90 / 116
あきらの彼女28
しおりを挟む
次の日。いつもより早く目が覚めてしまった。
携帯を見るとあきらから連絡が来ていた。
「みゆもう寝ちゃった?」ってメッセージの後に着信2回、その後「俺も寝るね。おやすみ!」ってメッセージ。
はぁ。あきらのこと信じたいのに変な妄想ばっかりしちゃう。連絡返すの気が重い。
「おはよう!寝ちゃってごめんね。」これだけで返信した。
返信してからすぐ電話がかかってきた。
何話せばいいか分からないよ。でも無視するのも変だよね。
「もしもし?」
渋々電話に出た。
「みゆ?良かった!昨日めっちゃ心配したんだよー!」
「そうだったんだ。飲み会はしゃぎすぎて疲れちゃって。ごめんね。」
「何か元気ない?大丈夫?」
元気がないのはあなたのせいです。笑
「・・そんなことないよ。ちょっと二日酔いなのかも。」
「珍しいね?いつもみゆ全然飲まないのに。そんなに昨日楽しかったの?」
何かあきらの声が少し怒ってる・・何であきらが機嫌悪くなるの?
「怒ってるの?」
「別に怒ってない。でも心配だったから。」
どっちが心配してると思ってるの?私は心配されるようなこと何もしてない。
「何が心配なの?普通にみんなで飲んでただけなのに。あきらが考えてることよく分かんない!」
私も少し怒った態度をとってしまった。
「だってさ。。」
「だって何?」
「昨日の飲み会誰がいたの?あいつもいたんでしょ?」
「メンバーは前に話した通りだよ?あいつって誰?」
話を聞くと合宿に参加していた友達の1人だった。
「もちろんいたよ!いつもいるメンバーなのにいきなりどうしたの?」
「俺あいつ気に入らない!」
あきらがこういうこと言うのってすごく珍しい。
「普通にいい子だよ?本当にどうしたの?」
「あいつみゆのこと狙ってる!」
「あはは、それはないよ。めっちゃ友達だもん!あきら勘違いしてる!」
「みんなで飲んでるときにみゆのこと可愛いって言ってるやつら何人かいてさ。そいつが1番力説してた!」
この状況でヤキモチ?あきらの考えが全然分からない。
「しかも帰りがけにさ。みゆのことちゃんと大事にしてんの?泣かせたら許さないからって言われたんだけど!」
それはあきらくんが暗い部屋に女の子と2人きりでいたからだよね?と言いたかったけど言えなかった。
「とにかくあいつみゆのこと狙ってるから!だからあいつのいる飲み会行く時は帰り道絶対電話して?」
だからどうしてこの状況でヤキモチ妬けるの?
「ねーあきらヤキモチ妬いてるの?」
「そうかも!」
素直な反応すぎてびっくり。
ヤキモチ妬いてくれるのはいつもだったら嬉しいんだけどね。今日は複雑な気持ち。
すごいモヤモヤする。もう思い切って勇気を出して聞いてみることにした。
「あのさ。あきら何か私に隠してることない?」
「隠してること?」
「合宿で何してたの?」
「みんなと飲んでばっかだったよ?」
「みんなと?」
「うん!いつものメンバーが多かったけどね」
「後輩の女の子達もいたんだよね?」
「カラオケ行ったやつらとずっと一緒だったから」
「ふーん。じゃあ女の子と2人きりの暗い部屋で何してたの?」
すっごく冷静なフリして聞いてるけど内心バクバクだったし、手が震えていた。
泣くのは我慢してるけど、気を抜いたら涙が止まらなくなりそうで声も震えてたと思う。
「え・・?」
「私の友達が見たって言ってたから。」
「やっぱりみゆの友達だったか。」
「何してたの?」
「何もしてない!」
「部屋に2人きりだったんだよね?」
「本当に何もしてない!」
「暗い部屋にいたんだよね?」
もう涙をこらえるのは無理だった。
ポロポロ涙が溢れてくる。
「みゆ!ごめん、疑われるようなことしてごめん、でも本当に何もしてない、、」
「じゃあどうしてわざわざ合宿中に2人きりになる必要があるの?電気まで消してさ。」
「ちゃんと説明させて?」
「・・・」
「みゆ?何も喋らなくていいから。だから俺の話聞いて?」
「・・・」
「確かにみゆの友達がドア開けたときは2人だった。でもね、最初から2人だったんじゃない。最初はみんなで同じ部屋で飲んでた。」
「じゃあどうして2人になったの?どうして部屋が暗かったの?」
「部屋は最初から暗くしててゲームやってた。」
「ゲーム?」
「ごめん。これは本当にごめん。王様ゲームみたいな感じのノリ。酒もみんな結構飲んでて酔っ払っててさ。俺だけ断ることできなかった。」
「・・・」
「正直に話す。ハグとかキスとか色々罰ゲームがあったけど、キスとかそういう浮気みたいなことはまじでしてない!俺はみゆがいるから無理ってそこだけはちゃんと断った!」
そいういノリ大っ嫌い。
でもそういう飲み会してる友達は周りにも普通にいたから、大学生のノリとしてはおかしくはないのかもなー。
シラケるかもしれないのに断ってくれたあきらを褒めるべきなの?
いやいや!彼女いるのにゲームでキスするような人とは付き合いたくないし、断るのは普通のことか。。
心の中で自分と会話してしまう。
「・・本当に本当に浮気はしてないの?」
「まじでしてない!!」
「誰ともちゅーしてない?」
「まじでしてない!!」
「本当に本当??」
「・・男とはした・・」
どこまでも正直なあきらだな。そこは別に怒らないよ。笑
「じゃあどうして2人きりになったの?」
「途中で眠いって脱落したやつが部屋がうるさいって他の部屋で寝始めてさ。どんどん少なくなって最後に2人になった。」
ここだけはどうしてもモヤモヤが残った。
でも、あきらが嘘をつけない性格なのは十分分かってるから浮気はしてないって信じることにした。
「もういいや。あきらが浮気してないって信じるよ。」
「みゆ本当にごめんなさい。泣かせてごめんなさい。みゆのこと泣かせて、俺あいつに殴られるかな?」
「殴られちゃえばいいのに!笑」
「何も言い返せない。。こんな話した後だけどさ、やっぱりあいつみゆのこと絶対好きだから!だから本当に要注意だから!」
「まじでこっちのセリフ!同じことしたら本当に怒る!要注意!」
「ごめんなさい。。」
「許してあげる!」
「ねーみゆ会いたい!今すぐ会いたい!」
こんなボロボロに泣いてたけど、まだ真昼間の出来事だったので、支度を済ませてあきらの家に泊まりに行くことになった。
「今日みゆに会えると思わなかったー!みゆ大好き!」
そういってあきらはずっと離してくれなかった。
狭い家なのに少し移動するだけでもついてくる。
座ってるときはずっと抱っこされる。
ご飯は外に食べに行ったけど、それ以外は本当にずっとくっつき虫だった。
お風呂も一緒に入って、身体も髪の毛も全部洗ってくれて、髪の毛も乾かしてくれる。
洋服も全部脱がしてくれるしパジャマにも着替えさせてくれる。
ベッドに入ってもずっと抱っこされたまま。
いつも以上に甘々なあきらだった。
携帯を見るとあきらから連絡が来ていた。
「みゆもう寝ちゃった?」ってメッセージの後に着信2回、その後「俺も寝るね。おやすみ!」ってメッセージ。
はぁ。あきらのこと信じたいのに変な妄想ばっかりしちゃう。連絡返すの気が重い。
「おはよう!寝ちゃってごめんね。」これだけで返信した。
返信してからすぐ電話がかかってきた。
何話せばいいか分からないよ。でも無視するのも変だよね。
「もしもし?」
渋々電話に出た。
「みゆ?良かった!昨日めっちゃ心配したんだよー!」
「そうだったんだ。飲み会はしゃぎすぎて疲れちゃって。ごめんね。」
「何か元気ない?大丈夫?」
元気がないのはあなたのせいです。笑
「・・そんなことないよ。ちょっと二日酔いなのかも。」
「珍しいね?いつもみゆ全然飲まないのに。そんなに昨日楽しかったの?」
何かあきらの声が少し怒ってる・・何であきらが機嫌悪くなるの?
「怒ってるの?」
「別に怒ってない。でも心配だったから。」
どっちが心配してると思ってるの?私は心配されるようなこと何もしてない。
「何が心配なの?普通にみんなで飲んでただけなのに。あきらが考えてることよく分かんない!」
私も少し怒った態度をとってしまった。
「だってさ。。」
「だって何?」
「昨日の飲み会誰がいたの?あいつもいたんでしょ?」
「メンバーは前に話した通りだよ?あいつって誰?」
話を聞くと合宿に参加していた友達の1人だった。
「もちろんいたよ!いつもいるメンバーなのにいきなりどうしたの?」
「俺あいつ気に入らない!」
あきらがこういうこと言うのってすごく珍しい。
「普通にいい子だよ?本当にどうしたの?」
「あいつみゆのこと狙ってる!」
「あはは、それはないよ。めっちゃ友達だもん!あきら勘違いしてる!」
「みんなで飲んでるときにみゆのこと可愛いって言ってるやつら何人かいてさ。そいつが1番力説してた!」
この状況でヤキモチ?あきらの考えが全然分からない。
「しかも帰りがけにさ。みゆのことちゃんと大事にしてんの?泣かせたら許さないからって言われたんだけど!」
それはあきらくんが暗い部屋に女の子と2人きりでいたからだよね?と言いたかったけど言えなかった。
「とにかくあいつみゆのこと狙ってるから!だからあいつのいる飲み会行く時は帰り道絶対電話して?」
だからどうしてこの状況でヤキモチ妬けるの?
「ねーあきらヤキモチ妬いてるの?」
「そうかも!」
素直な反応すぎてびっくり。
ヤキモチ妬いてくれるのはいつもだったら嬉しいんだけどね。今日は複雑な気持ち。
すごいモヤモヤする。もう思い切って勇気を出して聞いてみることにした。
「あのさ。あきら何か私に隠してることない?」
「隠してること?」
「合宿で何してたの?」
「みんなと飲んでばっかだったよ?」
「みんなと?」
「うん!いつものメンバーが多かったけどね」
「後輩の女の子達もいたんだよね?」
「カラオケ行ったやつらとずっと一緒だったから」
「ふーん。じゃあ女の子と2人きりの暗い部屋で何してたの?」
すっごく冷静なフリして聞いてるけど内心バクバクだったし、手が震えていた。
泣くのは我慢してるけど、気を抜いたら涙が止まらなくなりそうで声も震えてたと思う。
「え・・?」
「私の友達が見たって言ってたから。」
「やっぱりみゆの友達だったか。」
「何してたの?」
「何もしてない!」
「部屋に2人きりだったんだよね?」
「本当に何もしてない!」
「暗い部屋にいたんだよね?」
もう涙をこらえるのは無理だった。
ポロポロ涙が溢れてくる。
「みゆ!ごめん、疑われるようなことしてごめん、でも本当に何もしてない、、」
「じゃあどうしてわざわざ合宿中に2人きりになる必要があるの?電気まで消してさ。」
「ちゃんと説明させて?」
「・・・」
「みゆ?何も喋らなくていいから。だから俺の話聞いて?」
「・・・」
「確かにみゆの友達がドア開けたときは2人だった。でもね、最初から2人だったんじゃない。最初はみんなで同じ部屋で飲んでた。」
「じゃあどうして2人になったの?どうして部屋が暗かったの?」
「部屋は最初から暗くしててゲームやってた。」
「ゲーム?」
「ごめん。これは本当にごめん。王様ゲームみたいな感じのノリ。酒もみんな結構飲んでて酔っ払っててさ。俺だけ断ることできなかった。」
「・・・」
「正直に話す。ハグとかキスとか色々罰ゲームがあったけど、キスとかそういう浮気みたいなことはまじでしてない!俺はみゆがいるから無理ってそこだけはちゃんと断った!」
そいういノリ大っ嫌い。
でもそういう飲み会してる友達は周りにも普通にいたから、大学生のノリとしてはおかしくはないのかもなー。
シラケるかもしれないのに断ってくれたあきらを褒めるべきなの?
いやいや!彼女いるのにゲームでキスするような人とは付き合いたくないし、断るのは普通のことか。。
心の中で自分と会話してしまう。
「・・本当に本当に浮気はしてないの?」
「まじでしてない!!」
「誰ともちゅーしてない?」
「まじでしてない!!」
「本当に本当??」
「・・男とはした・・」
どこまでも正直なあきらだな。そこは別に怒らないよ。笑
「じゃあどうして2人きりになったの?」
「途中で眠いって脱落したやつが部屋がうるさいって他の部屋で寝始めてさ。どんどん少なくなって最後に2人になった。」
ここだけはどうしてもモヤモヤが残った。
でも、あきらが嘘をつけない性格なのは十分分かってるから浮気はしてないって信じることにした。
「もういいや。あきらが浮気してないって信じるよ。」
「みゆ本当にごめんなさい。泣かせてごめんなさい。みゆのこと泣かせて、俺あいつに殴られるかな?」
「殴られちゃえばいいのに!笑」
「何も言い返せない。。こんな話した後だけどさ、やっぱりあいつみゆのこと絶対好きだから!だから本当に要注意だから!」
「まじでこっちのセリフ!同じことしたら本当に怒る!要注意!」
「ごめんなさい。。」
「許してあげる!」
「ねーみゆ会いたい!今すぐ会いたい!」
こんなボロボロに泣いてたけど、まだ真昼間の出来事だったので、支度を済ませてあきらの家に泊まりに行くことになった。
「今日みゆに会えると思わなかったー!みゆ大好き!」
そういってあきらはずっと離してくれなかった。
狭い家なのに少し移動するだけでもついてくる。
座ってるときはずっと抱っこされる。
ご飯は外に食べに行ったけど、それ以外は本当にずっとくっつき虫だった。
お風呂も一緒に入って、身体も髪の毛も全部洗ってくれて、髪の毛も乾かしてくれる。
洋服も全部脱がしてくれるしパジャマにも着替えさせてくれる。
ベッドに入ってもずっと抱っこされたまま。
いつも以上に甘々なあきらだった。
0
あなたにおすすめの小説
大丈夫のその先は…
水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。
新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。
バレないように、バレないように。
「大丈夫だよ」
すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m
君と暮らす事になる365日
家具付
恋愛
いつでもぎりぎりまで疲れている主人公、環依里(たまき より)は、自宅である築28年のアパートの扉の前に立っている、驚くべきスタイルの良さのイケメンを発見する。このイケメンには見覚えがあった。
何故ならば、大学卒業後音信不通になった、無駄に料理がうまい、変人の幼馴染だったのだから。
しかし環依里は、ヤツの職業を知っていた。
ヤツはメディアにすら顔を出すほどの、世間に知られた天才料理人だったのだ!
取扱説明書が必要な変人(世間では天才料理人!?)×どこにでもいる一般人OL(通訳)の、ボケとツッコミがぶつかりあうラブコメディ!(予定)
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
たとえ夜が姿を変えても ―過保護な兄の親友は、私を逃がさない―
佐竹りふれ
恋愛
重なる吐息、耳元を掠める熱、そして——兄の親友の、隠しきれない独占欲。
19歳のジャスミンにとって、過保護な兄の親友・セバスチャンは、自分を子供扱いする「第二の兄」のような存在だった。
しかし、初めてのパーティーの夜、その関係は一変する。
突然降ってきた、深く、すべてを奪うような口づけ。
「焦らず、お前のペースで進もう」
そう余裕たっぷりに微笑んだセバスチャン。
けれど、彼の言う「ゆっくり」は、翌朝には早くも崩れ始めていた。
学内の視線、兄の沈黙、そして二人きりのアパート――。
外堀が埋まっていくスピードに戸惑いながらも、ジャスミンは彼が隠し持つ「男」の顔に、抗えない好奇心を抱き始める。
「……どうする? 俺と一緒に、いけないことするか?」
余裕の仮面を被るセバスチャンに、あどけない顔で、けれど大胆に踏み込んでいくジャスミン。
理性を繋ぎ止めようとする彼を、翻弄し、追い詰めていくのは彼女の方で……。
「ゆっくり」なんて、ただの建前。
一度火がついた熱は、誰にも止められない。
兄の親友という境界線を軽々と飛び越え、加速しすぎる二人の溺愛ラブストーリー。
思い出さなければ良かったのに
田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。
大事なことを忘れたまま。
*本編完結済。不定期で番外編を更新中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる