【ヤンデレ花屋の優しいお兄さんは貴方の為だけの花と愛を捧げます。】

一ノ瀬 瞬

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今日も貴方が開けるドアの先には、いつも優しく穏やかな 花屋の店主のお兄さんがいてー…

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【ヤンデレ花屋の優しいお兄さんは貴方の為だけの花と愛を捧げます。】


※1人称 2人称改変可能
※作者名(一ノ瀬 瞬)の表記をして頂けましたら幸いです。

※旧Twitter(X)に御連絡頂けましたら
宣伝等お手伝い致します故
ご一報などあれば嬉しゅうございます
※男女兼用台本(視点自由)
※読み手様の御想像に御任せ致します
※【】は背景描写です
※〔〕は仕草描写です
--------------------

【※開扉音
いつものドアベルが"チリン"と鳴り
聞き手がやってきたのを確認した貴方は
嬉しそうに聞き手に話しかけます※】

〔※花を剪定するハサミの切る音※〕

……おや?((*ハサミを置いて笑顔になる*))

…ふふ…"いらっしゃいませ"
どうぞ、ごゆっくり御過ごしくださいね


……なぁんて
"君と僕の仲"だもの…今更、硬いかな?
…はは。

…じゃあ改めて
((*咳払い*))
こんにちわ。ゆっくりしていってね

今日も花を見にきてくれたんでしょ?
君に見られると花たちも喜ぶんだ

大袈裟?…ふふ。そんな事ないさ

花だって…動かないけれど息をしている
生きてるんだよ。

水を上げれば喜ぶし
栄養を与えたら与えた分だけ元気になる
毎日毎日、愛情を込めて丁寧に育てれば

いつか必ず美しく咲く姿を見せてくれる
ちゃんとした"命"だから
誰かに見られる事も、褒められる事だって
花や植物には必要な事なんだよ

……って、また話し込んじゃった

…はぁ
花の話で熱中しすぎるのは僕の悪い癖だね。
治さなきゃと思ってはいるんだけど

いざ、君に会うと
ついつい楽しくて話したいことが
湧き出るみたいに止まらなくなっちゃって
…ごめんね?


〔※「そんな事ないです!謝らないで下さい
いつも話が聞けて嬉しいくらいです!」と
可愛らしく顔を赤らめてれながら話す聞き手
そんな聞き手に笑みが溢れる貴方※〕


はは…
ありがとう…本当に君は優しいね。

君は、いつも僕の長話に付き合ってくれる

優しいから気にしてないって言って
その優しさに甘えてばかりな僕だけど
たまには、僕も君を甘やかしたいな

甘えてるだけじゃ僕の気がすまないから…さ



〔※話を切り替えるように※〕


ねぇ
今日は店を少し早めに閉めるから
中で待っててくれないかな?

実はね君が気になってるって話してくれた店

そう。"隣町の洋菓子店"

僕は、花以外には詳しくないから
オススメにあった
"ギモーヴ"って言う菓子を買ってみたんだけど
どうしても君に食べて欲しくて…どうかな?
お茶していってくれるかい?


……ふふ、顔真っ赤だね…可愛い。
頷いてくれて嬉しいよ
それじゃあ、お茶の用意もするから
少しだけ待っててね


【※店を早めに閉め
店内で花に囲まれながら紅茶とギモーヴを出す
貴方は自分も席に座り幸せそうに
聞き手のギモーヴを食べる顔を見る※】

〔※紅茶を注ぎ、カップを渡しながら話す〕


どう…?
人気な洋菓子店みたいだったから
味は美味しいと思うんだけど

お菓子の趣味趣向は分かれるし…

…ほんと?美味しい…?

…ふふ…よかったぁ
近くで君の喜ぶ顔を見たくてね
少し遠出した甲斐があったかな


〔※ギモーヴが不思議な食感だと
驚きと美味しさの混ざった顔で不思議そうに
尋ねられる貴方※〕


あぁ…ギモーヴの食感と、感触の事か…。
確か…"ある感触"に良く似ているんだっけ
…まぁ。僕も納得したけど。


〔※「ある感触…?」と不思議そうに
尋ねられる貴方※〕


はは…何だと思う?

ふ…ふふ…一生懸命考える姿も可愛いね君は
…っと、忘れる所だった
ほら、ギモーヴにはね
少し苦めの珈琲が合うらしいよ

僕は紅茶しか飲めないけど…君は珈琲飲むかい?
わかった、今用意するね。


〔※飲むと言われ、
珈琲を用意し始める貴方〕


ところで、最近一緒に来ていた恋人さんとは
仲良くしてるの?どうなのかな?

……そう。
急に連絡が取れなくなっちゃったんだ。
それはそれは、"ひどい話"だね


((*声のトーンが冷たくなり
言い知れぬ歪な恐怖を纏います*))

今年で何人め?
君は周りに邪魔なハエが集(たか)りやすい

まるで甘い香りを纏わせる百合みたいだね

知ってるかい?
百合の花は腐ると悪臭を放つ
大抵の花は腐ろうが枯れようが目立たないのに
百合は主張も激しい花なんだ。

百合の花言葉は、色や品種が変わっても
「上品」「高潔」「純潔」「慈悲」「誇り」
こんな花言葉ばかり

((*↓小声で↓*))
だから、皆が惹かれて集まってしまうのかな

((*元のトーンに戻し*))

不思議だよね。様々な品種がある薔薇ですら
花言葉は変わり意味が被ることも少ないのに


〔※なぜ、
百合や聞き手の恋人の話になるのかと
聞き手が怯えを出し震えながら尋ねる〕


…なぜ…か。
なぜだろうねぇ…僕にもわからないよ

((*珈琲を出す*))

はい。お待たせ。
さぁ…遠慮せずに"飲んで"?


〔※貴方の威圧に逆らえず
珈琲を口にしてしまう聞き手※〕


…っと…危ないよ?
カップはしっかり持たなきゃ

…よいしょ…っと……きちんと座ろうねぇ
はは。

まるで僕の操り人形みたい
僕の思い通りにしか動けなくて

…本当…可愛いよ。


〔※聞き手は自力で座ることができなくなり
虚な状態で貴方に抱き抱えられ腕の中※〕


ほら、これなら落ちる心配もない
僕の腕の中が一番安全だね

さて、君の質問の答え合わせをしようか。
百合の話と…、
君の今まで付き合った恋人が消えた話

それから今は、体が動かない理由もかな?


((*頭を撫でながら心底嬉しそうに
猟奇的に話す貴方*))

体が、君の意志に反して全く動かないのは
僕の用意した珈琲に筋弛緩剤が入っていたから。

医者の友人からもらったものなんだけど
本当に良く効くんだね…ふふ。

二つめは、百合の話か
百合は君そのものを表している花だと思っているから
それと、百合には黒百合もあるが
黒百合の花言葉は「恋」と「呪い」

君と僕にぴったりな花じゃないか
君に恋している僕は、君の魅力に魅入られ
呪いのように愛と憎悪に塗れたまま
抜け出せないんだから…((*キス*))


最後は……君の"元"恋人達の話だったっけ?

君が僕の店に通うようになって
その度に恋人を連れてくる
その後は全員音信不通で行方不明になる

君も怯えていたくせに懲りずに
新しい恋人を作るから解体して始末するのは
毎回手間がいったよ。

捜査の手が回らないうちに
君の元恋人たちを処分しなきゃならないんだ
花の肥料にすることも考えたけど
花が穢れて腐りそうだったから

兄に頼んで中身全て手渡す約束で
協力してもらった。


ぁはは…涙流しちゃって
…そんなに嬉しいの?
君が喜んでくれて僕も嬉しいよ


ほら、お口を開けて
よく眠れるお薬だよ

これで、もう愛しい君が
穢れた他のハエどもに集られず
これからは僕とずぅっといっしょだ

君がこの店に初めて来たあの日から
僕は君を愛して愛して愛して…病まなかった
恋の呪いにかかってしまった
それでも、君がようやく手に入ったんだ
それだけで十分…それ以上は望まない

たとえ君が嫌がっても
君の世界はこの地球上、鎖に繋がれた部屋の
小さな世界の中なんだから。…って

もう眠っちゃったか…まぁいい
また起きたらゆっくり話せばいいからね


〔※聞き手を抱きしめ立ち上がる貴方※〕

あぁ、そうそう。
ギモーヴの感触の話

君は寝ているから聞こえないだろうけど
教えてあげる。

ギモーヴはね
人の内臓の感触にそっくりなんだって
僕も納得したっていったでしょ?
君のために
君にたかるハエどもを解体してる時
内臓を触った感覚が
あの柔らかくて癖になる感触が

確かにそっくりだったよ。

……起きたら、また君にも教えてあげるから
それまでいい子で眠っていてね

おやすみ…愛してるよ。
愛おしくて愛しくて憎たらしいほどに……ね…


*end *
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