遊ぶつもりでログインしたら、融合異世界という現実だった。

夜空のかけら

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第171話 誠と真名

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魔法学校での生活は、単に魔法を学ぶということだけではなく、今後パーティーを組むための準備と言える。

朝日、トーコ、誠と真名は、よく考えれば、あの町の出身者で占められており、同郷ということになる。

もちろん、その辺りは全員の共通人物が婆ちゃんのことだと分かってからだが。

そして、神隠しの本筋がトーコの辿った道と似通っていた。

「すると、誠くんと真名ちゃんは、同い年なんだ」

「はい」

「私もびっくりしました」

共に中学2年生だが、なぜか誕生日が早い真名ちゃんの方が妹。誠くんは、兄という立場。

「兄妹と言えば、聞こえが良いとお婆ちゃんは言っていました」

「婆ちゃん。何を言っているのか」

「ま、まぁ兄妹いないから、あの人。実は兄に飢えていたとか?」

「どうなんだかな」

誠と真名は、その婆ちゃんに通じる話を始める。


日常が当たり前だと思っていたある日。

朝は家族全員で朝食を食べるのだが、欠席者が1人。

数日前から本家の方へ巫女舞のために行っているお婆ちゃん。

巫女舞自体が特殊なのかどうか分からないけれど、男子禁制なんだとか。

たぶん、私も参加することになるんだろうな、と漠然と思っていた。

「真名、考えながら食べるのはよしなさい」

いけない。

見破られていたみたい。

「まぁ、まぁ、いいじゃないか。何か気になることもあったのだろう」

「何を考えていたかは、だいたい分かるけれど。そういったことは食べ終わってから聞けば良いのよ。まずは、食べることに集中」

「はい」

うちは、食事している間はテレビを見ない。

これは、朝食も夕食も同じ。

まずは、食べることに集中ということなんだけれど、お婆ちゃんの意見が通った結果。

何はともあれ、朝食を食べ終わらないと次の行動に移れない。

今日は学校へ登校する日なのだから。

お兄ちゃんと同じ学校へ行くのだけれど、同い年で中学2年生。

しかも、私が先に生まれていて妹。

1ヶ月遅れて、兄の誠。

小さい頃は、気にしなかったことが、最近になって周りから疑問視されている。

でも、誰かの憶測で半ば解消ぎみ。

再婚した、お兄さんの家族はみんな死んじゃって、妹夫妻の養子になった…などなど。

どちらかと言えば、好意的な反応。

ただ、暴力的な反応がどういうのかは、よく分からないけれど。

何はともあれ、良い環境というのかも。

成績は、兄妹そろって良い方。

これは、詩織と沙織の影響かも。

家庭教師の代わりをしてくれるので、勉強は得意になった。

そして、兄妹揃っての部活動が、ゲーム同好会。
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