8 / 61
第二章 新たなる魔法少女の登場
第二話 待って、この敵強すぎない?
しおりを挟む
アミは怪人警報を受けてエグチの車に乗って現場に向かった。
「ははははは、我が名はヒヤケ!あの魔法怪人団オンナノテキの怪人じゃ~!」
現場では怪人が暴れている。
「ほれほれ、みんな日に焼けてしまえ~!日焼け止めなど効かぬわ~!」
紫外線ビームを撒き散らして女性たちに襲いかかっている。
「待ちなさい!」
車を降りたアミは怪人の前に立ち塞がった。
「何奴」
怪人が眉をひそめる。
「変身!」
アミが変身ポーズをとる。
「変身開始」
バリトンボイスが響き渡り、アミの腕時計が輝く。
「魔法少女アミ、変身完了ー!」
アミはブルーのコスチュームを身にまとい、手にはロットを持ってポーズを決めた。
初期に比べて訓練のおかげか、ベルトの巻きついた腰に片手をあてるポーズも様になっている。
「観念しなさい」
アミはロットを振り上げた。
「アミ、今こそ訓練の成果を!」
車の窓からエグチがアミに声をかける。
「は、はい!」
「紫外線ビーム!!!」
ヒヤケがビームを出してくる。
「我を守り給え、シールド展開!」
「シールド展開」
「ははは、普通のシールドでは無駄じゃー!!」
「あ、あつい!痛い!!」
紫外線はシールドを通り越してアミに降り注ぐ。
「うっ、し、シールドが効かないだなんて!一体どうしたら…」
「ほれほれ!止まるでない!我からいくぞ!!!」
「きゃー!」
ヒヤケはアミへの攻撃を緩めることはない。
アミはビームを避けることが精一杯だった。
「一体、一体どうすればいいの…」
戦えども攻撃は効かない、シールドで身を守ることもできない。
アミちゃんピンチに陥っていたのである。
「ははははは、我が名はヒヤケ!あの魔法怪人団オンナノテキの怪人じゃ~!」
現場では怪人が暴れている。
「ほれほれ、みんな日に焼けてしまえ~!日焼け止めなど効かぬわ~!」
紫外線ビームを撒き散らして女性たちに襲いかかっている。
「待ちなさい!」
車を降りたアミは怪人の前に立ち塞がった。
「何奴」
怪人が眉をひそめる。
「変身!」
アミが変身ポーズをとる。
「変身開始」
バリトンボイスが響き渡り、アミの腕時計が輝く。
「魔法少女アミ、変身完了ー!」
アミはブルーのコスチュームを身にまとい、手にはロットを持ってポーズを決めた。
初期に比べて訓練のおかげか、ベルトの巻きついた腰に片手をあてるポーズも様になっている。
「観念しなさい」
アミはロットを振り上げた。
「アミ、今こそ訓練の成果を!」
車の窓からエグチがアミに声をかける。
「は、はい!」
「紫外線ビーム!!!」
ヒヤケがビームを出してくる。
「我を守り給え、シールド展開!」
「シールド展開」
「ははは、普通のシールドでは無駄じゃー!!」
「あ、あつい!痛い!!」
紫外線はシールドを通り越してアミに降り注ぐ。
「うっ、し、シールドが効かないだなんて!一体どうしたら…」
「ほれほれ!止まるでない!我からいくぞ!!!」
「きゃー!」
ヒヤケはアミへの攻撃を緩めることはない。
アミはビームを避けることが精一杯だった。
「一体、一体どうすればいいの…」
戦えども攻撃は効かない、シールドで身を守ることもできない。
アミちゃんピンチに陥っていたのである。
0
あなたにおすすめの小説
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
断罪まであと5秒、今すぐ逆転始めます
山河 枝
ファンタジー
聖女が魔物と戦う乙女ゲーム。その聖女につかみかかったせいで処刑される令嬢アナベルに、転生してしまった。
でも私は知っている。実は、アナベルこそが本物の聖女。
それを証明すれば断罪回避できるはず。
幸い、処刑人が味方になりそうだし。モフモフ精霊たちも慕ってくれる。
チート魔法で魔物たちを一掃して、本物アピールしないと。
処刑5秒前だから、今すぐに!
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる