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「3度目は人身事故」彼女の思惑。
しおりを挟む1度目の事故から1ヶ月・・・そして、2か月後。
同じ日付。
ボクは、
3度目の交通事故にあう。
全ては同じ日付。
日付は、
彼女が入院した日付であって、
彼女が亡くなった日付でもあった。
その、
「日付」
彼女の「念」がこもった日付となったんだろう。
で、
3度目の交通事故。
信号待ちで停車中に、「高級外車」に後ろから突っ込まれた。
これも「共通項」ってやつだけど、
3度の事故。
全て、
相手は「高級外車」だった。
そして、
この3度目の事故で、
ボクは、救急車で運ばれてしまったんだった。
・・・・・そうだ、
この事故は、
「人身事故」ってことだ。
交通事故には、
「物損事故」
「人身事故」
ってのがある。
「物損事故」ってのは、「物損」
モノの損害だけで終わった事故ってことだ。
車両だけが壊れた。
はたまた、家の壁を傷つけた・・・・とか。
とにかく、
「モノ」に対しての賠償が発生するって事故だ。
「3度目は人身事故」
幸い、
ボクには骨折だの、ヒビだの、そんな外傷はなかったものの、
交通事故、お決まりの、
「むち打ち」
「打撲」
その後、通院を余儀なくされた。
・・・・・・その期間。
「ほぼ1年間」
ボクは、
約1年間。
通院ってことになったわけだけど・・・・・
「通院期間」
これは、
医師の裁量でかなり違うものらしい。・・・・・ってか、「病院の裁量」かもしれない。
同じ怪我でも、
病院によって、
かなりの「通院日数」の差が出るらしい。
ボクが、救急車で運ばれたのは、
「リハビリ施設」のある病院だった。
なので、
外傷・・・・内出血とか、
それらの段階で、
「リハビリ治療」が行われた。
具体的には、
まずは、
内出血を散らす・・・とか、
内出血も、放っておくと、「血塊」となってしまうらしい。・・・・それを散らせて体内に吸収させる。
捻挫なんかも、
放っておくと固まってしまう、
やはり適度に負荷をかけて可動させるほうがいいらしい。
そんな、
痛めた筋肉、神経などに対して、
電気治療であったり、整体治療が行われた。
で、
医師から、
「まだ完治ではありません。通院してください」
言われ続けて1年近くが経ってしまっていた。
・・・・けど、
ボクの方で、
「治療完了」としたんだった。
・・・・・じっさいには、
まだまだ通院ができた・笑。
・・・・なんか・・・・
どこまで、
いつまで通院するんだろう・・・・
んな感じになっていた・笑。
で、
「治療完了」
としたけれど、
医師は、「完治」とはしなかった。
ボクが、
さすがに、
もう飽きちゃったってか、
週3回の通院は、さすがに面倒だったってことからの決断だ。
最初の頃は、
みるみる症状が良くなっていったんだけど、
ある一点を過ぎたあたりから、
あんま、変わんないなぁ・・・・・って状態になっていった。
で、
首、腰・・・・支障がなくなった時点で、
「症状固定」ってことで、治療を打ち切ったんだった。
「通院期間、約1年」
これが可能だったのにも、もカラクリがある。
ボクが搬送されたのは、
リハビリ施設のある・・・・交通事故に、すごく力を入れている病院だった。
それで、
「1年間の通院」が許されたんだった。
通常だと、
ふつーの外科だと、
脳波などの精密検査をうけて、
「問題なし!」
となれば、
痛み止めとかの投薬、
あとは「湿布薬」で終わりだ。
そして、
まぁ、
2週間もすれば・・・・捻挫・・・・腫れが引いてくれば、それで終わってしまう。
「治癒」
これで終わってしまう。
・・・・とっころが、
リハビリ施設があると、
専門の整体師とかが診るので、
「う~~~ん・・・・ここのコリがなくなってこないとねぇ・・・・まだ硬いよねぇ・・・・」
って感じで、
徹底的に治療を行ってくれる。
そういうふうに、担当医師、整体師が言う以上、
加害者側の保険会社も、
「もう治療終了してください」
とは言えない。
・・・・いや、言ってくるらしい・笑。
保険会社にしてみれば、
いかに、自分たちの「出費」を抑えるかが仕事なわけだから、
そんな被害者、・・・・はたまた病院の言うとおりに治療を続けていては、
いくらお金があっても足らない。
・・・・・自分たちが儲からなくなる・笑。
なので、
手を変え、品を変え、圧力を加えてくる・笑。
が、
「リハビリ施設」
まだ、治療が必要。
そう言えるだけの資料、データを揃えられる。
保険会社の言いなりにはならない。
・・・・で、
これ、
病院にとってもメリットがあるらしい。
「交通事故」
基本、
治療費は、
「保険が効かない」
社会保険、国民保険・・・・医療保険が効かない。
ということは、
かかった医療費、全額を、保険会社に請求できる・・・・保険の点数計算とか、めんどうな事務作業が不要で、だ。
保険医療の場合、
「その治療は必要か??」
そんな細かな確認とかがあるらしい。
しかし、
保険会社相手であれば、国を相手にするほど細かい確認はない・・・・いや、そもそも、交通事故だ、
保険会社とはいえ、
加害者側がそれを言い出すのはおかしなことだってことになる。
・・・・そんなこんなで、
「交通事故」
病院にとっても、
上手くやれば、
かなり「良い商売」なんだそうだ・笑。
そして、
ボクが、
運び込まれた病院は、
その分野のエキスパートのような病院だったらしい・笑。
・・・・で、
「約1年の通院」ってことになったんだった。
・・・・そして、
「治療終了」
「治癒」ではなかった、
「症状固定」での終了だった。
・・・・・つまりは・・・・
「治っていない」って終わり方だったんだ。
ふつーの外科病院に運び込まれていれば、こうはならなかっただろう。
「治癒」
「症状固定」
ここには、
天と地ほどの違いがあるんだった。・・・・あとから知ることになる。
・・・・あとから考えてみると、
これこそが、
彼女の「狙い」だったんだとわかってくるんだった。
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