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「雇われない生き方」人生の容量。
んで、
兄貴は、
事あるごとに、
ボクを社に迎え入れようとしたんだった。
兄貴が考えていたのは、
「営業所を任せたい」ってことだった。
・・・・確かに、
売り上げ2億円弱ってな規模の経営になる。
・・・・・しかし、
ボクは断り続けてきた。
兄貴だけじゃなく、
その他のオファーもだ。
その理由は、
前に書いた通りで、
「自分にそんな能力はない」ってのが、一番の理由。
・・・・あとは・・・・
まぁ、
簡単に言えば、
「やる気がない」・・・・笑。
「やる気が出ない」
もう、
「人生」ってやつの、
「やる気」ってのが、
全くなかった。全く出なかった・笑。
潰れるまで、
ボクは、
真面目に会社経営をしていた。
自分の、
「命」・・・・その全てを注いで経営に当たっていた。
・・・それが「コケた」
ボク目線で言えば、
「ハメられた」ってエンディングだった。
あの一件で、
ボクは、
もう、
人生がホトホト嫌になってしまったんだよな。
人生で味わう、
一生分の・・・・いやいや、5生分の「愛憎」ってのを経験させられた。
ほとほと、
「人間」ってやつに嫌気がさしてしまったんだ。
・・・・・あとは・・・
あの一件で、
「人生の勤勉」
その全てを、
「使い果たした」・・・・笑。
人生ってのは、
全てで、
「容量」ってのがあるんじゃないかと考えている。
「努力する容量」とかさ。
「運を使い果たした」・・・・そんな表現があるじゃん??
・・・・ってことは、
「運」にも容量があるってことだ。・・・・先人たちは、なんとなーーーく、そう感じてるってことだ。
同じように、
「勤勉」ってやつにも、容量があると思っている。
ボクは、
あの一件で、
努力も、
勤勉も、
全てを使い果たしたと思っている。
・・・・そして、「運」も使い果たし、
地面に突っ伏した。
もう、
ボクには、
絞っても絞っても、
「何も残ってはいなかった」
自分が、
カラっカラに干からびてしまったのを自覚していた。
・・・・・今更、
何かに打ち込んで・・・
勤勉に・・・
真面目に生きていく。
そんな気にはならなかった。
今更、
誰かの部下となり、
9時から18時まで、
タイムカード押して仕事するなんて、
まーーーーーーーーーーーったく、
考えらえなかった。
疲れちゃったんだよ。
もうね、
「勤勉は使い果たした」
それが、
いちばん大きな理由だったなぁ・・・・
・・・・だから、
今は、
健康保険だの、年金だのを滞納したりして、
メチャメチャびんぼー暮らしをしているわけだけど、
それは、
自分で招いた結果だ。
幸いなことに、
就職の話があったものを、
好き好んで、
世の中を拗ねて、
自分勝手に招いた「びんぼー生活」だ。
ただの、
「拗ね者」の生活だった。
・・・しかし、
それでも、
そんな中で、
曲がりなりにも、
びんぼーとは言いながらも、
この世の中で、
誰の部下にもならず、
どこの組織にも属さず、
まったくの、
「ひとり自営業」
それで、20年も世の中を渡ってきたのは、上出来だ。
自分ながら大したもんだと思う。
誰の部下でもない。
どこにも属していない。
それは、
どこにも遠慮や、気兼ね・・・・弱味はないってことだ。
誰にだって言いたいように言い。
何だってやりたいようにやる。
・・・・一番はなぁ・・・
どこにも属さない。
誰の部下でもない。
その一番の利点は、
「人生で良い事」は、
「やらない権利」があるってことだ。
なんら、
人間関係の
しがらみに縛られない。
組織を・・・・上司を「守る」ってのがないんで、
「嫌な事は やらない」
それができることだ・笑。
これ、
たぶん、
人生で一番幸せだぜ・笑。
・・・・だから、
このブログ、
メインテーマの、
「崩壊の街」ボクは不倫に落ちた。
アンチが湧いた時も、
「描かない権利ってのがあるんだぜ」
そう言って辞めてやった・笑。
腐れクズどもを真面目に相手するって考えはボクにはない。
クズや、クソって人種は相手にしないが一番だ。
・・・そうやって、20年からを生き抜いてきた。
そんな「拗ね者」のボクに、
兄貴は、仕事を任せてくれた。
本当に、可愛がってくれた。
なんだか、妙にウマが合ったんだった。
物も、けっこー貰った・笑。
いらなくなったゴルフクラブとかさ・・・・
兄貴は、
「ギア好き」って面がある。
お金持ちだしな、
金にあかして、
「新型ゴルフクラブ」みたいなのをすぐに買う・笑。
じっさい、腕前はかなりのもんだ。
だいたいさぁ・・・
「ゴルフ」なんて、
金と時間がないと上手くはならないんだよ。
そういう趣味だよ。
で、
使うのは、
最新型1セットだから、
古いのを、ボクにくれたりするんだった。
ボクも、遠慮なく貰っていた。
目上の方。
先輩。
あんまり遠慮するのも失礼にあたる。
貰う方は、メッチャ恐縮したり、萎縮していても、
お金持ちの目上の方にとっては、
そこまで深く考えてない場合が多い。
だいたい、
お金持ちと、ビンボー人だと、
貨幣価値が違うわけだ・笑。
ボクにとっての「10万円」も、
お金持ちにとっては「1万円」の感覚しかなかったりする。
それだったら、
「あざーーーす!!」
ありがたく頂いてしまうのも、礼儀というものだった。
最終的には、
会社の名刺も持たせてもらったしなぁ・・・
ボクの仕事は、
建物のインフラ工事ってのが多い。
ってことは、
東京電力だったり、NTTと折衝するって場面もけっこう多い。
そんな時に、
「業者」としてではなく、
「兄貴の会社の人間」として動くということだ。
こうしたほうが、
何かと話はスムーズに進む。
気付けば、
「契約社員」か・・???笑。
みたいな立ち位置になっていた。
だから、
10万円とかって、ゴルフクラブも平気で貰ってきた。
「カズくんさぁ、オレのベンツ貰ってくんない???」
・・・しっかし、
ベンツとなると、
しっかも、そいつが「AMG」となってくると、
さすがに、簡単に「ハイ」とは言えないぞ・・・・・笑。
貰うべきか・・・貰わぬべきか・・・・
・・・・さて・・・
どうするボク・・・????
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