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1989年5月29日から5月31日 ”カナダに行っても腹は減る”
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『色々と自身に降りかかる諸事情があり、だいぶ休止した“バンクーバー平成元年日記”を再開したく存じます。今日は2023年6月16日(金)となりますが、これより以下内容は忠実に平成元年(1989年5月29日月曜日)に戻りまする』
1989年5月29日 月曜日
ああ疲れた。今日は感嘆詞から出てしまった。久し振りの仕事はやはり疲れるなあ。早く勘を取り戻さなくては。仕事に行ったのが9時ちょい過ぎでS君と一緒に出かけた。彼とほぼ一緒に朝食を食べ、共に出た。彼はダウンタウン、僕はNew Westminsterへ。皿洗いの量と最先端の機器にはおどろかされた。受け付けの女性はつっけんどんとして愛想の無い娘で、後のジョウンという女性もやはり俺のタイプでは無い。ショウンが直接の先輩であり、上司なので、彼とうまくやって行こう。彼はもう4年も経験しているらしい。中々良さそうな男性だが、マリファナのような特別なタバコを吸っているのが気になる。いちおう今日はPM3:00までとの事だったが、皿等があまりにたくさんあるので結局3:30ぐらいまでやらされた。明日からはAM10時からPM6時までだ。ちょっとしんどいが週4日だからなんとかなるだろう。早く慣れなくては。
あと今日は久しぶりに日本の自宅へ電話した。飼い犬の事も気になったし、モモは家ののきさきに上げてTVを見せているという。ぜいたくな。久し振りの母への電話もあり、つい涙がこみ上げてくるのを止める事はできなかった。父親は今日からクレーンにまた乗り始めた、との事でなんとかひと安心だ。日本に帰ってからは、またその時考えよう。Iさんの言う通り、大学に行き、英語教師への道はきびしい。第1に両親の事を考えると、そう悠長な事も言ってられない。
1989年5月30日火曜日
何が何だかさっぱりわからない。何の事かというと、俺のバイトの事だ。昨日俺のボスであるリサと話したら月~木のAM10からPM6までがワークタイムと言われたのに、今日は2時半に帰されてしまった。強い口調で帰りなさいと言われれば帰らない訳にはいかない。来月いっぱいでやめようかな。働いている人達は良い人ばかりなのだが、どうもシステムが分からない。
帰りに近所の店に寄り、Guns & Ammoを1冊買って帰った。明日のランチの用意もしたし、明日は明日でがんばろう。明日はIさんの家に招待されているので気が重い。ただでさえ苦手なタイプのうえに家に招待されては。まあなんとかなるだろう。今日はS君は早く帰って来るかと思ったが、結局この分では夜中になりそうだ。
1989年5月31日水曜日
今日は食った食った。夜にIさんと会って、夕食をごちそうしてもらった。中華料理屋でうんとごはんを食べて、それからデニーズへ行ってコーヒーとアイスクリームを食べた。
久し振りにごうせいな食事にありつけた。おごってもらって悪い気もするが。今までのIさんの事なんかを聞いたりアドバイスしてもらって大変参考になった。中華料理もいいもんだ。今は夜中の12時過ぎなのだが下の階のバカがいまだにすごくでかい音でステレオをつけているので腹がたってしょうがない。朝、S君はとりあえず出て行って新居に引っ越した。今日の仕事はきつくて7時間ちょい働いた。今日はたいへんにハードだった。
『書きながら当時の事がつぶさに蘇ります。いやあ、青春よ。恥ずかしながら仕事して食って寝る、という大変に原始的な生活をしていたんだな、と思い出されます。当時から銃砲の事が好きでそれがトリガーとなり関連の英単語を苦も無く覚えられたのはカナダ生活を助けてくれました。これは、未だ体から抜けきらず、今日も今日とて秋葉原に行ってガンショップをめぐるのでした』
1989年5月29日 月曜日
ああ疲れた。今日は感嘆詞から出てしまった。久し振りの仕事はやはり疲れるなあ。早く勘を取り戻さなくては。仕事に行ったのが9時ちょい過ぎでS君と一緒に出かけた。彼とほぼ一緒に朝食を食べ、共に出た。彼はダウンタウン、僕はNew Westminsterへ。皿洗いの量と最先端の機器にはおどろかされた。受け付けの女性はつっけんどんとして愛想の無い娘で、後のジョウンという女性もやはり俺のタイプでは無い。ショウンが直接の先輩であり、上司なので、彼とうまくやって行こう。彼はもう4年も経験しているらしい。中々良さそうな男性だが、マリファナのような特別なタバコを吸っているのが気になる。いちおう今日はPM3:00までとの事だったが、皿等があまりにたくさんあるので結局3:30ぐらいまでやらされた。明日からはAM10時からPM6時までだ。ちょっとしんどいが週4日だからなんとかなるだろう。早く慣れなくては。
あと今日は久しぶりに日本の自宅へ電話した。飼い犬の事も気になったし、モモは家ののきさきに上げてTVを見せているという。ぜいたくな。久し振りの母への電話もあり、つい涙がこみ上げてくるのを止める事はできなかった。父親は今日からクレーンにまた乗り始めた、との事でなんとかひと安心だ。日本に帰ってからは、またその時考えよう。Iさんの言う通り、大学に行き、英語教師への道はきびしい。第1に両親の事を考えると、そう悠長な事も言ってられない。
1989年5月30日火曜日
何が何だかさっぱりわからない。何の事かというと、俺のバイトの事だ。昨日俺のボスであるリサと話したら月~木のAM10からPM6までがワークタイムと言われたのに、今日は2時半に帰されてしまった。強い口調で帰りなさいと言われれば帰らない訳にはいかない。来月いっぱいでやめようかな。働いている人達は良い人ばかりなのだが、どうもシステムが分からない。
帰りに近所の店に寄り、Guns & Ammoを1冊買って帰った。明日のランチの用意もしたし、明日は明日でがんばろう。明日はIさんの家に招待されているので気が重い。ただでさえ苦手なタイプのうえに家に招待されては。まあなんとかなるだろう。今日はS君は早く帰って来るかと思ったが、結局この分では夜中になりそうだ。
1989年5月31日水曜日
今日は食った食った。夜にIさんと会って、夕食をごちそうしてもらった。中華料理屋でうんとごはんを食べて、それからデニーズへ行ってコーヒーとアイスクリームを食べた。
久し振りにごうせいな食事にありつけた。おごってもらって悪い気もするが。今までのIさんの事なんかを聞いたりアドバイスしてもらって大変参考になった。中華料理もいいもんだ。今は夜中の12時過ぎなのだが下の階のバカがいまだにすごくでかい音でステレオをつけているので腹がたってしょうがない。朝、S君はとりあえず出て行って新居に引っ越した。今日の仕事はきつくて7時間ちょい働いた。今日はたいへんにハードだった。
『書きながら当時の事がつぶさに蘇ります。いやあ、青春よ。恥ずかしながら仕事して食って寝る、という大変に原始的な生活をしていたんだな、と思い出されます。当時から銃砲の事が好きでそれがトリガーとなり関連の英単語を苦も無く覚えられたのはカナダ生活を助けてくれました。これは、未だ体から抜けきらず、今日も今日とて秋葉原に行ってガンショップをめぐるのでした』
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