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31 ギルド登録
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案内された通り、建物の左側にあった階段を上って2階へ。
上がると1階とは違い静かな場所で、ギルド職員らしい人がカウンターで何かの作業をしている。その人に話しかけてみる。
「すみません。登録はこちらでできますか?」
「はい。冒険者ギルドへの登録でしょうか?それとも街ギルドでしょうか?」
「冒険者ギルドへの登録をお願いします」
ハジメは、何も言わずに頷いている。
「…パンフレット持参ですか。MQコードは持っていますか」
自分の手のひらをギルド職員に見せる。
「はい。確認しました。登録手数料は銀貨10枚(約1,000円)のところをMQコードで優待として手数料無料になります」
「それはありがたいです」
「それでは登録をしましょう」
ボードを2枚、私たちに渡してきて。
「このボードに必要事項を記入してください。必須は、名前と性別、職業とアピールポイントです」
「アピールポイント?」
「ギルド員でパーティを組む時の自己紹介みたいなものです。パーティを組まないなら、最初は“なし”でも良いですよ」
ハジメと少し話をして、2人以外の人をパーティに加えるのはよそうとなった。
忘れそうになるのだが、この世界へは融合したあとの世界で、巡視という仕事をしに来たのだから。
「では、なしにします」
「はい」
上がると1階とは違い静かな場所で、ギルド職員らしい人がカウンターで何かの作業をしている。その人に話しかけてみる。
「すみません。登録はこちらでできますか?」
「はい。冒険者ギルドへの登録でしょうか?それとも街ギルドでしょうか?」
「冒険者ギルドへの登録をお願いします」
ハジメは、何も言わずに頷いている。
「…パンフレット持参ですか。MQコードは持っていますか」
自分の手のひらをギルド職員に見せる。
「はい。確認しました。登録手数料は銀貨10枚(約1,000円)のところをMQコードで優待として手数料無料になります」
「それはありがたいです」
「それでは登録をしましょう」
ボードを2枚、私たちに渡してきて。
「このボードに必要事項を記入してください。必須は、名前と性別、職業とアピールポイントです」
「アピールポイント?」
「ギルド員でパーティを組む時の自己紹介みたいなものです。パーティを組まないなら、最初は“なし”でも良いですよ」
ハジメと少し話をして、2人以外の人をパーティに加えるのはよそうとなった。
忘れそうになるのだが、この世界へは融合したあとの世界で、巡視という仕事をしに来たのだから。
「では、なしにします」
「はい」
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