遊ぶつもりでログインしたら、融合異世界という現実だった。

夜空のかけら

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第49話 世界の限界間力

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その宿で、トーコによる世界の説明があった。
知らないことばかりだった。

「普通の世界は、間力1の段階から始まるの」
「ビッグバンだろ」
「違うわね。その前に1工程あるの。それが揺らぎ」
「揺らぎ?」
「真空の海という水面のようなものが波のように揺れている場所を言うの。この場所では、揺らぎ同士がぶつかるとたまにその2つで球体が生まれることがあるの。この球体が確立は低いけれど。これがビッグバンの前段階」
「前段階というなら、その次もある」
「そう、球体自体は真空の海には居られないので、そこから押し出される。押し出された球体は、その押し出された場所で急激な膨張が始まる。真空の海では、真空の圧力というものがあって、膨張できないの」
「真空に圧力があるのか?」
「あるわよ。正確には、存在するための条件という話しだけれど。真空は、真空しか居られないという揺らぎの場所という圧力ね」
「重力か、そういうものだと思っていたけれど」
「重力も一種の条件のようなものよ。一例をあげれば、ブラックホールは全てを飲み込むと言われていて、その中では全てのものが粉砕分子まで砕かれるとか、ホワイトホールから出てるとか言われている。これは間違い」
「底なし沼のようなものじゃないのか?」
「大きいブラックホールはね。小さいブラックホールは、重力の底のようなもので堆積しているだけ。厳密にはブラックホールの運動間力に使われているわよ。大きいものなら、下方世界への壁を破れるから、また違ったものになるけれど」
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