超高速転生令嬢は、流行を追い越していく！

84回目 神獣は1体か？

私が助けた犬は、実はオオカミという神獣だった。

聖女となった時に、神獣を1体任される。

その神獣と意識を繋ぎ、国家の安寧を祈願するのだ。

しかし、

「私が真の聖女よ。あなたは、偽者。王子の婚約も破棄された将来は、処刑だけよ。国外追放？禍根を残すだけじゃない」

そう、私は王子から婚約を破棄された。

聖女だったのにも関わらず、神獣もいるのに…だ。

しかし、真の聖女と言った者も神獣がいた。

蝙蝠…その神獣は決して陽光の下には姿を表さない。

私は、次代の聖女によって、処刑された。

神獣？

いつの間にか、姿を消していたわね。

情が薄かったのかしら。