不思議体験・外伝。

ポンポコポーン

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「全てを悟った」謎の女性。


毎朝のように病院に通っていた。

リハビリセンターに通い、治療を受けていた。



「交通事故」は、

未だ、解決できていなかった。



・・・・いやいや、

ややこしいことになっている・笑。



1か月ごとに「3度の交通事故」にあった。


全て被害者だ。



ボクの、


ポンコツアクアは「全損」ってことになっていた。


その後は、

ディーラーが用意した「代車」に乗っていた・・・・そこにも、暴走車に突っ込まれる・笑。



どれが、どれの加害者で・・・・とか、


それぞれに「保険会社」が違っていたりで、

もう、何が何やら・笑。


てんやわんやの大騒動になっていた。




めんどくせーーーーーーー!!!



・・・・ってことで、



「弁護士」を入れた。


ボクの自動車保険には、



「弁護士特約」がついていた。


こんな良い仕組み、使わない手はない。


当然に、費用は保険で賄われる。



あとは、



「高みの見物」と決め込んだ。




日々、

仕事は「車移動」だ。



車がないと困る。



だから、


実際には、


早急に、


「車を買い替えないといけない」




・・・・・ところが、


なんだか、


そんな気にならないんだった。



気分が乗らないんだった。



最初の事故から、


すでに、3カ月が経とうとしている。


本来なら、早急に決めなきゃならない。



・・・・・が、



なんだか、

気が進まないんだった。



どーーーーでもーーーいいーーーやぁーーーーーー



って気分だった・笑。



そりゃ、そーーーだろーーーー



毎月、

しかも、


「同じ日」に、暴走車に突っ込まれてごらん??・・・・んな「怪談」みたいな出来事に巻き込まれてごらん??


人生なんか嫌になっちゃうって。



最初の「インキー事件」から、


4か月間。


そんな「異世界」みたいな状況に放り込まれてきたんだ。



もう、
どーーーとでもしやがれーーーーー




・・・・いや、


「気分」の問題だけじゃない。



そもそも、



「事故は終わったのか???」



その不安もあった。



なんとなーーーーーく、



「終わった」


「終息した」



そんな実感はある。


・・・・・けど、


そいつは、どうかはわからない。



今月の、


また、



「同じ日」



またしても、

暴走車に突っ込まれるのかもしれない。


・・・・そんで、

ボクは死ぬことになるのかもしれない。


当日を迎えてみないとわからない。



急いで、

車を購入して、

また、「事故」ってことにでもなったら目も当てられない。



買ったばかりの車をオシャカにすることになる。・・・・そーゆーわけにはいかない。



そんな思いも、頭にはあった。



それで、


積極態に、


車を買うって行動にはならなかったんだった。



「事故は終わった」



その結論を見てからでもいいと思った。



少なくとも、


今月は様子をみてみよう。




幸い、

事故が続いたせいで、



「代車」が支給されていた。



事故が続くせいで、



「支給され続けていた」・・・・笑。



もはや、


いったい、


どこの、


どの事故の、

加害者の保険会社が支払っているのかわからないけど、


ボクには、


「代車」が支給され続けていた・笑。



今、
支給されているのは、


最初の代車、シエンタだ。・・・・・こいつは、ミラーが吹き飛んだだけだったんで、すぐに現役復帰して、

再び、
ボクの代車となってくれていた。



2代目の代車、


カローラフィルダーは、


装甲車みたいな、アメリカンSUV車に突っ込まれて、


こいつも、


ボクの、ポンコツアクアよろしくで、


「全損」になっていた。




いずれにしろ、


ボクには、


代車が支給され続けていた。




事故処理は、

そりゃぁ、大騒ぎ。・・・・しかし、そこは、弁護士とディーラーに任せてしまった。



プロが、プロとして仕事をしているんだ。

ボクは、


余計なことを言わずに、



「高みの見物」と決め込んだ。




・・・・で、

毎日、

朝一番で、

リハビリセンターに通ってマッサージを受けていた。


そして、そこから客先へ。


あるいは、家に帰って仕事をする。



そんな生活スタイルができあがっていた。



・・・・なんだか、


長閑な日々だった。




「車購入」


急がない。


代車は、支給され続けているしな・・・・




焦ることはない・・・・



とにかく、


なんだか、



「動く」ってのが、億劫になっていた。



4か月間の緊張の糸が切れたような感じになっていたのか・・・・



「事故」


始まったのは「冬」だった。



真冬。


1月。



「インキー事件」から全てが始まった。



・・・・・それが、


もう、
5月になっていた。




・・・・フロントガラスからは春の陽射しが入っている・・・・日によっては「暑い」ってくらいだった。



長閑な陽射しだ。




横浜。


海沿いの道路を走っていた。



シエンタって良い車だよなぁ・・・・・


・・・・・でも、


なんだか、


カローラフィルダーの方が気に入っていた。



やっぱり、


鼻が長くて、


「THE・乗用車」ってな、


「車」ってなスタイルが好きだった。



ミニバンタイプは、

仕事で使うには十分に便利だけど、


どうにも、


乗っていて楽しくなかった。



すでに、



「古い人間」って種類だ。



やっぱ、


由緒正しい、


「車」ってスタイルが好きなんだろうな・・・・




助手席のスマホが鳴った。




メモリーされてる相手だった。・・・・女性だ。




あの時、

初めて電話された。


突然の電話に驚いた。


そして、

お互いに登録しあったんだった。




・・・・・ああ・・・・やっぱりな・・・・



ボクは、


その名前をみて、



瞬間、



今回の「事故」



全てを悟ったんだった。



ハザードを出してシエンタを停めた。


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