽・・・
高い快感のステージで、喘ぎ、呻き、絶叫を繰り返していた。
亜貴を「悦楽」の極致へと追い詰めた。
拷問にも似た悦楽を彷徨わせる・・・
・・・・・まだ、亜貴の身体・・・味わっていない部分はある。
・・・・残りは、次に楽しもう・・・味あわせてもらう・・・この次の機会に楽しもう・・・
「愛してる・・・」
「愛してるよ・・・」
酸欠状態で喘ぎながら亜貴が言う・・・
キスをした。舌が絡まる。・・・・ひとつになりたかった。亜貴とひとつになりたかった。・・・・ひとつの身体になりたい・・・溶けて交わってしまいたいとさえ思った。真剣に思った。
愛していた。
おかしいほどに愛していた。狂おしいほどに愛していた。
命がけだった。
地震は続いている。
時折、背中を大きな余震が突き抜けた。
お互いに、命をかけた逢瀬だった。
命をかけて愛しあっていた。
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