あなたの彼氏と浮気してます

アイ

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マキとケイくん

やっと



 ずっとそのもやもやを抱えつつも、本当に馬鹿な私は、スマホを見て、また心を踊らせていた。

 マキとケイくんの家に泊まってから2日後の事。もう、ケイくんと会うの止めようかなと思ってた矢先に、ケイくんから、一言、会いたい、何してた?って連絡が来た。

 会うの止めようって思っても、こんな連絡1つで、やっぱり嬉しくなってしまう。そして私は、私も会いたいって、返事を返してしまった。こうしてまた、私はケイくんと会ってしまう。

 ケイくんと私は、外であまり会わなかった。いつも、ケイくんの家に呼ばれて、行くって感じ。外で遊んでたりして、マキにバレたらやばいからって。

 本当に、浮気相手って扱いで、都合のいい女なんだと思う。私もそれに気付いていたし、だからこそマキに嫉妬していた。そして、嫉妬していたからこそ、彼が私と一緒にいる優越感も、同時に感じていた。

「あっあっあん♡ぁっあっ」

 家に呼ばれたこの日も、私は彼の上に乗って、胸を派手に揺らした。

 対面式の騎乗位で、私たちはキスしながら、お互いに抱き合ってえっちしていた。お互いに裸で、肌が密着して、気持ちいい。マキといる時はえっち出来なかったから、お互いすごい激しくなっちゃっていた。

「あの時のアイ、すげぇエロかった」

 ケイくんが、息を切らしながら言った。

「マキとっえっちしてた時の事?んっぁ」

「あぁ」

「でも、すごい嫌だったっ。んっ♡」

 お互いに、腰を動かしながら会話をする。

「ごめん。でも、アイ見てイったから」

「ぁっあっんっあんっそれは、嬉しかったっあっ」

 下がぐちょぐちょ音を出しながら、最低な会話をする私たち。なんか、この関係でのえっちに、2人とすごい興奮してる。

 この日だったかな、いつだか忘れたんだけど、こんな感じで対面式騎乗位してた時、マキから電話が来た時あった。

 ケイくんってば本当に最悪で、電話に出ろって言うんだよ。だから私は、彼に跨ったまま、電話に出た。まぁ、私から電話に出てって言った時もあるんだけどね。

 電話に出たら、ケイくん少しだけ腰を動かして、えっちを続行した。私はマキに悟られないように、必死で会話してたのを覚えてる。

 そして、ケイくんも興奮しちゃったのかな。私の体を抱きしめて、おっぱいに吸い付いた。しかも、すごい激しく。

 彼の腰が動く度に、私の体が上下した。そして、胸もベロベロ舐められて、私は声出ちゃいそうになって、咄嗟にマキとの電話を切った。

「ぁっあぁん! もうっ切っちゃったじゃんっあっんぁ♡こんなの、無理っあんっ」

 ぐちょぐちょぐちょぐちょ。

「ぁっあんっだめっあっああぁん♡」
 
 ケイくん止まらなくて、私はこのままィかされちゃった。すごい、なんか、声いっぱい出て、結構恥ずかしかった。

 マキの目を盗んでケイくんと会ってたのは、結構いっぱいある。ケイくんって、マキといない日はほとんど私と過ごしてたから。夏休みの時は、週に3回か4回くらいの時もあったよ。会っても、お互い馬鹿みたいにえっちしまくってるだけなんだけど。

 でも、そんな時、私、やっぱりケイくんとマキを見るのが辛くなって、一瞬、彼氏作った事があった。彼氏って言っても、ケイくんを忘れるために付き合ったようなもので、ケイくんほど好きにはなってなかった。

 その彼氏も、ある人の彼氏で…。遊びに近かったかも。しかもお互いに。まぁその恋愛の詳細は別の話で書くけど、とにかく、私は、ケイくんと距離置きたくて、別の恋愛を始めたんだよね。

 ケイくんに、彼氏が出来たことを言った。マキにも言ったよ。マキは、純粋にすごく喜んでくれてて、なんか、その姿を見たら、これでよかったんだって思った。

 ケイくんから、会って話したいってLINEが来てた。私は迷ったんだけど、ちゃんと会って話して、終わりにしようって思った。でも、正直、これがだめだった。

 ケイくんと会ったのは、ケイくんの家だった。ケイくんとマキが付き合ってるって、学校で何人か友達知ってた。だから、誰かに見られたらまずいし、あまり外では会えない。

 ケイくんの家に言って、ソファーに座って、もう終わりにしよって話しをした。

 ケイくんがその時「俺の事好きじゃないの?」って言って来た。

「……好きだよ。でも、マキと付き合ってるじゃん。私、正直耐えられない」

「俺も、アイが好き。互いに好きなら、会うの止める事はなくね?たまにでもいいから会いたい」

「でも、それじゃあ、何も変わらないよ」

「アイに会えなくなるの本当に無理。俺が耐えられない」

 ケイくんと、こんな会話をした。

 ケイくん、会えなくなるの嫌だって、会いたいって言ってくれた。でも、マキと別れるとは、言わなかった。ただ、たまにでいいから私と会いたいって。

 もう本当に、都合がいいなって思った。

 なんでマキと別れてくれないんだろうって。

「俺もアイ好きだから」

 ケイくん、本当にずるい人で、私は、もう会わないって強く言えなかった。

 そして、私はその日も、ケイくんに抱かれてしまう。

 無言でキスされて、キスし返した。ダメって言っても無理で、彼氏出来たのに、私は速攻で浮気してしまった。

 しかも、ケイくん、寝バックでえっちしてる時に、スマホ渡して来て、彼氏に電話してって言って来た。さすがに無理って思って断ったんだけど、なんでって聞いたら興奮するからって言ってた。もう、最低だよね。でも、それでも私は彼が好きだった。

 それからと言うもの、私の奇妙な二股のような関係は続いた。彼氏ともたまに会っていたけど、ケイくんと会ってた頻度の方が多かったかな。

 ケイくんと距離置こうと思って彼氏作ったのに、結局、何にも変わらなかった。むしろ、私はケイくんと浮気しまくっちゃってる訳だから、もっと最悪な展開になってる。

 でも、そんな関係にも、終わりがやって来る。

 彼氏に、別れを告げられた。なんか、私が、好きには見えないって。確かに、付き合ってもいいかなとは思ったんだけど、本当に大好きかと聞かれると、そうでもなかった。その証拠に、振られても全然ショックじゃなかったし。

 でも、ショックではなかったけど、いい気分ではなかった。彼氏に振られて、私はすぐにケイくんに連絡した。そしたらケイくん、マキといたらしいんだけど、会ってくれるって。マキは帰らせるらしい。私が別れたって言ったから、気を使ってくれたのかもしれない。

 その日は、ケイくんの家に行った私は、ずっと彼にくっついていた。彼氏と別れたのは、仕方ないって思う。でも、なんだか、少し寂しいって思った。

 その日も、私はケイくんの下で、胸を揺らして、喘ぎ声を上げた。

 それからかな。少しだけ、ケイくんの態度が、変わって来たのは。マキよりも、私を優先するようになった気がした。

 今までは、マキとの予定が入ったら、私と会うのはキャンセルしていたケイくん。ドタキャンもあったよ。でも、最近は、マキと約束してても、私と会うってなったら、向こうをキャンセルするようになっていた。

「アイ、なんだか最近、ケイの様子がおかしいんだよね」

 ある日、マキは、そんなケイくんの態度に違和感を感じて、私に相談して来た。

「どうしたの?」

「なんかさー、最近、会う約束しても、なんか、急に仕事が入ったとか言って、ドタキャンされたりするんだよね」

 仕事が入った…。私も、その理由でよくドタキャンされてたよ。でも、マキからの連絡で、ケイくんと会ってるって聞いて、すぐに仕事は嘘だってわかった。

「そうなんだ。なんか、忙しいんじゃない?」

 私は、言う。

「うーん。今日も、仕事がって言って会えないんだって」

「今日も?でも、仕事だったら、仕方ないよ。元気出して」

 ごめんね、マキ。今日は、このあと、私がケイくんと会う約束してるの。

 私は、マキと少し話してから、解散した。そして、その足で、ケイくんの家へ向かう。

 ケイくんが、少しずつ、私の方へ向いている事に、気付いていた。マキにはごめんって思っていたよ。罪悪感もある。でも、私は幸せだった。

「んっぁんっあっああん! ケイくんっあっあっ」

「アイっはぁはぁ!」

 息を荒らげながら、2人でマキからの連絡を無視して、夢中でえっちする。

 こうして、ケイくんは、少しずつ、マキから私になって行った。

 そして、ある日。

 ケイくんが、マキと電話していた。

「ごめん…」

「やだぁ、別れたくないよぉ。なんで急に?私、何かした?」

「いや、仕事も忙しいし、会う時間もない。これじゃあ、付き合えない。ごめんな…」

「…………」

 ケイくんが、ベッドで電話してる横で、私は彼に寄り添うように、腕に手を回して、裸で抱き着いていた。

 ケイくん、やっと、マキと別れるって言ってくれたんだ。

 電話の向こうから、マキの鳴き声が聞こえてくる。胸が痛いって気持ちはあったけどでも、私は、それよりも、満たされていた。

「ごめん。じゃあ…」

 マキが嫌だ嫌だって泣きながら言ってる中で、ケイくんは強制的に電話を切った。

「大丈夫…?」

 私は、ケイくんに優しく言う。

「うん…。ちょっと、あそこまで泣かれるとキツイな」

「仕方ないよ…」

 そんな会話を少しして、ケイくんは、甘えるように私に抱き着いて来た。裸だから、胸が彼の顔に直で当たる。そして、ぺろぺろって彼は私の胸を舐め始めた。

「ぁっん♡別れたばっかなのにっぁん♡」

「いいじゃん。好きだよ」

「んっ私もっあっ」

 ケイくんがマキと別れたこの日、私たちは、朝までえっちしまくった。

「ぁっあんっあっあ!」

 ギシギシと、ベッドが鳴る。

 私のスマホが、ブーブーと振動しているのが見えたけど、私はそれに気づきながらも、無視して、彼の体に絡み付いた。

「ぁっああん♡気持ちぃっあっあん」

 スマホの振動は、きっとマキからのLINEか電話だ。私はそれを無視して、ケイくんとの時間を優先した。だって、マキと別れて、私と付き合ったんだよ。この日は、私とケイくんの記念日だ。私は、とうとう、親友のマキから、彼氏を寝取ってしまったのだ。

 罪悪感もある。そして、言いようのない快楽が体を駆け巡った。

 これから、ケイくんと私の日々が始まる。

 ケイくんと恋人同士になった日々は、凄く幸せだった。でも、ここだけの話、やっぱり私は最悪で、ケイくんには内緒で、何回か、誰かの物をつまみ食いしちゃったりはした事ある。それはまた別で書くけど。

 マキは、ケイくんに振られて落ち込んでいたけど、時間が経ったら、ちゃんと立ち直っていた。

 
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