流れる川

連鎖

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ウリュウ

コロシアム②

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 何かに気づいたのか、興行主が難しい顔で答えていく。

「飛び入りなので、今から準備が難しい。。。ですね。」
「いいですよ~。もちろん、何が相手でも、問題有りません。」

「銀仮面様のご希望とは、少し違うと思いますが、
 ウゥうううん。デモなあぁ。いけるのか? アレだよ。あれ!」

「えっ。。。(ほんきか?)」

「何でもいいんです。あの舞台に立てれば、お金なんて必要ありません。
 何が相手で、何をされてもいいんです。
 もちろん、何人が相手でも、何十人でも。もっと沢山の。。ウフフ。」

「わかりました。銀仮面様のご希望どおりに出て頂きます。」

「ありがとうございます。ぐふっ、ぐふふふ。ありがとう。」

「その服だと色々と危ないので、コチラでご用意します。
 もちろん、お代は必要有りません。壊して頂いても。。
 それに着替えて頂き、戦って。。貰った。ほうが。。色々。。と~。」

(ビキニアーマーというのも、いいよなぁあ。服じゃなくても。。
 この格好をしているのなら、多少小さい防具でも文句いわれない?
 食い込む感じが。破れやすく、薄いので。濡れたら透けるのでも。。)

 興行主が、彼女に着せたいと考えている防具は、
 紐がすぐ切れ、布も破れやすく、肌を隠すことさえできない、
 さまざまに不便で、闘技場で着るには無理のある物だった。

「ウゥううん。防具は、これじゃダメ?」

「えっ。。破損しますよ。破れたり、壊れてしまいますし、
 さすがに、それ程高級な防具の修理費は、こちらで出せません。。。」

「大丈夫。壊れたって請求しませんから、この格好でどうでしょう?
 グルン。。ブルうん。ほら、こんな感じですよ。隅々まで見て下さい」

「ちょっと見させて、うぅ、うん。これは、高級な生地ですね。」

「さわって確認し。。うッ。ハアっん。ヒャっ。そっ、そっちもおぉ。」

「グチャグチャ。そうですねぇ。これは、すぐに破れ。グニュグニュ。
 脱げて、裂けそうですね。グジュグジュ。これなら、観客も。。。」

「ハアハア。。はうぅう。ひやあ。そっそこぉお。。そっちいいぃ。」

「そうですねぇ。銀仮面様が、破損しても問題無いのでしたら、
 こちらとしても。。ズズズゥウ。ふぅう。」

「はぅうぅう。ウゥうん。ヒャアあん。いっひいい。あっ。ああぁあ。」

「こちらもまた。いい、お味をしていますねぇえ。チュッチュッ。
 こちらも美味しいですし、ズズズ。是非、違う場所でも。。」

(最近は増えたよなぁ。ビキニアーマーとかいう防具だよな?

 コレからは、こういう格好で女の冒険者が歩くのか?
 でも、何処を守っているんだ? やっぱり、何処も守っていないよな?

 あっ、隠す気持ちさえも無い。。実は、この女は見せたいだけ!)

 彼女が着ている防具を見ても、もちろん、その身体を見ても、
 娼婦としてのほうが稼げるし、何倍も安全だと思える。

 しかし彼女は、それを求めていないらしく、
 すぐに破れそうな格好だけで闘技場に出て、実力を確かめたいらしい。

「その高級で、極薄な防具で戦うと。。ですね。えっと、色々と。。」

「ウフフ。イイわよぉ。アハハ。何が起こっても、問題無いわ。」

「わかりました。もう言う事はありません。
 細かい内容は別の者が対応しますので、そちらでお願いします。
 あと、スグにお呼びしますので、中に入ってお待ち下さい。」

「ウフフ。ありがとう。チュッチュッ。ウフフ。」

「あとは、やっておけ! イベントを差し替える。」
「差し替える?。。。本気か?」

「イインダヨ。お前は、アイツラの用意を、
 間違い無く、ちゃんと、最後までしておけ!いいな?できるよな!」

「わかりました。じゃあ、銀仮面様は、コチラへ。」

「ウフ。グイグイ。」

(はぁ。さっきも良かったけどぉ。もっと沢山。
 もっと、もぉおおっと、みんなの視線で犯されたいわぁあ。うふふ。。)

 銀仮面は、男の腕に身体を預けて嬉しそうに歩いていく。

(イベントの変更なんて、本当かよ。本当に。ホントウ。今から!?)

 一人だけ真面目に仕事をしていた男に連れられて、
 彼女は、嬉しそうに建物の中に入っていった。

 もちろん彼等だって、銀仮面に直接会う前に真面目な話をしていた。

「ギルドなんて知らねぇえ。調査だとぉお。そんなの好きにしろぉ。」
「本当に、いいんですか?」

「このエロい女がオトリで、本命は別に進入するんだろ?
 安心しろ。そっちは別のを用意している。」

「着ている服や仮面を、ちゃんと見ましたか!?」

「あんなのは、目立つように用意しただけだろうがぁ。それになぁ。
 何かあっても、アイツが、いつもの様に握りつぶすんだよ!」

「いいんですよね。ハァ。。。本当に?大丈夫ですか?」
「いいから、お前は俺が言う通りニ、シテ、いロ。イイな!」

 この女は危険だと、腕を組まれた男は気づいていた。

 しかし、興行主が闘技場に出すと決めた以上、彼には何もできない。

 しかも彼女に腕を組まれ、巨大な乳房を押しつけられてしまい、
 ここへ来た男と同じように、腕に柔らかなふくらみと熱を感じていた。

(はぁあ。これは新しいビキニアーマーらしいがぁあ、
 こんな薄い生地で、ギルドも何をさせたいんだ。。

 でも、この女。自分が全裸を見せていると気付いているはずだよな、
 何故少しも隠さないんだァあ、ハァ~。完全に露出狂だな。

 やっぱりかよ。そうだよなぁ。気の所為ダヨ。変態の露出狂。。
 頭が壊れた痴女。完全に見られたいだけ、魅せたいだけなんだろうな。

 よし、俺は仕事をしている。だけだ!そうだよ。アイツが言った。
 俺は何も悪くない。俺は仕事をしたンだぁあ。)

「銀仮面様は、スグに入場になります。
 初めてだと驚くかもしれませんが、歓声はなるべく気にせずに。。」

「グフフ。えへへ。みられちゃうぅう。みんなにぃい。アハハハハ。」

(完全に見せてあげてぇええ、デモォオオ。覗かせてあげたほうがあぁ?
 やっぱりぃい。対戦相手にボロボロな格好にされてぇえ。
 そうした後にぃい。めちゃくちゃにされちゃってぇ。ぐふ。アハハハ。)

「危険だと思いましたら、スグにギブアップをして下さい。
 待機している者達が、速やかに対処いたしますので。。。」

「グフフフ。えへへ。あははは。いや~。あははは。

 あっ。えっ。。そっ。。そうよね。

 でもぉ。でも、私ってぇえ。
 絶対にぃ。絶対に、ギブアップしないからぁあぁあ。

 わたしは、負けていない。負けちゃダメ!
 何があったって、負けたりしないわ。うふふふふ。あははは。」

(私の恥ずかしい姿を。。ジロジロとみてぇえ。
 じっくりと、私の全てを覗いてぇエエ。。オネガイ。
 隠された場所も、全てよ。。奥まで、もっとぉおお。)

「銀仮面様? 本当に大丈夫ですか?」

「アハハハ。いいわぁ。楽しそう。あははは。」

(もっと私をボロボロニして、壊れていく姿を楽しんでちょうだい。
 うふふ。あっ、あははは。。お願い、早く来てぇ、お願いよ。
 早くぅう。私を。。。アハハハ。待ってるわぁあ。)

 腕を組んでくれた男が、何処か心配そうに見ているのに、
 彼女は、そんな物を見てもいないし、気にもしていない。

「わかったわかった、じゃあ、すぐに試合をしたいんだろ?
 あの場所が見えるかぁあ? あの、何も無い場所が見えるよな?」

「うふふ。そうよねぇ。あははは。」
 
「あの真ん中あたりに立って、そこで待っていろ。
 対戦相手は、お前の後に入場するからな。いいよな。イイな。
 もう、いいよな。何かあったら。。。あったって。。」

(淫乱な身体を見せたいだけの、露出狂の女。
 ギルドの進入を助けるために選ばれた、ただの囮。

 絶対に違う。この女は絶対に違う。そんな女じゃない。
 でも、もう知らない。俺は何も知らない。
 気の所為ダヨ。気の所為なんだよ! 忘れろ、俺ぇええ。)

「あっ。。ごめんなさい。入場よね。」

「はい、銀仮面様。」

(この女の身体が傷つくのは勿体ないが、
 その姿を見せて観客を沸かせてもらおう。

 まあ、今日のイベントで死ぬことは無い、
 多少の怪我や恥ずかしい姿を見せるのは仕方がないよな。

 本人だって、それを望んでいるんだしなァアア。
 そうだったか、それが、今の俺。。の仕事。俺は、そういう。。。)

 全て考えるのをやめた男が指さした場所は、
 日中の暑い日差しが差し込んだグランドのような場所。

 彼等がいる場所から、まっすぐ先に見えているが、
 誰かいる感じはないし、気のせいだといいのだが、

 その場所の先に、見えた階段状の客席には、観客が。。。。。

「えっ?。。。本当に? すぐに入場出来るの?」

「はい。お客様も、お待ちです。何か準備が必要ですか?」

「いやっ。アッ。是非、ぜひに、すぐに、あうんぅう。あの場所ねっ!」

「それじゃあ、アナウンスが流れたら、
 お客を沸かせるような、派手なパフォーマンスをして入場してくれよ!

 いいな。銀仮面。ド派手なヤツをブチかましてくれぇええ!」

「うふふ、派手に。はで。はっはっ。うふふ。アハハハハ。イヤぁあん。」

(やったあァアア。みんなの。。みんなの視線。もぉおお。みんなぁ。
 待っててくれているのぉお。私おぉお。あははは。)

 銀仮面の下で、さっきから彼女の興奮する身体と心が躍っていた。


 コロシアム②
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