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2 招待状
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今日もネットゲームに入るべくログイン作業をする。
IDは、既に所定位置にセットしてあるので入力するのはパスワードだけだ。
「***************」
パスワードを送信して、いつもの通りのメッセージが出る。
「お帰りなさい。マイマスター」
そうそう、私のキャラクターネームはグリーンだ。
本名が、「飛鳥 みどり」なので、そこから取った。
何も考えていないとも言う。
メインの職業は、巫女のつもり。
職業は自由設定なので、特に転職システムなどはない。だから、故郷での役割から取ってきた。
そう、故郷の12家では巫女やっていた。
まぁ、あの故郷だと女性は全員が巫女になる資格があり、男性は全員が神官になる資格があるのだが。
特殊な場所で、他と時間の流れも違うし、ちょっとおかしなことが起きる。
ちょうど今の事のように。
「救援を求めています。異世界へ向いますか?」
うん、怪しいね。ここはやっぱり…。
「向いません」
「本当に?」
「本当に」
「申し出を受け取りました」
ほっとした。
ここで、向うと返答すると、異世界へご招待…ということになるんだろう。
戻ってくることができるか分からない旅なんてごめんだよ。
IDは、既に所定位置にセットしてあるので入力するのはパスワードだけだ。
「***************」
パスワードを送信して、いつもの通りのメッセージが出る。
「お帰りなさい。マイマスター」
そうそう、私のキャラクターネームはグリーンだ。
本名が、「飛鳥 みどり」なので、そこから取った。
何も考えていないとも言う。
メインの職業は、巫女のつもり。
職業は自由設定なので、特に転職システムなどはない。だから、故郷での役割から取ってきた。
そう、故郷の12家では巫女やっていた。
まぁ、あの故郷だと女性は全員が巫女になる資格があり、男性は全員が神官になる資格があるのだが。
特殊な場所で、他と時間の流れも違うし、ちょっとおかしなことが起きる。
ちょうど今の事のように。
「救援を求めています。異世界へ向いますか?」
うん、怪しいね。ここはやっぱり…。
「向いません」
「本当に?」
「本当に」
「申し出を受け取りました」
ほっとした。
ここで、向うと返答すると、異世界へご招待…ということになるんだろう。
戻ってくることができるか分からない旅なんてごめんだよ。
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