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【今宵、バー・シトラスにて】
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【今宵、バー・シトラスにて】
一人称:改変可能
二人称:改変可能
※シリーズ構成ですが
単品でお読み頂いても大丈夫で御座います
【演者様の表現次第により変わる物語】を
目指しております
[ ]は語りかける相手の部分です。
ご自由に御使用下さい。
※1人称改変可能
※男女兼用台本(視点自由)
※読み手様の御想像に御任せ致します
--------------------
夜になるにつれて、この世界は色をつける
煌めく宝石箱のような世界
煌めいていく色は目を奪う程美しい
今日は一段と煌びやかに街が色めき
この季節、透き通り頬と指を赤く染める
そんな寒空の下
…今日の"お客様"は
寒空と煌めきから逃げるよう
今宵、このクラブ【シトラス】に…一人
『…?もうクローズドって書いてなかった?
生憎だけど今日は店は終い……』
[※相手は震えている]
『……はぁ……アンタ。
そこ、カウンター座って。
……良いから。早く座って。
今タオルと毛布持ってくるから。
【このまま放って返した】なんて知られたら
師匠と兄さん達になんて言われるか。』
『ほら、毛布。
その手じゃ一人で髪も拭けないか
ほら、大人しくして。
タオルで髪拭くだけでしょ
濡れたままだと風邪引くから。』
『?は?なんで優しくするのか……って
普通にびしょ濡れで店きた奴を常識的にも
放って突き放して置けないと思うんだけど?
ま、もし俺が放り出したとしても
そんな事したなんて師匠達に知られたら
俺は何をされるか分かったもんじゃない』
『……ね。まぶた、腫れてる。
赤くなっちゃって……泣いてたの?
だいぶ疲れてるみたいだけど。
アンタ何があったの?
今日の街、いつもより賑わってるみたいだし
アンタ一人でこんな冷たくなって
泣きながらこの店に来たなんて
理由。気になるじゃん』
[※相手はポツリポツリと
貴方に事情を説明しながら、また泣き出す]
『……ふぅん。
待ってた恋人が来なかった上に1時間以上
こんな薄着で……。
そりゃ泣きたくもなるね。
俺だったら乗り込みに行きたいくらいだけど
……ほら、髪乾いたよ。』
[※相手はお礼を言って帰ろうとする]
『待ちなよ
今日アンタは、俺の店に来た
……帰るなら。別に。
一杯飲んでからでも良いんじゃない?』
『さっ…きのは、少し冷たくしちゃった…
それはごめん。だから、そのお詫びにもさ
俺まだ、無愛想だから接客も修行中だけど
カクテルなら出せるし…味は補償する
……っ、ようは、俺の自己満足でいいから
一杯飲んでいきなよって言ってんの
さっきの態度は、俺人馴れしてないから…。
態度悪かった!
……こ、これで理由は十分でしょ。
ほら、ご新規様
……此方に、おかけください』
[※お好きに間をとり話しかけてください]
『恋人に、連絡はしたの?』
『してない?
………アンタ遠慮しすぎ。
こんな寒い中、1時間も待たされた上に
約束無しにされたんでしょ。
普通に考えて"あり得ない"から
俺だったら走ってでも迎えに行ってあやま…
…っ俺だったらってだけ!』
『……なんだ。笑ったら可愛いじゃん。』
『な、なんでもないっ……。
ここはアンタみたいに疲れた鳥が
一時羽を休めるための休息所
って…師匠達が言ってたな
このバーシトラスにいる時だけは
辛い事も悲しむ事も日々の疲れも忘れて
休みなさなさいって意味だったと思うよ』
『なんでそんな事、教えてくれたのか?
アンタが頑張りすぎてるって感じだから。
さっきも言ったけど、寒空の中で
1時間も待たされて
アンタこんなに震えるまで耐えて待ったのに
なんも連絡なし、謝りもないのに
さっきからアンタ相手を責める事もしない
多分、アンタいつもそんな性格で
色んなこと気負って背負って
我慢して努力しても誉められなくても
また、頑張る。その繰り返し
それだけ我慢して努力する人に見えたから
って…俺の主観だけど。』
『……これは兄さんの良く言う台詞だけど
…安心して。アンタの抱えてる
その辛さや苦しい、くろーい思いは
…俺のカクテル飲んで
この店に置いてっちゃいなよ。
ここで話した事は、
カクテルの氷が解ける頃には
アンタの中から消えちゃって
また前を向く後押しをするから
…そーいうイメージってこと…らしい。
……恥ずかしいからそんなニヤけないで。
……でもさ。そのままじゃ疲れ溜まっちゃう
感情や疲れってのは
爆発する前に吐き出すのが一番だって
よく言われるんだ
特に、アンタみたいな人は
抱え込みすぎていつか感情が爆発しちゃう
そのことにも気付けないほど
自分にご褒美与えたりもしない
飴を与えず鞭ばかり人生はアンタのもんだよ
アンタがアンタに優しくなきゃ
誰がアンタに優しくしてくれんの
アンタが休まなきゃ、
体も心も辛いまま壊れちゃうんじゃない。』
『な、泣き出すことないでしょ……、
いや……別に迷惑とかじゃないし…
……我慢せずに泣いていいんだけど
………そこまで溜め込んでたんだね
アンタは随分自分に厳しいんだね。
そこまで頑張ってるなら
たまには、優しく出来たらいいのに
……アンタが
その溜め込んだ感情の吐き出し方
わかんないって言うなら
俺に全部、カクテル飲みながら
話しちゃっていいと思うよ。
俺…無愛想だから話すより聞く方が楽だし』
『アンタが自分で自分に優しくできないなら
俺がアンタの話聞いて発散する手伝い位は
…出来るから。
とりあえずは今日は初回サービスって事で
アンタに似合うカクテル
俺のイメージで見繕うから。待ってて』
『はい、お待たせ。
今日のアンタへのおすすめ
「ネグローニ」
【もの静かでも頑張る行動タイプ】
っ…て意味のカクテル
今のアンタにはピッタリなんじゃないかな
アンタは頑張って報われなくても
陰から支えて頑張りすぎる
人は支えられすぎるとわからなくなっていく
アンタがどれだけ大事な存在か。
頑張る縁の下の力持ちってのは
かえりみられることが、あまりないもんだ
アンタは、それを当然って思うかもしれない
でも、アンタが向けるその優しさと頑張りは
誰かが必ず見てるから
だから、まぁ…普段は疲れたら、ここに
来ればいいけど、
一人の時はさ人に向ける分も、
たまにでいいから意識して、アンタ自身に
アンタのその優しさを向けてほしい
そんな想いを込めた特性のカクテル
ゆっくり飲んで気を楽に休めていけばいい
今日はクローズドの看板出したし
他に客も来ないゆっくりできるよ。』
『……?なんで少し顔赤いの?
熱でもあるの?大丈夫?』
『…?そう?平気?わかった…。
?お代?ああ…そうだね
そのカクテルのお代…
じゃぁ、また、アンタがこの店に来た時
アンタが本心から笑って
俺に話ができる様になる事でいいよ
次も来るのがお代』
『また笑った。………うん。悲しい顔より
アンタは微笑ってた方が可愛いよ
ゆっくり飲みなよ
誰もとらないし
味わいと香り見た目まで楽しんでもらうのが
カクテルってもん…って
師匠お兄さんが言ってたからさ』
『さっきも言ったけど、
ここは羽を休める場所
今夜、この場所だけはアンタを縛らない
しがらみも何もない
自由に、その肩に背負った重荷をおろして
羽を休めていきなよ
話…俺でもいいなら沢山聞けるし
聞く方が…俺は好きだから
今宵の出逢いに乾杯……なんて。』
一人称:改変可能
二人称:改変可能
※シリーズ構成ですが
単品でお読み頂いても大丈夫で御座います
【演者様の表現次第により変わる物語】を
目指しております
[ ]は語りかける相手の部分です。
ご自由に御使用下さい。
※1人称改変可能
※男女兼用台本(視点自由)
※読み手様の御想像に御任せ致します
--------------------
夜になるにつれて、この世界は色をつける
煌めく宝石箱のような世界
煌めいていく色は目を奪う程美しい
今日は一段と煌びやかに街が色めき
この季節、透き通り頬と指を赤く染める
そんな寒空の下
…今日の"お客様"は
寒空と煌めきから逃げるよう
今宵、このクラブ【シトラス】に…一人
『…?もうクローズドって書いてなかった?
生憎だけど今日は店は終い……』
[※相手は震えている]
『……はぁ……アンタ。
そこ、カウンター座って。
……良いから。早く座って。
今タオルと毛布持ってくるから。
【このまま放って返した】なんて知られたら
師匠と兄さん達になんて言われるか。』
『ほら、毛布。
その手じゃ一人で髪も拭けないか
ほら、大人しくして。
タオルで髪拭くだけでしょ
濡れたままだと風邪引くから。』
『?は?なんで優しくするのか……って
普通にびしょ濡れで店きた奴を常識的にも
放って突き放して置けないと思うんだけど?
ま、もし俺が放り出したとしても
そんな事したなんて師匠達に知られたら
俺は何をされるか分かったもんじゃない』
『……ね。まぶた、腫れてる。
赤くなっちゃって……泣いてたの?
だいぶ疲れてるみたいだけど。
アンタ何があったの?
今日の街、いつもより賑わってるみたいだし
アンタ一人でこんな冷たくなって
泣きながらこの店に来たなんて
理由。気になるじゃん』
[※相手はポツリポツリと
貴方に事情を説明しながら、また泣き出す]
『……ふぅん。
待ってた恋人が来なかった上に1時間以上
こんな薄着で……。
そりゃ泣きたくもなるね。
俺だったら乗り込みに行きたいくらいだけど
……ほら、髪乾いたよ。』
[※相手はお礼を言って帰ろうとする]
『待ちなよ
今日アンタは、俺の店に来た
……帰るなら。別に。
一杯飲んでからでも良いんじゃない?』
『さっ…きのは、少し冷たくしちゃった…
それはごめん。だから、そのお詫びにもさ
俺まだ、無愛想だから接客も修行中だけど
カクテルなら出せるし…味は補償する
……っ、ようは、俺の自己満足でいいから
一杯飲んでいきなよって言ってんの
さっきの態度は、俺人馴れしてないから…。
態度悪かった!
……こ、これで理由は十分でしょ。
ほら、ご新規様
……此方に、おかけください』
[※お好きに間をとり話しかけてください]
『恋人に、連絡はしたの?』
『してない?
………アンタ遠慮しすぎ。
こんな寒い中、1時間も待たされた上に
約束無しにされたんでしょ。
普通に考えて"あり得ない"から
俺だったら走ってでも迎えに行ってあやま…
…っ俺だったらってだけ!』
『……なんだ。笑ったら可愛いじゃん。』
『な、なんでもないっ……。
ここはアンタみたいに疲れた鳥が
一時羽を休めるための休息所
って…師匠達が言ってたな
このバーシトラスにいる時だけは
辛い事も悲しむ事も日々の疲れも忘れて
休みなさなさいって意味だったと思うよ』
『なんでそんな事、教えてくれたのか?
アンタが頑張りすぎてるって感じだから。
さっきも言ったけど、寒空の中で
1時間も待たされて
アンタこんなに震えるまで耐えて待ったのに
なんも連絡なし、謝りもないのに
さっきからアンタ相手を責める事もしない
多分、アンタいつもそんな性格で
色んなこと気負って背負って
我慢して努力しても誉められなくても
また、頑張る。その繰り返し
それだけ我慢して努力する人に見えたから
って…俺の主観だけど。』
『……これは兄さんの良く言う台詞だけど
…安心して。アンタの抱えてる
その辛さや苦しい、くろーい思いは
…俺のカクテル飲んで
この店に置いてっちゃいなよ。
ここで話した事は、
カクテルの氷が解ける頃には
アンタの中から消えちゃって
また前を向く後押しをするから
…そーいうイメージってこと…らしい。
……恥ずかしいからそんなニヤけないで。
……でもさ。そのままじゃ疲れ溜まっちゃう
感情や疲れってのは
爆発する前に吐き出すのが一番だって
よく言われるんだ
特に、アンタみたいな人は
抱え込みすぎていつか感情が爆発しちゃう
そのことにも気付けないほど
自分にご褒美与えたりもしない
飴を与えず鞭ばかり人生はアンタのもんだよ
アンタがアンタに優しくなきゃ
誰がアンタに優しくしてくれんの
アンタが休まなきゃ、
体も心も辛いまま壊れちゃうんじゃない。』
『な、泣き出すことないでしょ……、
いや……別に迷惑とかじゃないし…
……我慢せずに泣いていいんだけど
………そこまで溜め込んでたんだね
アンタは随分自分に厳しいんだね。
そこまで頑張ってるなら
たまには、優しく出来たらいいのに
……アンタが
その溜め込んだ感情の吐き出し方
わかんないって言うなら
俺に全部、カクテル飲みながら
話しちゃっていいと思うよ。
俺…無愛想だから話すより聞く方が楽だし』
『アンタが自分で自分に優しくできないなら
俺がアンタの話聞いて発散する手伝い位は
…出来るから。
とりあえずは今日は初回サービスって事で
アンタに似合うカクテル
俺のイメージで見繕うから。待ってて』
『はい、お待たせ。
今日のアンタへのおすすめ
「ネグローニ」
【もの静かでも頑張る行動タイプ】
っ…て意味のカクテル
今のアンタにはピッタリなんじゃないかな
アンタは頑張って報われなくても
陰から支えて頑張りすぎる
人は支えられすぎるとわからなくなっていく
アンタがどれだけ大事な存在か。
頑張る縁の下の力持ちってのは
かえりみられることが、あまりないもんだ
アンタは、それを当然って思うかもしれない
でも、アンタが向けるその優しさと頑張りは
誰かが必ず見てるから
だから、まぁ…普段は疲れたら、ここに
来ればいいけど、
一人の時はさ人に向ける分も、
たまにでいいから意識して、アンタ自身に
アンタのその優しさを向けてほしい
そんな想いを込めた特性のカクテル
ゆっくり飲んで気を楽に休めていけばいい
今日はクローズドの看板出したし
他に客も来ないゆっくりできるよ。』
『……?なんで少し顔赤いの?
熱でもあるの?大丈夫?』
『…?そう?平気?わかった…。
?お代?ああ…そうだね
そのカクテルのお代…
じゃぁ、また、アンタがこの店に来た時
アンタが本心から笑って
俺に話ができる様になる事でいいよ
次も来るのがお代』
『また笑った。………うん。悲しい顔より
アンタは微笑ってた方が可愛いよ
ゆっくり飲みなよ
誰もとらないし
味わいと香り見た目まで楽しんでもらうのが
カクテルってもん…って
師匠お兄さんが言ってたからさ』
『さっきも言ったけど、
ここは羽を休める場所
今夜、この場所だけはアンタを縛らない
しがらみも何もない
自由に、その肩に背負った重荷をおろして
羽を休めていきなよ
話…俺でもいいなら沢山聞けるし
聞く方が…俺は好きだから
今宵の出逢いに乾杯……なんて。』
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