よくある悪役令嬢転生物語

ひろ

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別視点

別視点《セナ》

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《セナ視点》
 お嬢様、レイリーナ様は、生まれたときあまり泣かなかった。0歳の時点から、実の両親はいなかった、またはいなくなった。

 お嬢様は生まれたときからお美しかった。美しいかを一万人に聞いたとしたら、一万人が神々しいと答えるだろう美しさだ。旦那様や、元奥様も、見目麗しゅう人ではあったがそれだけだ。

 私から見たお嬢様について教えよう。
①神の使いのごとく美しさ。というかもう神だと思う。
②わがままをひとつも言わない。(もっと言って欲しい)
③旦那様から嫌われている。
④時々泣きそうな顔をする。
⑤大体敬語を使い、舌足らずの言葉を話す。
⑥怯えることがたまにある。
⑦ものすごく優しい。
⑧警戒心が強い。
⑨真面目で気が弱い。
⑩ご飯をあまりもらえていないため痩せている。

 といった感じだ。

 お嬢様が心配なのよね。いつか、壊れてしまいそうで。

 そう思いながら一歳になったお嬢様との今日が始まる。

お嬢様「しぇにゃ、いちゅもありあとーごじゃいまちゅ。」

 キュン

私「お嬢様が可愛すぎる。本当に私と同じ人間なの?」

 思わず声が漏れる。

 あっお嬢様が困っている。そんな顔も美しい...じゃなくて、ちゃんとしなくちゃ。お嬢様にお仕えすることもあと一年なのだから。そのための侍女集めももうすぐ終わりだからね...。でも少し悲しいし、寂しいな。

 お嬢様と離れたくない自分とお嬢様なら大丈夫だと言う自分と旦那様からは逃げられないと言う自分が頭の中でぐちゃぐちゃになっている。

 それでも私は変わらない。お嬢様から離れない。少なくともあと一年は離れない。離れたくない。
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