異世界ウサギ紀行 ー 最強鎧の神装鎧月兎が羞ずかし過ぎる!?

花咲一樹

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第一章

兎11羽 聖剣と最強鎧で最強装備はダメ出しですか

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 僕の腕時計はまだ午後の3時だが、この世界では少し日が傾き夕方に差し掛かろうとしていた。
 二人でソファに並んで座っている。


「楮山さんはお爺さんから何を貰ったんですか?」

 うわ、ヤッパリその話し来るよね(汗)。僕の慌て顔を見て、はっとなった四ノ宮さんは「先ずは私から見せますね」とフォローしてくれたが、まぁ見せる事になるのだろう……あれを……。

「銅色のカプセルが3つ出ました。中身は革の水袋、革の靴、革の手袋でした。銀色カプセルは4つでお醤油一升、治癒ポーション5本セット、大きい寝袋、革の鎧(防御率+5%)でした。金色カプセルは2つで、クロスボウ(命中率+30%)と魔法のロープ10m、最後に紫のカプセルでななんとなんと聖剣グラムアルキュルス!!!」

 四ノ宮さんが空間収納袋から出した黄金に輝く大剣。刃先にはルーン文字が浮き出ている。鍔の装飾も美しく神々しい。
 聖剣エクスカリバーと肩を並べる聖剣グラム。ファフニールを殺したドラゴンスレイヤー属性に加えてアルキュルスという謎の付与が有るようだ。

「凄い!カッコイイ!何これ何これ!!!」

 興奮する僕、「えへへ~」とテレ自慢する四ノ宮さん。

「くぅ~!聖剣とか聖剣とか聖剣とかって羨ま過ぎだよ!!!」

「貰ったスキルも縮地だから、私って以外とやれるかなぁ」

「しゅ、縮地ィーーーッ!当たりスキルじゃん!」

「まだ1mぐらいしか動けないんですけどね」

「レベルが上がれば移動距離も増えると思うよ。ただ縮地は対人戦だとカウンター狙われるから、ジグザグ移動とかダブルアクセルとか色々練習しないとね」

「カウンター……ですか?」

「うん。例えば縮地で正面から斬り掛かられると分かれば、剣を突き出しておくだけで勝手に刺さってくれるでしょ」

「あっ。………私防具が弱いから……」

 四ノ宮さんの防具は革装備だ。縮地で加速されたカウンターに耐えられとは思えない。

「……僕の鎧を貸そうか?女性物だし……」

「えっ、いいんですか!」

「パーティーを組むって条件が付くけど、異世界最強の鎧だよ。神装鎧月兎。完全防御、マルチカラーでフリーサイズ、全年齢対応で軽くて動きやすい。アクティブディフェンスや光学迷彩、次元連動システムのオプション付きだよ」

「そ、そんなに良い物を借りちゃっていいんですか!?」

 そして僕は異世界最強の神装鎧を取り出した。


 ♢


「…………………変態ですね(怒)」

「…………………シンソウヨロイダヨ?」

「…………………死んで下さい(怒怒)」

「…………………イセカイサイキョウヨロイダヨ?」

「…………………バニーガールですよね(怒怒怒)」

「…………………シンソウヨロイダヨゲットダヨ?ゲットヲゲットダゼ~?」

「…………………(怒怒怒怒怒怒怒怒怒)」

 豪華な絨毯の上にはウサ耳のカチューシャ、青い宝石の付いたゴシックチョーカーに白いカフスと手袋、白いモフモフの付いた赤いレオタードに黒の網タイツ、可愛い小さなリボンが付いたハイヒールが並べられている。

「チャクソウゲットトトナエルト、イッシュンデキレルンダヨ?」

「つまり私がクルクル回って裸になって、バニーガールに着変わるんですね(怒ピクピク)」

 し、四ノ宮さんがクルクル回って裸に………う、うん、とても重要な映像効果だ!

「「……………………………」」

「……楮山さん………鼻血出てますよ………(怒怒怒)」

 はっ!いやいや、あれあれ、男子高校生には過激な映像効果だったようだ。

「ち、違う、そんな映像効果無いから~!」

 ジトーーーーーーーーーーッ

 四ノ宮さんのジト目が痛ひ~~~~~~(涙)。

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