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ARASHIYAMAのフルムーン
第22話 京の闇世界の入口 奥の院の闇の密談 瑞潤×巴姫
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「そうか、やっぱりね」
華月院の奥の院は人の世と闇に生きる者の住まう世のわかれ目。
その闇に通じる奥の院の一室で密談(雑談?)中の、真剣な表情に青筋をたてる巴姫と気の抜けた発言で巴姫の青筋を増やしていく瑞潤。
なにがやっぱりなのじゃ、こいつなにが見えて・・・。ヤラシイやつ!
「だから、じゃな、」
「うふふ。やっと天慶も女遊びを卒業して、真実の愛♥️に目覚めたんだ。」
「そう、女遊びを卒業されてって!
なにが真実の愛、なのじゃ!相手はあの、犬っころ。動物愛護じゃあるましそれを・・・」はあはあ
さらに青筋が増えてるご様子の巴姫。
「巴ちゃん、そう興奮しないで、全く夢見がちなんだから・・・」
「なぜそうなるのじゃ!ミスズにいわれたくなどないわっっ」
「でも天慶のあの様子じゃねー」
考えこむ風なミスズ。
「ん?」
「あれじゃあ真実の愛♥️なんて伝わってないよねー、ぼくがしっかり伝授してあげないとぉ」
ざわっ
しっかりってこやつ、一体・・・。
だれ、に、なに、をしようと・・・。
目と目でわかったかに見えたが、全く違うことがわかったとゆうことか!
さぁー←血の気の引く音。
「ミスズ、なにを考えておるのじゃ。妾が求めてるのはそうではなくてっ」
「いいよ、いいよ、巴ちゃん。天慶の事が心配なんでしょ?」
「だ~から~あ!」
再び青筋の巴姫。
はあ、意思疎通は無理かもしれない・・・。
「天慶は女に関しては少しは自信もっていいかもしれないけど、そっちの道はまるでウブな初心者♥️」
はあ?ミスズ、よくもそんなことが・・・ぱくぱく
「巴ちゃん大丈夫?」
「ミスズ・・・なにをするつもりなのじゃ・・・」
ぽんぽん
「いいよ、ぼくに任せておいて。」
妾はいったい何を任せた???
違う!妾は二人の仲を掻き回して欲しいのじゃ!
「ミスズ!」だから、なんてゆうかあ!
・・・って。
もう、よいわ。
意思疎通は諦めた。
なにやらよくわからないが、ムダに燃えておるようじゃし、ミスズの要らぬお世話は天慶さまを苛立たせて余りあるはず。
・・・兎にも角にも掻き回してはくれそうな。
おまけスペシャル
「そうか、やっぱりね」
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考えこむ風なミスズ。
「ん?」
「あれじゃあ真実の愛♥️なんて伝わってないよねー、ぼくがしっかり伝授してあげないとぉ」
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だれ、に、なに、をしようと・・・。
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「ミスズ、なにを考えておるのじゃ。妾が求めてるのはそうではなくてっ」
「いいよ、いいよ、巴ちゃん。天慶の事が心配なんでしょ?」
「だ~から~あ!」
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はあ、意思疎通は無理かもしれない・・・。
「天慶は女に関しては少しは自信もっていいかもしれないけど、そっちの道はまるでウブな初心者♥️」
はあ?ミスズ、よくもそんなことが・・・ぱくぱく
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妾はいったい何を任せた???
違う!妾は二人の仲を掻き回して欲しいのじゃ!
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