遊ぶつもりでログインしたら、融合異世界という現実だった。

夜空のかけら

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第161話 実習4 罠解除のイメージ

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「魔法で解除できるとしても、その罠がどういう種類でどういう効果があるのかが分かっていないと、解除することは難しいでしょう」

「単に罠解除でダメなのか」

「全ての罠というイメージは、どうやって作るのでしょう。そもそも、知らない罠を解除できるのでしょうか」

「なるほどな。それで実習か」

「はい。罠の発動体験。罠の設置や効果、レクチャーによる罠の種類など、イメージを作るのに必要な材料は揃ったはずです。これで、体験した罠に関する解除イメージができて、罠解除の魔法を発動させるだけで、経験した罠は、全部解除されます」

考えてみれば、凄いことだ。
イメージにも経験と知識が必要ということ以上に、同じパターンで様々なことに応用できる。

「でだ。探索系のおすすめ属性はなんだ」

「おすすめは水系ですね」

「その理由は?」

「水蒸気としての利用以外に、重量式の罠と思われる部分に水を集めて、重さを増して作動させることができます。矢や礫などの飛来物も負傷なく防ぐことも可能だからです」

「水魔法か、生活魔法はなんだったかな」

「浄水ですね。汚染水の浄化です。でも、ここならランク1の魔法が使えます。イメージで発動するかやってみるといいでしょう。使えなければ、ランク1よりも上ということになります」

「ランクの意味が良く分からない。前からも」

「基本的に、ランクごとにどの程度まで魔法が使えるかどうかは、知らぬ間に分かってしまいます。ですから、イメージを持っても発動しないというのは余りありません。ここまで、というのを知っていますからね」

「でも、俺は知らないぞ」

「この場所限定でかさ上げしていますからね。ランク2に上がれば、分かりますが」

「そもそもだ。ランク1だと、探索魔法で分かる範囲も狭いのだろ」

「まぁ、1mくらいですかね。ランク2なら2m」

「ランク3は、3mか」

「ランク3は、4mですが、同時発動で9つまでストックができます。つまり、36mくらいなら、普通に連続発動みたいなことができます。ランク2は、同時4つです。計算上は8mですが、そんなに広いものは必要ありません」

「ランク1だと探索魔法が使えないように聞える」

「イメージを膨らませることを忘れてはいけません。魔法発動後の挙動は自然と同じです。水球を発動、床面ギリギリに滑らせることによって、窪みに水が貯まったりするため、罠の発見の補助も可能です。水球も大きさの調整や形状の変更で1m以上も飛ぶ、飛ばせることができます。イメージですよ、イメージ」
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