137 / 175
第136話 22番 作るのは?
しおりを挟む
「さぁ、気を取り直して、次はチタン。22番に行きましょう」
「何になりたい?」
「いや、私としては呼び出されただけなので。他の神忠製金属のように硬貨にもならなかったので」
「秋穂、チタンって硬貨採用しなかったんだ」
「いや~、師匠が採用していなかったから、チタン硬貨は最初から選択肢になかったんだ」
「理由は知っているの」
「ああ、万能金属系は面白くないんだって」
「なにそれ」
「あ~やっぱり無視されてる~」
「チタさんが沈んでいるけどいいの」
「チタさん?」
「チタンさんをくっつけて」
「あ~相変わらず~」
「まぁ、まぁ。何だったら、こっちに沈む?」
水穂が慰めているのが見える。
水穂は、サイコロ状が縦に並んでいるものに変わっている。
頭上からの声よりも、とってもいい。
そんな光景を誠・真名だけではなく、朝日もトーコも見ている。
静かに、チタさんが水穂に沈みそうだ。
「あれ、あれ作りましょうよ」
会話の中で、出てくるこのパターン。
しかし。
「それ面白くない」
「秋穂提案は、中身を聞く前に真穂によって否定され」
「やっぱり帰ります」
と本人が言えば
「「まぁまぁまぁ」」
と引き留める。
それに見かねた水穂が提案。
「いっそのこと、硬貨のコーティングか、魔法発動体の1側面を作るとかあるだろう」
すると、秋穂と真穂が水穂の方に指を示して、勢いよく
「「それよ!」」
と言ったが、その声の大きさに提案していた水穂の方が驚いていた。
「なぁ、トーコ。魔法発動体って、魔法を発動するためのワンドとかスタッフとか言われるものだろ。この世界では、いらないって聞いているが」
「まぁ、いらないわね。でも、それがあると魔法が掛けやすい人もいるの。例えば、ライトノベル系にある魔法発動イメージをそのまま持ってくると、ワンドやスタッフ、ブレスレットやイヤリング、ネックレスやリング。皮下埋め込み式のICや脳内に疑似人格付与とか。使いやすさや腐食、強度などを考えると、チタンは外せないわね」
「へぇ~。で、秋穂と真穂は知らなかったのか」
「うーん。多分、知っているけれど、忘れていたんじゃない」
秋穂、真穂、チタさんの3者で相談した結果、魔法発動体を4つ作ることになった。
そう、シルバーリング再びみたいで。
「リング以外で何を作るのがいい?」
「これこれ、そんなことを言われても、分からないだろうに」
「水穂の言う通りよ、どれも利点と欠点があるのだから、その辺りから説明しなきゃ」
「トーコも面倒くさくなったわね」
「秋穂のようになんでも省略しないわよ」
「何になりたい?」
「いや、私としては呼び出されただけなので。他の神忠製金属のように硬貨にもならなかったので」
「秋穂、チタンって硬貨採用しなかったんだ」
「いや~、師匠が採用していなかったから、チタン硬貨は最初から選択肢になかったんだ」
「理由は知っているの」
「ああ、万能金属系は面白くないんだって」
「なにそれ」
「あ~やっぱり無視されてる~」
「チタさんが沈んでいるけどいいの」
「チタさん?」
「チタンさんをくっつけて」
「あ~相変わらず~」
「まぁ、まぁ。何だったら、こっちに沈む?」
水穂が慰めているのが見える。
水穂は、サイコロ状が縦に並んでいるものに変わっている。
頭上からの声よりも、とってもいい。
そんな光景を誠・真名だけではなく、朝日もトーコも見ている。
静かに、チタさんが水穂に沈みそうだ。
「あれ、あれ作りましょうよ」
会話の中で、出てくるこのパターン。
しかし。
「それ面白くない」
「秋穂提案は、中身を聞く前に真穂によって否定され」
「やっぱり帰ります」
と本人が言えば
「「まぁまぁまぁ」」
と引き留める。
それに見かねた水穂が提案。
「いっそのこと、硬貨のコーティングか、魔法発動体の1側面を作るとかあるだろう」
すると、秋穂と真穂が水穂の方に指を示して、勢いよく
「「それよ!」」
と言ったが、その声の大きさに提案していた水穂の方が驚いていた。
「なぁ、トーコ。魔法発動体って、魔法を発動するためのワンドとかスタッフとか言われるものだろ。この世界では、いらないって聞いているが」
「まぁ、いらないわね。でも、それがあると魔法が掛けやすい人もいるの。例えば、ライトノベル系にある魔法発動イメージをそのまま持ってくると、ワンドやスタッフ、ブレスレットやイヤリング、ネックレスやリング。皮下埋め込み式のICや脳内に疑似人格付与とか。使いやすさや腐食、強度などを考えると、チタンは外せないわね」
「へぇ~。で、秋穂と真穂は知らなかったのか」
「うーん。多分、知っているけれど、忘れていたんじゃない」
秋穂、真穂、チタさんの3者で相談した結果、魔法発動体を4つ作ることになった。
そう、シルバーリング再びみたいで。
「リング以外で何を作るのがいい?」
「これこれ、そんなことを言われても、分からないだろうに」
「水穂の言う通りよ、どれも利点と欠点があるのだから、その辺りから説明しなきゃ」
「トーコも面倒くさくなったわね」
「秋穂のようになんでも省略しないわよ」
0
あなたにおすすめの小説
ダンジョンをある日見つけた結果→世界最強になってしまった
仮実谷 望
ファンタジー
いつも遊び場にしていた山である日ダンジョンを見つけた。とりあえず入ってみるがそこは未知の場所で……モンスターや宝箱などお宝やワクワクが溢れている場所だった。
そんなところで過ごしているといつの間にかステータスが伸びて伸びていつの間にか世界最強になっていた!?
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー
白木夏
ファンタジー
2040年の初春、突如として地球上の主要都市に謎のダンジョンが出現した。
その特異性は明らかで、人口密集地を中心に出現し、未開の地には一切現れないという法則性を帯びていた。
人々は恐怖に震えつつも、未知なる存在に対する好奇心を抑えきれなかった。
異世界転移した最強の主人公のほのぼのライフ
主人公はあまり戦ったりはしません。
異世界召喚は7回目…って、いい加減にしろよ‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
『おぉ、勇者達よ! 良くぞ来てくれた‼︎』
見知らぬ城の中、床には魔法陣、王族の服装は中世の時代を感じさせる衣装…
俺こと不知火 朔夜(しらぬい さくや)は、クラスメートの4人と一緒に異世界に召喚された。
突然の事で戸惑うクラスメート達…
だが俺はうんざりした顔で深い溜息を吐いた。
「またか…」
王族達の話では、定番中の定番の魔王が世界を支配しているから倒してくれという話だ。
そして儀式により…イケメンの正義は【勇者】を、ギャルっぽい美紅は【聖戦士】を、クラス委員長の真美は【聖女】を、秀才の悠斗は【賢者】になった。
そして俺はというと…?
『おぉ、伝承にある通り…異世界から召喚された者には、素晴らしい加護が与えられた!』
「それよりも不知火君は何を得たんだ?」
イケメンの正義は爽やかな笑顔で聞いてきた。
俺は儀式の札を見ると、【アンノウン】と書かれていた。
その場にいた者達は、俺の加護を見ると…
「正体不明で気味が悪い」とか、「得体が知れない」とか好き放題言っていた。
『ふむ…朔夜殿だけ分からずじまいか。だが、異世界から来た者達よ、期待しておるぞ!』
王族も前の4人が上位のジョブを引いた物だから、俺の事はどうでも良いらしい。
まぁ、その方が気楽で良い。
そして正義は、リーダーとして皆に言った。
「魔王を倒して元の世界に帰ろう!」
正義の言葉に3人は頷いたが、俺は正義に言った。
「魔王を倒すという志は立派だが、まずは魔物と戦って勝利をしてから言え!」
「僕達には素晴らしい加護の恩恵があるから…」
「肩書きがどんなに立派でも、魔物を前にしたら思う様には動けないんだ。現実を知れ!」
「何よ偉そうに…アンタだったら出来るというの?」
「良いか…殴り合いの喧嘩もしたことがない奴が、いきなり魔物に勝てる訳が無いんだ。お前達は、ゲーム感覚でいるみたいだが現実はそんなに甘く無いぞ!」
「ずいぶん知ったような口を聞くね。不知火は経験があるのか?」
「あるよ、異世界召喚は今回が初めてでは無いからな…」
俺は右手を上げると、頭上から光に照らされて黄金の甲冑と二振の聖剣を手にした。
「その…鎧と剣は?」
「これが証拠だ。この鎧と剣は、今迄の世界を救った報酬として貰った。」
「今迄って…今回が2回目では無いのか?」
「今回で7回目だ!マジでいい加減にして欲しいよ。」
俺はうんざりしながら答えた。
そう…今回の異世界召喚で7回目なのだ。
いずれの世界も救って来た。
そして今度の世界は…?
6月22日
HOTランキングで6位になりました!
6月23日
HOTランキングで4位になりました!
昼過ぎには3位になっていました.°(ಗдಗ。)°.
6月24日
HOTランキングで2位になりました!
皆様、応援有り難う御座いますm(_ _)m
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる