黄金の檻、血塗られた再会

AzureHaru

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第三章:偽りの皇女、真実の鎖

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「今日からお前がアステリアだ。……お前の『母』とやらを殺した者は処刑した。それで矛を収めろ」

ヴィルヘルムは非情を装い、リゼを豪華な離宮へ閉じ込めた。
リゼは知らない。かつて皇后エレナが、魔法で死を偽装してまで自分を逃がしてくれたことを。
ヴィルヘルムも知らない。目の前の少女が、自分が死んだと信じ込ませていた「もう一人の娘」であることを。
リゼは誓う。この豪華な牢獄を、いつか必ず焼き尽くすと。
皇帝は誓う。二度と、この面影を逃しはしないと。
すれ違う二人の絆は、血よりも濃い憎しみから編み上げられていく。
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