異世界ウサギ紀行 ー 最強鎧の神装鎧月兎が羞ずかし過ぎる!?

花咲一樹

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第二章

兎26羽 白兎は僕の趣味?いやいや冤罪ですよ!

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「「メザシぃの兄弟が~海~の中~♪」」

 キョウカさんとマリヤさんが森の中を歩きながら、多分昭和のヒットソングを歌っている。マリヤさんは流石魔法使いだけあって、キョウカさんが歌っていた歌を直ぐに覚えて、一緒に歌っていた。

 パーティーに入りたいと言ったマリヤさんをキョウカさんが二つ返事で入れてあげた。現代(昭和)で一人寂しく生きてきたキョウカさん。腐れKP野郎に襲われたその日の夜、宿屋のベッドに腰掛け、現代での出来事を話してくれた。勿論僕はキョウカさんを信じている。

 森の手前の方では薬草はなかなか見つからないので、僕達は森の奥へと歩いて行った。

「「大きく~なった~らシ~シャモに~♪」」





「だ、だ、大丈夫なんですか……こんな森の奥に来ちゃいまして……」

 背の低いマリヤさんが、身丈よりも大きい魔法使いの杖にしがみ付きぶるぶる震えている。小学生ぐらいに見えたマリヤさんは、僕らと同じ16歳だったのには吃驚だ……。

「大丈夫だよ。この辺はモンスターが出てもゴブリンかコボルトぐらいだから」

「で、で、出るんですね!」

「出ると言っても少しだよ」

 怖がりなマリヤさんにそう言ったのがフラグだった?





「全然少しじゃないですよ~!」

 森の中で薬草採取をしていた僕達は、ゴブリンの集団に囲まれてしまっていた。ざっと見ても10匹以上はいる。更に奥に一体大きなホブゴブリンがいた。

「流石にこの数は不味いかな……」

「どうしますソウマ君」

 僕とキョウカさんは、何だかんだでステータスが高い。少しぐらい攻撃を受けても即死とかは無いだろう。でも魔法使いのマリヤさんはHPが少なそうだ。即死も有り得る。

「……アレをマリヤさんに着せようか?(汗)」

「……………命には代えられませんよね(汗)」

「マリヤさん!着装月兎と心の底から唱えるんだ!」

「えっ?」

「いいから早く!」

「は、はい!着装ぉ月兎ぉ!!!」

 マリヤさんの体が眩く光る。ゴブリン達が一瞬怯んだ。

 光が消えてマリヤさんは月兎を着装していた……。キョウカさんがジト目で僕を見る……。

「…………ソウマ君の趣味?(ジト~)」

「ち、違う!絶対違う!違うよ~~~~!」

 ピンクのレースのリボンが付いた可愛いウサ耳カチューシャ。
 ピンクの宝石を付けた白いレースのチョーカー。
 ピンクのモフモフが胸元に付いた白のレオタード、更にピンクのレースの短いスカートに腰には大きなリボンが巻かれている。
足はピンクと白の縞々ロングニーソに白い厚底ブーツ。
 手には肉くゅう付のアニマル手袋…………。
 紫色のツインテールと背中の白いリボンが風になびく。

 どっからどう見てもロリバニー魔法少女が其所に立っていた……。レースのスカートからチラッと見える白いレオタードがパンチラ感をかもし出してやばい!

 違う!違うよ!僕の趣味じゃないよ!

「きゃ~~~~~!何着せちゃってるんですか~!ロリロリじゃないですか~!ソウマさんは変態さんだったんですね~~~!」

 違う!僕じゃない!冤罪だ~~~~~~ッ!

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