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大和との出会い4
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大和くんと連絡先を交換してから数日。
件数は多くないけど、毎日やり取りをしている。
今日はナツキカップルと大学の近くで夜ご飯を食べる約束。
3人でお店に向かい、大和くんとのやり取りをニヤニヤしながら報告。
「今日も大和くんイベントの準備してんの?」ってナツキに聞かれた。
「たぶん。。」
「じゃあさ、ここのご飯テイクアウトして差し入れしなよ!」
気が遣えるナツキらしい提案。
「迷惑じゃないかな?」
いつまで経っても守りの姿勢な私。
「大和くんライバルいっぱいいるんだから最初が肝心なの!イベントしたらもっとライバル増えるよ?今のうちに攻めなきゃ!」
ナツキのゴリ押しで『今日もイベント準備してる?』って連絡してみることに。
『今日もやってるよー。』って直ぐに返事をくれた。
『何時ごろまでいる?』
『全然わかんねー。けど今日も遅くなりそう。』
このやり取りをみて「はい決まりー!みゆ今から差し入れ届けにいってきな!」ってナツキ。
取り敢えずテイクアウトメニューを頼んで出来上がりを待つ。
「みゆ頑張っておいで!」
ナツキカップルに送り出されて1人大学へ向かった。
『今どこにいるの?』
歩きながらメールを送って大和くんの居場所を確認。
『いつもの場所!』
いつもの場所とは溜まり場のこと。
すっごいドキドキしながらも早足で向かう。
バタン!
すごい勢いでドアを開けてしまった。
その瞬間大和くんがこっちを向いた。
「え?みゆちゃん?どうした?」
「大和くん!はい、これ!」
「これは何??」
「いつも遅くまで残ってるから差し入れ。」
「びっくりしたー。でもすげー嬉しい!めっちゃ腹減ってた。」
「迷惑、、じゃなかった?」
「な訳ないじゃん!本当嬉しいよ。ありがと。」
頭をポンポンってされた。
ここで気付いたんだけど、大和くんしかこの場所にいない。
「みんなはどこ行ったの?」
「他の奴らは帰した。最近毎日遅かったから。」
「大和くんは帰らないの?」
「まだ終わってないことたくさんあるんだよね。だから俺はまだ帰れないんだわ。」
「えーそうなの?私も何か手伝うよ!」
「大丈夫だよ。みゆちゃんはもう帰りな?」
「私は大丈夫だよ。大和くん1人じゃん。」
後々知るんだけど、彼は誰かの負担になるならその分自分が背負おうとする人。
それで苦しむことも多々ある。
人が良いというか、不器用というか、そんな感じの人。
この時はまだ何も分からなかったから「大和くん頑張ってて偉いなー。」ってただただ思ってた。
「じゃあとりあえず差し入れもらうわ!みゆちゃんも食べよ?」
「私は今食べて来ちゃったんだ、、」
「そっか。1人で食うのも寂しいから良かったら付き合って?」
「じゃあ横で見てるね。笑」
「見られるのも恥ずかしいな(笑)けど付き合ってくれてサンキュー!」
大和くんと向かい合って机に座る。
ここでイベントへの想いとか仲間への想いとか熱い話をたくさん聞かせてくれた。
こんなに熱い人だったってことも知らなかったし、チャラいって聞いたこともあったけど実際は真面目な人なのかな?って思った。
大和くんがご飯食べてる間に手伝えることがないか聞いて、ほんの少しだけ作業を進めた。
誰にでもできる簡単な作業だったのに、「めっちゃ助かった!ありがとう!」ってすっごい優しい笑顔で顔をクシャクシャにしながらお礼を言ってくれた。
ご飯を食べ終わると「美味かったー!ご馳走様!」ってまたクシャクシャの笑顔を私に向ける。
今まではカッコよくてクールな印象だったから、顔をクシャクシャにして笑う姿がギャップすぎて、キュンキュンが止まらなかった。
「みゆちゃんまだ時間平気?」
「うん!大丈夫。」
「じゃあタバコ付き合って?ついでに送ってくわ!」
「大和くんは帰らないの?」
「もうちょっと進める!みゆちゃんの差し入れもあったから頑張れるよ!」
ニコニコ笑顔の大和くんが眩しくて直視できない。
喫煙所に着くと大和くんがタバコに火を付ける。
よく見るとこの仕草すら絵になってて本当にカッコイイ。
喫煙所の街灯が薄暗くてまたドキドキが止まらない。
「みゆちゃん、今日はありがとう。」
「ううん。大したお手伝いもできなくてごめんね。」
「めっちゃ助かったよ?」
「少しでも役に立てたなら良かった。」
「てか今日来てくれて本当に嬉しかった。」
「差し入れして良かった!」
ナツキにありがとう!!って心の中で何回もお礼を言った。
「みゆちゃんさ、イベント終わった次の週の平日どっか空いてない?」
突然のお誘い、、、、!!?
「え?え?えっとね、ちょっと待って?」
慌ててスケジュールを確認する。
「あはは、みゆちゃん可愛いな!そんなに焦らなくていいよ笑」
スケジュールを確認して大和くんと予定を合わせる。
「じゃあこの日空けといて?」
「うん!」
「約束な?」
「うん!」
何があるんだろう?
デートなんて期待してないけど、大和くんが誘ってくれたって事実が嬉しかった。
タバコを吸い終わると駅まで送ってくれた。
「じゃあ気を付けて帰ってね。本当に今日はありがとう!」
また頭をポンポンされる。
こんなことみんなにやってるのかな?女子は堪らないだろうな。
私もその堪らない女子の1人。笑
「こちらこそありがとう。準備頑張ってね!」
急いで改札に駆け込んだ。
もう少し一緒にいたかったとかそんな余裕はなかった。
バイバイした後は自分の姿が変じゃなかったかすぐに鏡で確認した
顔真っ赤じゃん•••。恥ずかしい•••。
頭の中に大和くんの顔がずーっと鮮明に残ってる。
カッコ良すぎてやばいよ。
今日のこと思い出すと電車の中でもニヤニヤが止まらない。
差し入れを提案してくれたナツキにお礼の連絡を入れて、大和くんにも『今日はありがとう。』って連絡を入れる。
家に着いてお風呂から上がった頃に『こっちこそありがと!今帰り道。』って大和くんから連絡。
『遅くまでお疲れ様』
『差し入れあったから今日は頑張れた』
『また何か差し入れ持ってくね』
『気遣わないで。てか後で電話していい?』
『うん。何時頃かな?』
電話!!?大和くんと電話するの??心の準備しなくちゃ、、慌てて髪の毛乾かしたりスキンケアを済ませた。
♪♪♪♪~指定された時間を少し過ぎて電話がかかってくる。
大きく深呼吸してから『もしもし』って電話に出る。
『みゆちゃん?急にごめんね?』
『大丈夫だよ。どうしたの?』
『家までちょっと距離あるから電話付き合って欲しくてさ。』
めちゃくちゃ嬉しい。
15分くらい大和くんのイベントや私の研究について軽く話した。
『もうそろそろ着くから切るね。まじでありがとう!またかけるわ!』
あっという間の15分。だけどすごく体力を使った。
大和くんと電話できた喜びとみんなにこんなことしてるのかな?って不安。
これ以上色々考えるとどんどんマイナスに考えて落ち込みそうだったから早く寝ることにした。
件数は多くないけど、毎日やり取りをしている。
今日はナツキカップルと大学の近くで夜ご飯を食べる約束。
3人でお店に向かい、大和くんとのやり取りをニヤニヤしながら報告。
「今日も大和くんイベントの準備してんの?」ってナツキに聞かれた。
「たぶん。。」
「じゃあさ、ここのご飯テイクアウトして差し入れしなよ!」
気が遣えるナツキらしい提案。
「迷惑じゃないかな?」
いつまで経っても守りの姿勢な私。
「大和くんライバルいっぱいいるんだから最初が肝心なの!イベントしたらもっとライバル増えるよ?今のうちに攻めなきゃ!」
ナツキのゴリ押しで『今日もイベント準備してる?』って連絡してみることに。
『今日もやってるよー。』って直ぐに返事をくれた。
『何時ごろまでいる?』
『全然わかんねー。けど今日も遅くなりそう。』
このやり取りをみて「はい決まりー!みゆ今から差し入れ届けにいってきな!」ってナツキ。
取り敢えずテイクアウトメニューを頼んで出来上がりを待つ。
「みゆ頑張っておいで!」
ナツキカップルに送り出されて1人大学へ向かった。
『今どこにいるの?』
歩きながらメールを送って大和くんの居場所を確認。
『いつもの場所!』
いつもの場所とは溜まり場のこと。
すっごいドキドキしながらも早足で向かう。
バタン!
すごい勢いでドアを開けてしまった。
その瞬間大和くんがこっちを向いた。
「え?みゆちゃん?どうした?」
「大和くん!はい、これ!」
「これは何??」
「いつも遅くまで残ってるから差し入れ。」
「びっくりしたー。でもすげー嬉しい!めっちゃ腹減ってた。」
「迷惑、、じゃなかった?」
「な訳ないじゃん!本当嬉しいよ。ありがと。」
頭をポンポンってされた。
ここで気付いたんだけど、大和くんしかこの場所にいない。
「みんなはどこ行ったの?」
「他の奴らは帰した。最近毎日遅かったから。」
「大和くんは帰らないの?」
「まだ終わってないことたくさんあるんだよね。だから俺はまだ帰れないんだわ。」
「えーそうなの?私も何か手伝うよ!」
「大丈夫だよ。みゆちゃんはもう帰りな?」
「私は大丈夫だよ。大和くん1人じゃん。」
後々知るんだけど、彼は誰かの負担になるならその分自分が背負おうとする人。
それで苦しむことも多々ある。
人が良いというか、不器用というか、そんな感じの人。
この時はまだ何も分からなかったから「大和くん頑張ってて偉いなー。」ってただただ思ってた。
「じゃあとりあえず差し入れもらうわ!みゆちゃんも食べよ?」
「私は今食べて来ちゃったんだ、、」
「そっか。1人で食うのも寂しいから良かったら付き合って?」
「じゃあ横で見てるね。笑」
「見られるのも恥ずかしいな(笑)けど付き合ってくれてサンキュー!」
大和くんと向かい合って机に座る。
ここでイベントへの想いとか仲間への想いとか熱い話をたくさん聞かせてくれた。
こんなに熱い人だったってことも知らなかったし、チャラいって聞いたこともあったけど実際は真面目な人なのかな?って思った。
大和くんがご飯食べてる間に手伝えることがないか聞いて、ほんの少しだけ作業を進めた。
誰にでもできる簡単な作業だったのに、「めっちゃ助かった!ありがとう!」ってすっごい優しい笑顔で顔をクシャクシャにしながらお礼を言ってくれた。
ご飯を食べ終わると「美味かったー!ご馳走様!」ってまたクシャクシャの笑顔を私に向ける。
今まではカッコよくてクールな印象だったから、顔をクシャクシャにして笑う姿がギャップすぎて、キュンキュンが止まらなかった。
「みゆちゃんまだ時間平気?」
「うん!大丈夫。」
「じゃあタバコ付き合って?ついでに送ってくわ!」
「大和くんは帰らないの?」
「もうちょっと進める!みゆちゃんの差し入れもあったから頑張れるよ!」
ニコニコ笑顔の大和くんが眩しくて直視できない。
喫煙所に着くと大和くんがタバコに火を付ける。
よく見るとこの仕草すら絵になってて本当にカッコイイ。
喫煙所の街灯が薄暗くてまたドキドキが止まらない。
「みゆちゃん、今日はありがとう。」
「ううん。大したお手伝いもできなくてごめんね。」
「めっちゃ助かったよ?」
「少しでも役に立てたなら良かった。」
「てか今日来てくれて本当に嬉しかった。」
「差し入れして良かった!」
ナツキにありがとう!!って心の中で何回もお礼を言った。
「みゆちゃんさ、イベント終わった次の週の平日どっか空いてない?」
突然のお誘い、、、、!!?
「え?え?えっとね、ちょっと待って?」
慌ててスケジュールを確認する。
「あはは、みゆちゃん可愛いな!そんなに焦らなくていいよ笑」
スケジュールを確認して大和くんと予定を合わせる。
「じゃあこの日空けといて?」
「うん!」
「約束な?」
「うん!」
何があるんだろう?
デートなんて期待してないけど、大和くんが誘ってくれたって事実が嬉しかった。
タバコを吸い終わると駅まで送ってくれた。
「じゃあ気を付けて帰ってね。本当に今日はありがとう!」
また頭をポンポンされる。
こんなことみんなにやってるのかな?女子は堪らないだろうな。
私もその堪らない女子の1人。笑
「こちらこそありがとう。準備頑張ってね!」
急いで改札に駆け込んだ。
もう少し一緒にいたかったとかそんな余裕はなかった。
バイバイした後は自分の姿が変じゃなかったかすぐに鏡で確認した
顔真っ赤じゃん•••。恥ずかしい•••。
頭の中に大和くんの顔がずーっと鮮明に残ってる。
カッコ良すぎてやばいよ。
今日のこと思い出すと電車の中でもニヤニヤが止まらない。
差し入れを提案してくれたナツキにお礼の連絡を入れて、大和くんにも『今日はありがとう。』って連絡を入れる。
家に着いてお風呂から上がった頃に『こっちこそありがと!今帰り道。』って大和くんから連絡。
『遅くまでお疲れ様』
『差し入れあったから今日は頑張れた』
『また何か差し入れ持ってくね』
『気遣わないで。てか後で電話していい?』
『うん。何時頃かな?』
電話!!?大和くんと電話するの??心の準備しなくちゃ、、慌てて髪の毛乾かしたりスキンケアを済ませた。
♪♪♪♪~指定された時間を少し過ぎて電話がかかってくる。
大きく深呼吸してから『もしもし』って電話に出る。
『みゆちゃん?急にごめんね?』
『大丈夫だよ。どうしたの?』
『家までちょっと距離あるから電話付き合って欲しくてさ。』
めちゃくちゃ嬉しい。
15分くらい大和くんのイベントや私の研究について軽く話した。
『もうそろそろ着くから切るね。まじでありがとう!またかけるわ!』
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