よくある悪役令嬢転生物語

ひろ

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始めてーの街!君と街!アハ↑

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 というわけで準備をし終わりました!今までは離れというかボロ小屋とも言えるような所で生活してたからなー。平民でもここより大分良いところに住んでるよ!多分!

 あっそうそう!私の住んでるところを教えよう。
①お屋敷の離れ。最初の三ヶ月だけはお屋敷の物置だった。
②めちゃめちゃボロボロの平屋で一応五部屋ある。そこに使用人と私がすんでいる。
③ボロボロ過ぎて歩くだけで床が義意義いいったり、床が抜けたりする。

ミミ「それでは旦那様が馬車を貸してくれなかったので、歩いていきましょう。」

 やっぱり姉妹だから、似てるなぁ。トゲトゲしてるところとか。

私「あい!」

 そうして歩いていると、ヒロインの母親つまり私にとっての継母的な感じの人に出会った。

継母「あら?どうしてこんな所に女の子が?。」

 ここは、純情そうな幼女を演じておこう。

私「あにゃちゃはだーりぇ(あなたはだーれ)」
継母「あら、私ということがまだ名乗っていなかったわね。ゴホン!私の名前はローサよ。公爵夫人のローサ⋅ムーンよ。あなたのお名前は?」
私「あちゃしにょおにゃまえはにぇ、れにゃっていうにょ(私のお名前はねぇ、レナつて言うの。)」
ローサ「そうなのねぇ。素敵なお名前ね!」

 レナは前世の名前だが、褒めてもらえるのはすごく嬉しい。

 と、思ったところで私の父親が登場しました。

ルイ「ローサ、どうしたんだ?っお前はどうしてここにいる。」
私「まちにいくにょ。えっちょにぇにいくにょ(街に行くの。えっとねに行くの。)」
ローサ「あら?二人知り合いなの?」
ルイ「いっいや。違う。」
私「うん!こーしゃくたまとはちりあいにゃの!(うん!公爵様とは知り合いなの!)」
ローサ「ルイ?そうなの?」
ルイ「...ああ俺の知り合いだ。」
ローサ「そう」
ルイ「ああ」

 ローサ様。優しそうな方でよかった。

私「じぁーにぇ。ありがちょうごじゃいまちた。(じゃあね。ありがとうございました。)」
ローサ「ええ!また会えたら嬉しいわ!」
私「あい!」

 そうしてやっと敷地から出た。

モモ「足大丈夫ですか?なんならだっこしますよ?」
ミミ「ちょっと私もお嬢様を抱っこしたいわよ。」
私「だっこちにゃくちぇだいじょーぶにゃにょ(抱っこしなくて大丈夫なの)」
モモ,ミミ「可愛い。拐われそうで怖い。」

 なにやらなにかいってるな?まあいいや。

 そんなこんなで街につきました。やっぱりこの世界は中性のヨーロッパみたいだな。所々から異国語が聞こえてくるな。...前世と同じような言葉が聞こえる。中国語や韓国語、アラビア語にイタリア語などなど...他にも色々聞こえてくる。ちなみに私は前世では有名な国、大きい国の言葉は完璧とまでは行かないが大方しゃべれた。あっ今、例にあげた国の言葉は全部わかるし、喋れるよ?

 とりあえず家具を作りたい。または家具が欲しい。
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