恋愛下手な私の今まで。

miyu.

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大和くんとの出会い16

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なんかあったかくて心地良いな~・・・・ってあれ!!!?

大和くんに膝枕してもらっておいて爆睡してしまった。

心地良いな~なんて呑気に目を覚ましたけど目が覚めた途端に気が気じゃない。

寝返りするフリして薄っすら目を開けて大和くんを見ると気持ち良さそうにスヤスヤ眠っている。

下から見ても整った顔。

ちょっと口が開いてて寝顔が可愛い。

いつまででも見てられる位可愛い寝顔。

トイレ行きたいけどこんな気持ち良さそうに寝てて起こしたくないなー。どうしようかなー。

しばらく様子を見てたけど全く起きる気配は全然なくて我慢の限界。

片手でしっかり私の身体をホールドしてくれてたんだけど、そーっと大和くんの腕を持ち上げて大和くんから離れた。

起こさずに無事に抜け出せすことができた!

急いでトイレに向かう。

手を洗った時にふと鏡を見て自分のヨレ具合に驚いた。

ファンデはヨレヨレ。目は薄っすらパンダ。眉毛も消えかけてる。

こんな顔見せれないよ。。

まさかオールになるなんて思ってなくてメイク道具持って来てない。。

仕方ないからハンドペーパーでファンデのテカリとパンダだけ直して、眉毛はなんとなくボカしてみる。。

せめてファンデだけでも持ってくるべきだったなぁ。。

部屋に戻ると大和くんはまだ寝ていて、そっと横に座ったら目を覚ましてしまった。

「ごめん、起こしちゃった?」

「あれ?みゆちゃんどっか行ってたの?」

「トイレ行ってきた。」

「そっか!今何時?」

「今4時過ぎくらいかな!?」

「まだ始発ないよね?」

「うん。もうちょっと。」

「てかさ!初日の出見に行かね?こんなとこいんのもったいない!」

「それ最高!見に行こう!」

大和くんと一緒に過ごせるなら、どんなことでも一緒に経験したい。

軽くでもお化粧直しといてよかった。

カラオケを出て、大和くんが案内してくれたのは街が見渡せる丘の様な所。

穴場なのか私達以外に人がいない。

コンビニでホットコーヒーを買って暖を取りながらしばらく待っていると朝日が登り始めた。

「わー!!キレイだねー!!」

初日の出ってあんまりちゃんと見たことなかったんだけど、こんなに感動するとは思わなかった。

朝日に照らされた大和くんがあまりにもカッコ良すぎて、思わず横顔をカメラに収めてしまった。

「おいー!みゆちゃん何撮ってんの?笑」

「初日の出と大和くん!笑」

「撮るなら言ってよー!ちょっとキメるからもう一回撮って?」

全然かっこつけるタイプじゃないのに、こうやってたまーにキメてくる大和くんが可愛い。笑

「いい感じ!じゃあ撮るよー!」

「撮れた?見せて?」

「どうぞ!」

「やべー!俺めっちゃキメてんじゃん笑」

顔をクシャクシャにして無邪気に笑ってる所も可愛い、、可愛すぎるよ。。笑

キュンキュンが止まらない。

「ちょっと!みゆちゃんも撮ってあげる!」

「私は大丈夫。お化粧取れちゃってるから恥ずかしい。」

「そんなの誰も気にしねーよ!じゃあ一緒に撮るか!カメラ貸して?」

大和くんが朝日をバックに2ショットを撮ってくれた。

「みゆちゃん全然写ってねーし!笑」

ヨレヨレの顔面が恥ずかしくて顔の半分はマフラーで隠していた。

「私はこれでいいの!」

「ふーん?みゆちゃんこっち向いて?」

「なに?」

カシャ!

不意打ちを取られてしまい、写真を見た大和くんが爆笑している。

「ちょっとー!めっちゃ半目じゃん、、ブサイクすぎる笑」

「ごめんごめん!今度は上手く撮るから!」

「もう撮らなくていい!カメラ返して?」

カシャ!

また撮られた。。

「おー良い感じ!俺センスあるわー」

大和くんが見せてくれた写真の中の私はすごく幸せそうに笑っていた。

ヨレ具合は置いておいて、私ってこんなに幸せそうに笑うんだ!って自分にビックリ。

昨日と今日でもっと大和くんが好きになっちゃった。

「なんか今年は良い一年になりそうだな!」

「そうだね!」

「じゃあ、俺今から今年の抱負発表しまーす!」

「えっ?いきなり?笑」

「今年は禁煙するぞーーー!!!!」

抱負ってそういうこと?絶対禁煙する気ないじゃん。しかもいきなり大声出すから驚いた。

ツッコミどころの多い大和くんの抱負。

「みゆちゃんもどうぞ?」

「えー私はいいよ。」

「初日の出見たら抱負言わなきゃ!」

「そんなルール初めて聞いた笑」

「今俺が決めたの!それではみゆちゃんの抱負!どうぞ!」

マイクを向けるジェスチャーをされてしまったら言うしかないな。

「今年は痩せるぞー!!!!」

「あはは!俺はガリガリよりぽっちゃりの方が良いけどね?」

「ぽっちゃり卒業してむっちりになるの!」

「むっちり?何が違うの?」

「ぽっちゃりは痩せろって怒られるけど、ムチムチボディは可愛いでしょ?」

「俺には違いが分からない笑」

「マシュマロボディになるの!」

「ガリガリはやめてよ?」

大和くんと話してたらあっという間に始発の時間を過ぎていた。

駅まで送ってくれるという大和くんとのんびり歩いていた時。

「俺さ、情けねーやつだけど、今やってる研究はマジでやってんだ!今年はもっと頑張ってイベントとかしてさ、一緒に活動してくれる奴らもっと増やしてーんだ!」

「大和くんって本当すごいよね!私も応援するし、手伝えることは何でもやる!」

「じゃあその時は甘えさせてもらうわ!」

「うん!いつでも頼ってね!」

「もう十分支えられてるけどな!」

そう言いながら頭をポンポンってしてくれた。

「これがもう一つの俺の今年の目標!さっきは恥ずかしくて言えなかった笑」

「全力で応援するね!」

そんな話をしてたら駅に着いちゃった。

初詣でに向かう人なのか、朝まで飲んでた人達なのか、駅は人でごった返していた。

「なんか人いっぱいいんね!俺らもこのまま出かけたいけどもう眠さが限界だわ笑」

「私も眠たい。今日は朝まで付き合ってくれてありがとう!」

「当たり前じゃん!じゃあ気を付けて帰ってね!」

「大和くんも!おやすみー!」

「おう!おやすみー!」

改札を入ったら急に寂しい気持ちがどっと溢れてきた。

さっきまで温かい気持ちでいっぱいだったのに。

次はいつ会えるかな?

そんなことを考えてたのに、座席に座った瞬間から帰りの電車は爆睡だった。
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